ハロウィンの魔女達6
類「ねえ、つくしにゃんこ、今日から俺が飼い主だからねっ♪
飼い主の言うことには、ちゃんと従うんだよ♪
その代わり、美味しいものを一杯食べさせてあげるからねっ♪
(俺のものもしゃぶらせてあげるし、、、)」
つくし「ハロウィンのお料理、楽しみにゃ~ん♪
でも、あんまり遅くなると、お姉様達が心配するにゃん、、、」
類「俺の友達が、お姉様達の面倒を見てるから、大丈夫♪
つくしにゃんこは、俺がお世話するって連絡してあるし、、、
つくしにゃんこの携帯を見てごらん、
きっと連絡が入ってるよ!?」
《携帯を魔法で操作するのなんか、簡単♪》
つくし「あっ! ホントだにゃん!
ちゃんと家まで送ってもらいなさいってにゃん♪
類にお願いしてもいいのかにゃん?」
類「つくしにゃんこのお世話は、(一生)俺に委せな♪」
つくし「ありがとうにゃん♪
お姉様達は、各々今夜のナイトがお世話してくれるって♪
あのね、お姉様達は、毎年お姉様達だけで、パーティに出て、お泊まりまでしてくるにゃん♪
私は、子供だからって、今までは、ハロウィンウォークだけにゃん、、、
だから、初めての大人のハロウィンにゃん♪
パーティにも連れてって欲しいにゃん♪」
類「あい、美味しいもの食べたら、大人のパーティだね♪
大人のパーティでは、ダンスしたり、歌ったりするんだよ♪」
《俺の部屋で二人きりのパーティ♪》
《腰を振るダンスに、どんな声で啼き囀ずるのか楽しみだよ♪》
つくし「ワアッ! 忍者屋敷みたいにゃん~♪」
類「ほら、美味しいものが待ってるよ♪」
恋人繋ぎで、引き摺られて行くつくしにゃんこ、、、
ドナドナにゃお~ん♪
つくし「凄いにゃん!
これ全部食べてもいいにゃん?
あれ? 類は食べないにゃん?」
類「俺は、後で(つくしを)タップリ食べるから、ここのは、全部お食べ♪」
つくし「えっ? まだ後でご馳走があるのにゃん?
それなら、もうここのは、ご馳走様するにゃん♪」
類「つくしにゃんこは、食欲旺盛で、アッチも盛んなんだ~♪」
つくし「うん? アッチってどっちにゃん?」
類「あい、コッチだよ♪
つくしにゃんこ、おいで♪」
あーLaLa、こLaLa♪ 行っちゃうんだ、行っちゃうんだ♪
つくしにゃんこの正真正銘の処女、危うし!!!
類「コッチだよ♪
つくしにゃんこ、これお飲み♪」
つくし「あっ、ありがとうにゃん♪
ここ、殺風景だにゃん?
ベッドしかないにゃん?」
《媚薬のジュースの効果が出てくるまで、魔法で遊んでおきますか!》
類「そだね♪
つくしにゃんこが、インテリアを考えて♪」
つくし「うん! だったら、天蓋付きベッドがいいにゃん♪
この窓際には、籐のブランコを吊り下げるにゃん♪
床暖房だけど、何処ででも寝っ転がれるように、フカフカのラグを敷いて、あちこちにフリフリのクッションを置いてにゃん、、、
そっちの壁に暖炉があったらいいにゃん♪」
《そうだね!鏡張りの天蓋がいいな!》
《ついでに、壁を全部鏡張りにするか♪》
《ブランコかぁ! いいこと考えた! 》
《暖炉の前にフカフカのラグを敷いて、そこでつくしを抱くのもいいな♪》
類「あい、分かった♪
つくしにゃんこは、見てて!」
パチッと類が、指を鳴らすと、、、
!!!!!
部屋が、一瞬にして変わりました!
天蓋付きのキングサイズのベッド、窓際に籐のブランコ、暖炉にフカフカのラグ、あちらこちらにフリフリのクッション、、、