つくしちゃんと7人の仲間達22
3階のボス、、、
φ「ところで、δ、二人のボスから盗み取った物を見せてよ!?」
《ちっ、バレたか!》
δ「1階では花バサミ、2階では毒の粉だよ、、」
χ「へえ、やっぱいい腕してるじゃん!」
τ「そういう、お前は?」
χ「花簪仕込み針付き、目眩ましの粉、痺れ粉、眠りの粉くらいだな、、、
あっ、この花簪、νにやる!
ほれ、髪をアップにしてこの花簪を、、、
良く似合ってる♪」
ν「あ、ありがとうございます♪〃〃〃」
「オソイ、遅い!
どこ寄り道してんのよ!
あ~、そこ、イチャコラが約2組!
ムカつくから、あんた達と勝負よ!
お茶で勝負よ!」
φ「俺、足痺れた、、、
帰りたい、、、」
「ちょっと、あんた、勝負する気があるの?」
φ「う~ん、ない! メンドクサ!
あっ、俺のミルク入れてね♪」
「キィ~、なんなのこいつら!
遅くなって来るわ、ヤル気無いわ、チョー我が儘言うわ!
やってらんない!
パス、パス、勝手にして!」
μ「私達、不戦勝?」
φ「俺、抹茶ミルク飲みたい、、、」
「キィ~、ハイハイ、抹茶ミルクでございます~
それ飲んだら、早く出ていってチョーダイ!」
φ「え~!? お代わりしたいのにィ~」
「ダーメ! 私が負けました!
だから、シッシッ!」
φ「ケチッ」
「ケチッ? この私をケチ呼ばわり?
あ~、もうダメ! もう立ち直れない!
繊細なワタクシはリタイアいたします!
ええ! リタイアいたします!
じゃ、ごめんあさーせ!」
φ「ププ、、、狙い通り、、クスッ、、」
χ「おまっ、狙い通りって、上手くいかなかったら、どうするつもりだったんだよ!?」
φ「ん? 上手くいかなくても、最終兵器χがいるじゃん♪
お茶の勝負なんて、負ける訳が無いじゃん♪
まあ、χの手間を省けたらと、精神的に揺さぶったら、意外と効果があったってとこ、、、」
ρ「はあ、ホンと策士だな~!」
δ「ほら、抹茶を掠めてきたから、何時でも抹茶ミルクを飲めるよ♪」
μ「ミルクが無いと、、、
私も抹茶ミルク飲みたかった、、、」
χ「ああ、もう! ほれ、ミルクも持って来たぞ♪」
μ「わあ、ありがとう♪
χって、ほんとは優しいのね♪ 」
χ「あまり俺を誉めると、φに睨まれるんだけど、、、」
μ「え~!?
φは何時でも何処でも何をしても素敵で優しいの♪」
φ「クスッ、μも何時でも可愛いくて、食べちゃいたいくらいだよ♪」
μ「・・・〃〃〃」
χ「ハイハイ、次、行こうか!?」