loveofruiのブログ

リダの類が好きで好きで好き過ぎで、とうとう妄想世界の住民になりました。定期的な更新は仕事柄できませんが、お目汚しとスルーして頂けば、幸いです。
R付きの話を全て下げました。話が続かないところは、ごめんなさい。

愛は惜しみ無く奪い与える56




花沢邸の例の肖像画の前で、、、




総二郎「ひゅー♪


これはこれは、そっくりだな!


いや、お前達二人が実際のモデルなんだよな!?


似ていて当たり前なんだろうけど、やっぱり不思議だな!」



あきら「で、今は、以前と違って描かれているところは無いのか?」



類「う~ん、今のところ、無いね、、、」



司「やっぱり、笑顔が最高だな、俺のつくし、、、」



類「司! いい加減に『俺のつくし』って、止めろよ!


ムカツク😠💢」



司「あっ、〃〃〃


俺の独り言だ、気にすんな!?〃〃〃」



類「今度、お前のとこに釣書送るから、観念して選べよ!?」



《ヒェ~、類を怒らせたら、政略結婚させられる、、、ってか!


クワバラクワバラ、俺達も気を付けようぜ!》


と、顔を見合わせ頷き合う二人、、、




ひとしきり絵を眺めて 部屋を出ようとしたところ、、、



つくし「待って!鈴の音が!? 」



振り返ると、絵に変化が!!!、、、



類が慣れた様子で手紙を取り出します、、、



『そちらのRへ



急ぎ、用件のみ書かせてもらう。


実は、作戦中に負傷したT王子を守って、A子爵とJ子爵が大怪我を負ってしまった、、、



K皇后が仕掛けた罠に、まんまと嵌められてしまったんだ!



このままでは、紅孔雀がJ子爵と誤解され捕らえられ、T王子、A子爵はその一味としてやはり捕らえられてしまうだろう、、、


K皇后は、怪我をした貴族を逮捕し拷問すると公言している!


K皇后主催のパーティに、3人が欠席すれば即逮捕されるだろう、、、


また、出席出来ても 怪我がバレてしまえば、同じこと、、、


そこで、そちらの医術で怪我をなんとか出来ないか、見てもらえないだろうか?


R』



総二郎「ふ~ん、で、AやらJやらは、俺達に似ているのか?」



類「J子爵には、会っていないけど、A子爵は、あきらに似ていたよ、、、」



つくし「類、似ていたんじゃないわ!


そっくりだったわ!」



類「あきら、裏の医者のとこで、怪我に対処出来る医療器具や抗生物質等の薬剤を、調達してくれ!


俺達が、傷や骨折の手当を忘れていないか、復習しにいくので、その時に一式持って帰れるように!」



つくし「えっ! 貴方達が治療するってこと!?」



総二郎「俺達ジュニアは、護身術と一緒に応急措置を学んでいるから、基礎はできてるんよ♪」



司「ああ、骨の繋ぎ方や、切り傷、刺し傷、銃創の手当は、一通り学んでるぞ!」



類「先ず、司んとこの絵を調べよう、、、


司達のタイムトラベルのヒントが分かるかも、、、


その後、あきらのとこの医者を訪ねよう、、


最悪、俺とつくしだけでタイムトラベルすることになっても、怪我に対処出来るように、つくしも処置を覚えて!?」



つくし「はい、頑張ります♪


じゃ、幸枝さんに子供達のことをお願いしてくるわ!」




皆で道明寺邸に向かう間、あきらは電話で指示を出していた、、、




つくし「お邪魔します、タマさん♪」



タマ「いらっしゃい♪


おや、皆、揃ってどうしたね!?」



司「タマ、ちょっと一緒に来てくれ!」



司が、父親の書斎に入ると、隠し部屋を開いて、皆を招き入れる、、、



タマ「もう、この部屋を見つけてたのかい!

20歳になった時に、受け継がれる部屋何だけどね♪


まあ、坊っちゃんの代は、特別だから、、、」



司「タマ、この絵は、俺じゃねえよな!?」



タマ「ああ、何でも遠いご先祖様らしいね♪


けど、坊っちゃんにそっくりだねえ、、、」



司「この絵の中に、道明寺家の代々の品が描かれているか、教えてくれ!」



タマ「何をそんなに、慌ててるんだい!


この道明寺邸に有るのは、この勲章だよ!


ほら、そこのキャビネットの隠し棚に飾ってあるよ!?」


タマが、キャビネットを操作すると、ポンと隠し棚が出てきた、、、



司「おう、これか!


タマ、ありがとよ♪


で、この事は、親父達には内緒にしてくれ!?


特にババアには、秘密だ!」



タマ「『この絵の秘密を解く者は、未知なる旅に出るであろう』


いよいよ、その時になったんじゃろか!?」



類「やっぱり、そんな言い伝えがあったんですね!」