つくしちゃんと7人の仲間達29
ρ「何、遊んでんだよ!?
ここからボスまで、床を歩かずに飛んで行けば済む事じゃないか!?」
φ「あっ、そだね♪
じゃ、τとζ、お先にどうぞ♪」
ρ《φの奴、分かってて、遊んでやがったな!
全く、油断も隙もない策士め!》
ブーンブーン、ヒューンヒューンと、皆、ボスの前に勢揃い、、、
ボス「折角、床に細工したのに、お前達を楽しませただけだったとは、、、」
ζ「と~っても楽しかったよん♪
一緒に落ちてみる?」
ボス「ハハ、私は、そんな間抜けじゃないんで、遠慮するよ♪」
ζ「ちっ、そう簡単にはいかないか~!?」
ρ「で、ここでは、何をすれば?」
ボス「『ナゾナゾを解きましょう』だ!」
ボス「問題!
100グラム3000円と言う超高級な数の子がありました。
さて、この数の子、1トンあるとしたらいくらになるでしょうか?」
τ「こんなの簡単だ!
答えは、、、」
φ「τ! 答えるな!
俺が答える!
答えは《ならない》だ!」
τ「おまっ! 何だよ!」
ボス「正解!」
τ「えっ!?」
μ「質問は、値段を聞いているんじゃなくて、粒々のイクラになるかって聞いてるの!」
φ「だから、ならない、、が正解、、、」
τ「なんだ、計算問題かと思ったぜ!」
μ「ナゾナゾだって、最初にボスが言ったの聞いてなかったの?」
τ「・・・・・」
ボス「問題!
1時間前は4時で、3時間半前は5時でした。さて、今は何時でしょう?」
χ「分かった! 答えは1時!」
ボス「正解!
お前達、強いな!」
ζ「ねえ、なんで1時?」
θ「それは、、、
1時間前→四字
3時間半前→5字
今は1字で答えは1時、、、ですわ」
ζ「あっ、なーるほど♪」
ボス「問題!
1616年に徳川家康が亡くなったが、翌年の1617年には何が起こったか?」
μ「はい! 分かった!
答えは、家康の一周忌!」
ボス「ムムム、正解!
お前ら、凄いな!
次の問題!
床屋さんへ髪を切りにいったら、バシバシ、バシッと殴られました。なぜでしょう?」
ρ「これは、分かったぞ!
答えは、『散髪(三発)お願いします。』と言ったから!」
ボス「ふーっ、正解!
お前ら、出来る奴だったんだな!
最後の問題!
A、B、Cの3種類の本があります。この3つの本の中で一番評判がよく面白い本がCだそうです。でも本屋によるお客たちは必ずAの本を買っていきます。何故でしょう?」
θ「分かりました!
答えは、ABCの3冊が続き物で、Aが第1巻だから!」
ボス「正解!
クソッ!
お前ら、ネジくれた性格の奴ばかりだな!
素直な奴ほど、引っ掛けに見事に嵌まってしまうんだよ!」
φ「クスッ、捨て台詞は、その辺にしておきなよ♪
じゃ、上に行くね♪」
ボス「待て待て!
この上に居るのは、我々のボスだ!
珍しい靴を持っていないと、姿を見ることが出来ないぞ!」