つくしちゃんと7人の仲間達5
Ωクラスへの入室は、厳重に管理されていて、他のクラスの生徒は入室禁止となっています、、、
そのΩクラスで、、、
「皆、注目!
これから移動するが、指示があるまで座ったまま動かないように!」
一同 ?????
!!!!!
どうもこの教室その物が動いているようで、、、
地下へ移動した教室が、次は水平移動、、、
「はい、皆隣の部屋に移動して!」
皆、初めて来た部屋を興味深く見回す、、、
相当地下深くに来ているようだ、、、
「選ばれしΩクラスの諸君!
ここに有るのは、政府にも劣らぬハイスペックスーパーコンピューター、Ωコンピューターだ!
これから、諸君も此処で研鑽して貰う、、、
現在、11人、いや失礼した、新入生1人が加わり12人のΩクラスから、次の段階に進めるのは、何人になるのか、、、
特に、今年の新入生と2年生の5人は優秀だと聞いている、、、
成果を楽しみにしている!
何か質問は?」
司「この地下の構造は、どうなっている?」
「君が道明寺君か?
成る程、俺様司君だな!
此処では、暴れないでくれよ!?
推測はついているだろうけど、縦穴横穴構造で、君達のいたΩクラスの教室は、今の隣にある部屋と、替わりに地上に上がっていったダミー部屋と、2部屋あるんだ、、、
ダミー部屋はこの階層の上にいつも待機しているが、本物の教室が降りてくると、ダミー部屋が横にスライドし、同じ縦穴を地上に上がって行く仕組みになっている、、、」
あきら「と言うことは、他にも同じような建物があり、地下で繋がり、組織化しているんですね!?」
「それについては、君達はまだ知る立場に無い、、、」
あきら「ありがとうございます! 答えて頂いたも同じですから、、、」
総二郎「で、俺達に何をしろと?」
「仮想世界で冒険をしてもらう、、、
パーティを組んで、敵の情報を集めてくるんだ、、、」
司「ローラープレイゲームか!」
(いや、チョイ違う、、、)
司「よし! 俺様がリーダーで、メンバーは、つくし、あきら、総二郎、、、」
つくし「類が一緒じゃないとイヤ!」
類「じゃ、別のパーティを組もうか?」
つくし「うん!」
亜門「なら、俺を入れてくれよ♪」
司「ま、待て、待て、、、
慌てんな!
類もメンバーだ!」
《クスッ、慌ててんのは司でしょ!?》
類「俺はパラディン、つくしはスーパースターで、あきらはバトルマスター、総二郎はレンジャー、司は勇者、、、
先ずは、装備を揃えよう!、、、」
司「俺様が勇者だな♪
よし! 出発だ!」
《あ~、これじゃ、リーダーが誰か分からないな!》
《取敢えず、リーダーは司で、作戦指示は類で、ということで、、、》
と、あきら、総二郎は、アイコンタクトで頷き合います、、、
つくし「類、パーティの人数や資格に制約が無いから、コソコソ、、」
と、類に内緒話をします、、、
つくしの方に体を屈めた類の腕にすがって背伸びしながら、類の耳許に唇を近付けてする内緒話、、、
その睦まじい光景に皆が見とれていると、類の目がキラリと光り、素早く顔を動かして、つくしにチュッ♪
紅くなるつくし、違う意味で真っ赤な顔で叫び出す司、、、
《類の奴、虫避けにやったな!?》
《司以外は、駆除されちまったな!》
類「ごめん、あんまりつくしが可愛いいから、、、」
つくし「類、、、〃〃〃」
「おやおや、可愛いいカップルの誕生ですね♪
それでは、仲良く課題を進めてください!」