ハロウィンの魔女達2
つくしのお願いには滅法弱い3人、、、
早速、鏡の中に飛び込んで、人間界のハロウィンウォークに紛れ込みます、、、
滋「毒りんごは要らんかね~
美味しい、美味しい毒りんご~」
優希「滋お姉様!
毒りんごって自分でバラしてたら、誰も欲しがりませんって!」
滋「仕方ない、自分で食べるか♪
Ψ(`∀´)Ψケケケ
優希も1つどう? キャハハ♪」
優希「《笑いりんご》を食べましたね!
嫌ですよ! それは、《泣きりんご》じゃないですか!
もう! これ、《声変わりりんご》にします!
『ワレワレハ、ヴォーグダ、テイコウハ ムダダ、オマエヲドウカ(同化)スル、、』、、、」
滋「キャハハ(*≧∀≦*)♪ 」
桜子「つくしにゃんこ、桜子とペアなんですから、桜子から離れてはダメですよ♪
・・・って言ってる側から、どこ行っちゃったの~?
つくし~~」
あきら「おい、あそこの魔女達のコスチューム、本格的で目立っているな♪」
総二郎「なかなかスタイルも良さげで、早速行きたいところだが、3人じゃあ、一人溢れちまうな!
俺は、白雪姫を頂くぜ♪」
あきら「俺は、魔女のキキにする♪」
総二郎「じゃあ、笑い上戸の魔女は、司と類で話し合えよ♪」
類「3人じゃないよ、全部で4人いたよ♪
一人は、迷子になったみたいだから、俺が捜しに行くね♪」
あきら「じゃ、司! 来いよ!
今夜の獲物は美味しそうだぜ♪」
総二郎「司、あの豪快な魔女なら、お前も脱チェリーさせてもらえそうだぞ♪」
司「・・・・・〃〃〃」
類「ねえ、そこの黒猫ちゃん、迷子になったみたいだね♪
一緒に捜してあげようか?」
つくし「・・・〃〃〃」
うわあ! 綺麗な瞳♪ まるで、私の宝物のビー玉みたい♪
類「あんたの瞳のほうが綺麗だよ♪
キラキラしてて、吸い込まれそうな大きな黒い瞳♪」
へっ!? 私、口に出してた?
類「ふふ、丸聞こえだよ♪
可愛いい唇には、チュッ♪」
!!!・・・〃〃〃〃〃
い、いきなりキス~!?
類「だって、ハロウィンだよ♪
トリックオアトリート♪
お菓子持ってないでしょ♪
だから、チュッ♪チュッ♪」
な、なんで、また~!?
類「だって、可愛いいから♪
何度でも、チュッ♪チュッ♪チュッ♪」
!!!・・〃〃〃〃
類「ねえ、迷子の可愛いい黒猫ちゃん、俺が飼い主になるよ♪」
へっ!? 何をおっしゃるビー玉ん?
初めて会ったばかりの見知らぬ相手に?
類「俺は、類、花沢類、、、
あんたは?」
つくし「つくし、、、です、、、」
類「姓は?」
つくし「えっ? 一応、女性、です、、」
類「ぷぷっ、それ、受ける~♪
《姓は?、、女性です》
ぷぷっ、最高♪」
笑いの壺に入ったらしく、いつまでも笑い続ける類、、、
お腹を抱えて、涙を浮かべて笑い続ける類、、、
姓は、もうどうでもいいや♪
すぐに、花沢つくしになるんだし♪
つくし「・・・ねえ、姉達が心配して、私を捜してると思うんです、、、
一緒に捜してくれるって、さっき言ってましたよね!?」
類「ふっ、勿論♪
さっ、おいで、つくしにゃんこ♪」
恋人繋ぎで歩き出す類、、、
うわあ、歩くの、早過ぎ!
他の人にぶつかっちゃう~
類「ん? ごめん♪
早く二人になりたくて、急ぎ過ぎちゃったか!?」
ヒョイとつくしをお姫様抱っこして、急ぐ類、、、
???
お姉様達を一緒に捜してくれるって言ってたのに、二人になりたくてとは???
ああ、誰かと待ち合わせしてるのね、、、
だから、急いでお姉様達を捜して、その後、早く待ち合わせ場所に行きたいのね♪
なんて優しいビー玉ん♪
!? 恋人と待ち合わせしてる?
そ、そうよね、こんなに素敵なんですもの、きっと綺麗な人なんでしょうね、、
あれ? ちょっと胸が苦しい、、、
まだ何も食べていないのに、胸焼け?
類「クスッ、俺には恋人はいないよ♪
今まで恋人にしたいと思ったこともないし、、
でも、今日から、つくしにゃんこが俺の恋人に決まり♪
チュッ♪
まだ何も食べていないらしいから、先ずつくしにゃんこに美味しいものをご馳走するね♪
チュッ♪チュッ♪」
つくし「えっ? 美味しいもの!?
やっぱり、ハロウィンって美味しいものだったのね♪」
急にキラキラが増した黒いつぶらな瞳、、、
ふ~ん、つくしにゃんこには、餌付けが有効と、、、
花沢のリムジンに大切に乗せられ、何処に行くのかつくしちゃん~
電話であれこれ料理をリクエストしている類を、ワクワク見つめるつくしにゃんこ、、、
美味しいものには、罠があるって、今夜類から、とことん体に覚えさせられるつくしにゃんこでした、、、