俺達が知らなかったこと17
6日後に時間を空けてくださいと、それはそれは嬉しそうに連絡してきた類、、、
牧野つくしが居なくなってからの息子の様子に心を痛めていた、類の両親、、、
瑠璃「貴方、類に何が起こったのでしょう?
はち切れんばかりの嬉しさが、声に顕れていましたわ!?」
聡「うむ、今日は、毎年京都に行っている日の筈、、、
京都で何が起きたのか?」
そこへ、類のSPから連絡が、、、
瑠璃は、聡に抱き付き、激しく咽び泣きます、、、
瑠璃「貴方、貴方、奇跡が起きましたわ!
類の、私達の、想いが奇跡を呼び寄せましたわ!
ああ、類、類、良かった、本当に良かった!
神様、ありがとうございます♪
さあ、いつ出発出来ますの!?」
聡「フフ、私の愛する奥様、今直ぐ出発と言いたいところですが、情報によると、5日間はベッドルームから出て来ないでしょうね~
それに、私達も、最低限1ヶ月は日本で仕事をすることになるでしょうから、、、
さっ、3日間で準備を整えて日本に行きますよ♪
さあさあ、愛する奥様、お手伝いをお願いしますよ♪
私は、貴女無しでは何も出来ないんですから♪」
瑠璃「クスッ、また、そんなことを仰る?
私の愛する旦那様は、どんな事も出来てしまう素敵な殿方ですわ♪」
聡「それは、貴女が側に居てくださるからですよ♪
それに、類の事は、類にも貴女にも大変申し訳なかったと、、、
類に関しては、何も出来ていませんよ、、、」
瑠璃「貴方、私に謝るのは、いい加減にお止めになって、、、
私達は共に、類に関して大変な過ちを犯しましたわ、、、
けれど、救いの女神が再び類の元に来てくださった、、、
私達は、過ちから学んで、今度こそ、類とつくしさんを守り抜きましょう♪
そうだわ!
花沢邸の改築を3日間で仕上げるように連絡しなくては!
貴方、私を見てばかりいないで、早く♪
何をボヤボヤなさってらっしゃるの?」
聡「いえいえ、今、私の奥様に惚れ直していたところですよ♪
貴女は、初めてお会いした時から、私の心臓を何回撃ち抜くんでしょうね!?
私は、その度に、これ以上あり得ない程深く貴女を愛するようになるんです、、、
お願いですから、少しは手加減してくださいね♪
私の心臓も労ってくださらないと、、、」
瑠璃「まあ、貴方ったら、、、〃〃〃」