loveofruiのブログ

リダの類が好きで好きで好き過ぎで、とうとう妄想世界の住民になりました。定期的な更新は仕事柄できませんが、お目汚しとスルーして頂けば、幸いです。
R付きの話を全て下げました。話が続かないところは、ごめんなさい。

つくしちゃんと7人の仲間達19



やっと出発~、、、


μ「ねえ、φ、珍しい靴は、皆、用意したよね!?


魔女が気に入るかどうかは、別にして、、、


でも、魔女の真の名前が、分からないから、バリアを破れないんじゃない?」



φは、優しく微笑みかけるだけ、、、



χ「φに策があるんだろう?」



ρ「φが、無駄足踏む訳がないよな!?」



τ「φ、テメエ、勿体振ってねえで、教えろ、こら!」



φ「τ、忘れてない?


このクエストに参加しているのは、俺達だけじゃないでしょ!


軽々しく口にして、スパイに盗まれたらどうすんのさ!?」



《おお、おお、μとτとに対する態度の違い~


分っかりやすい奴、、、、》



青筋立てたτを見て、、、


μ「勇者τさん、木靴も見られないように、先を急ぎましょう♪」



τ「お、おう、、、」



《猛獣をいとも容易く操縦しちゃって、しかも無意識でなんて、凄過ぎですわ♪》



ρ「情報によると、あの赤い橋の向こうに、幻の城があるけれど、バリアで見えなくなっているんだと、、、」



χ「バリアを破れば、城が姿を現すんだろうな、、、」



τ「バリアさえ破れば、後は俺様に任せろ!」



ζ「私達もやるぞ~!


で、敵はどこ?」




χ「敵の前に、ライバル発見!


赤の橋の手前に蹲っているのは、、、」



ρ「魔物ハンターδじゃないか?」



τ「おいっ! δ! 大丈夫か?」



δ「ああ、なんとか、、、」



φ「他の奴等は?、、、」



δ「お察しの通り、バリアを強引に通り抜けようとして、弾き飛ばされて消えてしまったよ、、、


俺は、素早く避けられたけど、間一髪だったよ!」



μ「δ、怪我してるんじゃ、、、


ν、お願い♪」



ν「では、ホイミ♪」



ホイミホイミホイミホイミホイミホイミホイミホイミホイミホイミホイミホイミ、、、、、



ζ「わあ、凄いやまびこ~


ねえ、ν、私にその帽子を、、、」



θ「いけません、ζ!」



ζ「なによ、θのケチ!


θが貰った帽子でもないのに、、、」



μ「いや、ζほどの強い魔力なら、その帽子なんて必要がないわよ♪ ねっ?」



ζ「そ、そう? まあ、私くらいの魔力なら、どんな奴も屁のカッパだよ~ん♪」


《ζには、絶対にその帽子を被らせちゃいけないわ~


世界が消滅しかねないもの~》



δ「なあ、俺、一人になったんだけど、あんた達のパーティに入れてくんない?


魔女からレアアイテムを盗むのは、一人より二人のほうが効率良いぜ!?」



χ「そうだな、俺は、良いぜ!


俺と同様、δの盗みのスキルも中々のようだからな!」



δ「じゃ、そういう事で、仲間でもないのに回復させてくれた優しいμさん、俺、頑張るからよろしくね♪」



《いや、回復させてくれたのは、νですけど、、、》



φ「δ、俺のμにチョッカイ出したら承知しないぞ!」



ρ「δもφをからかうなよ!


さあ、先に進もうぜ!」



φ「じゃ、皆後ろに下がって!


δのように怪我したくないでしょ!?」



μ「φ! φは大丈夫なの?」



φ「心配しないで、大丈夫だと思うから♪ チュッ♪」



δが、二人のイチャコラにビックリして、口をパクパクさせているのを尻目に、、、



φが一人で赤の橋に近付き、静かに名前を唱えます、、、



φ「キャミーリァ!」



一陣の風が吹き、空気がゆらゆら蠢き、、、


翠の屋根に紅い壁、白い縁取の無数の窓の城が現れて、、、



μ「わあ、素敵~♪


クリスマスみたいなお城~♪」



χ「良く魔女の名前が分かったな!?」



θ「ふ~ん、魔女にしては趣味が悪くないですわ♪」



《θは、魔女の正体に薄々気が付き始めたようだね、、、


でも、この木靴の秘密にはまだ誰も気が付いていないようだね♪》



τ「よしっ、後は俺様が、、、」



ζ「いよいよ私達の出番ね!」



φ「ちょっと待って、τ、ζ!



雑魚を誘き寄せて、一網打尽にするから、、、


μ、誘惑の踊りを頼むよ!


皆、μに誘惑されないように、気を付けて!」



μが、踊り出すと、スライやキキララがつられて踊り始めます、、、



程なく、城からウジャウジャと魔物が踊りながら出てきました、、、



φ「皆、俺の防御陣の中に入って!


ザコと一緒に石にされたくなければ、早く!


スライ、キキララも早く!」



皆が、防御陣に入ったのを見届けると、μは、石化の踊りを踊ります、、、



雑魚キャラの石像が、此処彼処に、、、



ζ「うわあ、生きてるみたいな石像が一杯~」



θ「はあ、私達魔導師でも、こんなに大量な魔物をあっと言う間に石化出来ませんわ!」



ν「μって、ただのスーパースターじゃないのね!?」



ζ「このパーティメンバーって、今までで最強だわ♪


θ、ν、逃すまじよ!」



θν「ラジャ♪」



《願ってもない展開!


クリア後のリアルでも、頑張るんだよ♪


俺達二人のためにもねっ♪》



φ「さっ、ちゃっちゃと各階のボスキャラを倒していこ!?


τ、ρ、χ、存分に手腕を発揮して?


あっと、δ、ζ、θ、νもね!?


μと俺は、皆の背後を守るよ♪」