loveofruiのブログ

リダの類が好きで好きで好き過ぎで、とうとう妄想世界の住民になりました。定期的な更新は仕事柄できませんが、お目汚しとスルーして頂けば、幸いです。
R付きの話を全て下げました。話が続かないところは、ごめんなさい。

愛は惜しみ無く奪い与える41B


そこは、、、



シュノンソーもかくやの城の一室だった!




「rui様、いつもの画家が参りました」


声をかけられ、振り向けばロココ風衣装の召し使いらしき女性が控えていた、、、


「・・・幸枝さん?」


驚いたつくしが俺を物問いたげに見上げる、、、


その女性は、髪の色が違うだけで幸枝

にそっくりだった、、、



「あの、rui様?


お通ししてよろしいでしょうか?」



気が付けば、この部屋には、あの絵に描かれたカウチと同じカウチがあり、側には布の掛かった大きなキャンバスが、、、


歩み寄り、キャンバスの布を捲ると、現れたのは未完成ながらあの絵だった、、、


「rui様? 」


あの絵に、いや、この絵に纏わる家訓を思い出した俺は、冷静に冷静にと自分に言い聞かせて、、、


未だに事態を呑み込めていないつくしに、大丈夫と微笑みかけ、、、


「ここに案内して♪


後、お茶の用意もね!」


お辞儀をして、退室する幸枝似の召し使い、、、


「つくし、信じられないだろうけど、どうやら、過去にタイムワープしたようだ、、、


今は俺を信じて俺に任せて♪


必ず駿のところに帰るから!」


潤んだ瞳で俺を見詰め、こくりと可愛いく頷くつくし、、、



やがて、画家が入ってきて、丁寧にお辞儀をする、、、


「rui様、アンジュ様、本日もよろしくお願い致しますです♪


後、数日で仕上がりますが、私の最高傑作間違いなしと自負しておりますですよ♪、、、」


画家が布を取り去ると、その絵にはカウチに座るつくしとつくしに寄り添うようにカウチの側に立つ俺の姿が!!!


先程捲っただけでは全体が分からなかったが、絵が違っている!!!


「では、アンジュ様はこちらにどうぞ、、


rui様はここにお立ち頂いて、アンジュ様の肩にこちらの手を置いて、、、」


しばらくは甲斐甲斐しく、つくしのドレスの裾を直したり、俺の立ち位置を直したりして、ようやく満足がいったのか、絵筆を動かし始めた、、、


「本当にお美しいこと!


国一番の美しい御夫婦を描く栄誉をくださり、画家冥利に尽きますです、、、


厚かましいお願い事でありますが、いつかお二人のお子様を描く栄誉を頂けましたらと、、、」


実は、もうベビーがいるんだけどね♪


ポッと紅く染まった顔で俺を見上げるつくし、、、


ダメだよ♪


また、そんな可愛いい顔で俺を見上げて、、、


すぐ、画家なんかを帰してしまって、可愛がりたくなっちゃうじゃん♪



・・・・・・・・・・・・・・



「さっ、お疲れになりましたでしょう!


お食事のご用意があちらに整っております♪」


幸枝似の召し使いの案内でダイニングへ、、、



いつものように、類の膝に抱かれて食事をするつくし、、、


「ねぇ、これって本当にドッキリじゃなくて?」


「タイムワープだよ」


「でも変だよ、この世界には、私達そっくりな夫婦がいるって、いえ、いたってことでしょ!?」


「うん、言い伝えの家訓では、シンプルなタイムワープだったはずだけど、これは、パラレルタイムワープのようだね♪」


「ねぇ、そんなに落ち着いてて大丈夫なの?


駿はどうしてるかな?


私達の世界に帰れるの?


駿に会いたい、、、


それに、この世界の本来の私達は何処にいるの?」


「まあ、あれこれ考え過ぎても仕方がないし、つくしと一緒にいられるなら、どんな世界でも、俺、幸せだよ♪」


「〃〃〃類~♪〃〃〃」


「あの絵が仕上がれば、事態は変わると思うよ♪


だから、ベットに行こ♪」



類君、それでいいのかぁ?


ホントにそんなんでェェェ~!?




「ぁん、あっ、ぁぁあ! 類~」


「スゲェ、環境が変わっただけで淫らになってるのか、つくしの中、いつもより絡み付く!


くっ、たまらん♪ 出るっ!」



「・・・あ、ァァ、、


また、、、


あん、類、類ぃ、いいィィィ、、、♪」



「つくしのここ、堪んない!


俺、勃ち放しだよ♪、、、


あんたのヨガリ声、極上~♪


もっと啼いて♪


一晩中、聞かせて♪」




まるで 誰にも邪魔されずにハネムーンに来ているような、甘い日々、、、




「ご覧ください!


私めの最高傑作ですです!」


画家が、どうですとばかりにお披露目するその絵は、、、



カウチに腰掛けたアンジュ(つくし。)、その後ろに立ち、つくしの肩に手を置いたrui(類)、、、




その晩、同じ装いで絵の前に立つ二人、、、



その時、廊下から賑やかな声が、、、



「あら!? rui様、アンジュ様、何処かへお出掛けでしたか?


先程ディナーを召し上がったばかりで、一体いつお出掛けに?


しかも、そのご様子は、旅行先からお帰りになったような???」



「・・・何言ってんの?


絵のモデルをするのが、疲れちゃったから、こっそり抜け出して温泉に行ってたんだよ♪


誰にも言わずに、行っちゃったから、ごめん!


で、今帰ってきたばかりで、ディナーなんて食べてないって、、、


取り敢えず、お茶頂戴~♪」


「えっ? でも、確かにディナーを、、」


「は・や・く・お茶♪」


「は、はい、、???」



カチャ、、、


つくしと類、ruiとアンジュ、二組が見あった時、、、