loveofruiのブログ

リダの類が好きで好きで好き過ぎで、とうとう妄想世界の住民になりました。定期的な更新は仕事柄できませんが、お目汚しとスルーして頂けば、幸いです。
R付きの話を全て下げました。話が続かないところは、ごめんなさい。

慟哭19

ある日、あきらを指名して モハメドの秘書から連絡が入る、、、



美作商事社長 美作要は、慌てて 息子あきらを呼び出す、、、



要「あきら! モハメド氏の指名でお前に極秘のアポイントが入ったぞ!


モハメド氏と面識があるのか?


いつ何処でなんだ?」



あきら「!!!???


いや、親父、コンタクトのチャンスなんて、ある訳が無い!


何かの間違いか、騙りじゃないのか!?」



要「いや、正式な招待だ!


モハメドの秘書が、わざわざ届けに来たんだから!


これを見てみろ!?」



それは、モハメドの家の紋章が刻印された招待状、、、



あきらが封を切ると、、、



あきら「俺と総二郎が、クリスマスに招待されたようだ、、、


必ず俺達が興味を持つ商談の件を相談したいから、モハメドの別荘で待っていると、、、」



要「なんだって!?


モハメドの別荘に!?


お前、何処でこんなコネクションを掴んだんだ!?


こんな またと無いビックチャンス、しっかり掴み取って来い!」



あきら「もちろん、このチャンスを逃すような愚か者にはなりません!


ただ、状況が把握出来ておりませんのが、不安材料です、、、


総二郎が、文化交流で知見を得たのかもしれません、、、


総二郎に連絡を取ってみます、、、」



と、言い終わるや否や、あきらの携帯が鳴ります、、、



あきら「総二郎、丁度良かった、お前に聞きたい事が、、、


えっ? 俺が聞きたいことも、そこだよ!?


そうか、お前も寝耳に水なんだな、、、


ああ、今晩例の場所で、、、」




・・・・・・・・


あきら「よっ♪ 遅かったな?」



総二郎「すまん、出掛けに末っ子が愚図ってな、、、」



あきら「ああ、父上大好きなやんちゃ坊主だったな、、、


風邪気味だそうだが、大丈夫なのか?


子供は、一気に悪くなるからな、、、


気を付けてやれよ♪」



総二郎「双子の妹達と双子の我子達を手塩に掛けて育てた経験者は、流石に言うことが的を得ているな、、、


俺は、そこまで育児に参加していねえからな、、、」



あきら「夫人がしっかりと子育ても、家や弟子の管理もしてくれてるから、安心だろが!?」



総二郎「ああ、俺には出来すぎた女房だよ、、、」



あきら「なんだか、あまり嬉しそうに聞こえないんだが、、、」



総二郎「好きな女を略奪して幸せな家族を築いているお前とは、違うからな、、、」



あきら「大きな勘違いしてるな、、、


俺がマダムとのベッドタイムに、避妊でヘマしたと、若しくは、意図的にヘマしたと思ってるのか!?」



総二郎「・・・それじゃ、、、」



あきら「ああ、俺は、嵌められたんだ、まんまとな!


だが、お腹の子供達には罪が無い、、、


・・・そう言う事さ」



総二郎「あきら、お前、、、


てっきり、、、騙されたぜ!」



あきら「お互い様だろが!


俺も、お前は政略結婚したが、好いて好かれての間柄になったんだとばかり、、、」



総二郎「俺達の世界では、類達のような夫婦こそ稀なのさ!」



あきら「その類だが、牧野を失ってどうしているのか!?


生きているのか、、、」



総二郎「案外、ひょっこり現れて、抹茶ミルク作れと ぬけぬけと言いやがるかもな、、、


まあ、無事で居てくれれば、抹茶ミルクくらい、何杯でも作ってやるさ!」



あきら「ふっ、お前が抹茶ミルクを作る、その時の夫人の顔が見物だな!?」