俺達が知らなかったこと7
約束の日に、何故か、朝からラウンジに全員揃っているF4、、、
司「あんだよ、てめえら、朝から雁首揃えやがって!」
総二郎「その言葉、司にそっくり返すわ!」
あきら「まあまあ、朝からツノ付き合わせんなよ、、、
目覚めのコーヒーでも飲もうぜ♪」
類「俺、抹茶ミルクがいい、、、」
総二郎「ざけんな、類!
俺の前でそんなもん飲むな!」
あきら「はあ、、 牧野との約束はランチ時だろ?
なんでこんなに早く、しかも全員揃うかな~!?」
司「誰か、教室まで行って牧野を拉致ってこいや!」
あきら「そんなことしたら、牧野に口きいてもらえなくなるぞ!」
司「ちっ!」
類「総二郎、お茶点ててよ♪
司が落ち着くかもよ、、、」
総二郎「で、類は抹茶ミルクを作ると、、、
ざけんな!」
あきら「おいおい、いいか、お前ら今から口をきくな!
黙ってろ!
黙ってコーヒーでも飲んでろ!」
類「え~、抹茶ミルク~」
あきら「類!」
類「分かったよ、もう寝る!
つくしが来たら起こしてよ♪」
司「てめえ、また、つくしって、、、」
類「俺のつくしをつくしって呼んで何が悪いのさ!
第一つくしが、つくしって呼んで良いって言ってるもん
ふん!」
総二郎「類、俺が本気出せば、そんなに余裕ぶっこいてらんないぜ!
西門つくしの一丁あがりだ!」
類「へえ、西門の魑魅魍魎の世界に、なんの準備も無く、引っ張り込もうっての!?」
あきらは、もう仲裁役をギブアップして、一人紅茶を追加します、、、
総二郎「うっ、だから、きちんと根回ししてからだ!
そんときゃ、覚悟しろよ!」
類「総二郎にしろ司にしろ、何年かかるだろうね、、、
何時だって俺は、受けて立つよ♪
誰にも譲らないし、誰にも奪わせないから!」
類の強い意思表示に、皆、押し負けて言い返すことが出来ずに、睨み合うのみ、、、
あきら「ふ~、こんな雰囲気だと、牧野が来ても、即帰ってしまうぞ!」
類「うるさい、あきら!
あきらこそ、要注意なんだよ!
優しいお兄さんを演じて、家族中でつくしを狙ってるじゃん!」
司「あんだと!?
あきら、てめえ家族を使って囲い込みか!?」
総二郎「そうだぞ、あきらんとこは、家族の反対の心配は無いし、、、
抜け駆けは許さないぞ!」
類「そうだよ、俺のとこも家族の問題が大変なんだから!」
《俺が嫉妬するほど、家族がつくし好き好きで、困ってるんだ♪
皆、勝手に家族が反対しているって誤解しているけど、、、》
《類のとこも、俺達と同じで、家族が問題と言うことは、あきらを一番牽制しないとな!》
《俺達で、あきら包囲網をするぞ!》