つくしちゃんと7人の仲間達30
9階、、、
τ「あんだ?
誰も居ないじゃねえか!
オーイ、ラスボス、出てこーい!」
テーブルの上に置かれたカードを手に取ったχ、、、
χ「ここに、メッセージがあるぞ!」
ρ「『合い言葉を唱えよ!
さすれば、道は開かれん!』って書いてあるけど、合い言葉って?」
τ「どっかに、ヒントがあるんじゃないか?
探そうぜ!」
φ「ここには無いよ!
捜しても無駄だよ♪」
μ「どういう事~?」
φ「既に、合い言葉は分かっていないとダメって言うこと、、、」
ζ「え~! じゃ、最初からやり直し?」
φ「いや、合い言葉が分かってるから、捜す必要もないんだけど、、、」
τ「φ、お前、分かってるなら、さっさと教えろよ!」
ρ「まあ、待て!
静かにしなきゃ、合い言葉を思い出せなくなるかもだぞ、、、」
φ「合い言葉は、マキノツクシだよ♪」
μ「え~!? どうして? なんで?」
φ「縞の木靴、、、
シマノキクツ、、、
並び替えると、マキノツクシ、、、」
τ「あー!? ラスボスは、マキノツクシを知っているのか!
おい! マキ、、、」
φ「ストップ! その先の呼び掛けは、禁句だよ!」
τ「あっ、悪りぃ、悪りぃ、、、」
ζ「早く合い言葉を唱えてみてよ♪」
φ「マキノツクシ!」
θ「あっ! 階段があそこに!」
ρ「待て!
罠じゃないか確かめてからだ!
俺が、先に行くぞ!」
χ「俺も一緒に行くぞ!
皆は、待機しててくれ!」
上に上がると、そこは、イタリアのベネツィア・カーニバルかと勘違いするような、派手な衣装、派手なマスケラのラスボスが、、、
χ「オーイ、上がって来い!
ド派手なラスボスがいるぞー!」
τ「おう、皆、行くぞ!」
ζ「待ってよ! τ、一緒に行こう♪」
φ「あい、μ、行くよ♪」
θ「いよいよ、大詰めですわね♪
ν、行きましょ♪」