慟哭20
類「それでは、全て順調と言うことですね、、、
はい、私達は、明日合流予定です、、、
いえ、モハメド、迎えのジェットのご心配は、、、」
ケビン「モハメド、私のジェットで一緒に行くから心配ご無用!
ええっ! 何!?
聞こえないぞ!
回線の具合が悪くなったようだ、切るぞ!」
類「・・・ケビン、、、
口を出さないでくださいってお願いしていたのに、、、
お陰でモハメドが大騒ぎしているじゃないですか!?」
ケビン「ふん、こんなの序の口だよ!
類達の子供の争奪戦は、とっくに始まっているんだ!
類につくしを盗られたケビン家としては、ここは引き下がれない戦いですからね~♪」
類「ハア、、、」
ケビンのジェットから類とつくし、その子供達が降りてくる、、、
桔梗「フランシス! ジャン!
来てたの? ボンジュール♪」
フランシス「僕の可愛いい桔梗、キスして♪」
ほっぺにチュッ♪
ジャン「紅、僕には?」
ほっぺにチュッ♪
類「ピエール、お孫さん達の教育は、そこまでにしておいて頂けますか?」
ケビン「そうだぞ!抜け駆けは ズルいぞ!」
ピエール「教育も何も、桔梗も紅も可愛らしいので、フランシス達は自然とふるまっているだけだよ♪」
モハメド「そのピエールもヘンリーも一族老等引き連れて来ているぞ!」
ケビン「まあ、今回のプロジェクトは、次世代が集まって担うものだから、賑やかなのは当然でしょう♪」
ヘンリー「次世代の腕の見せ処だな♪」
ピエール「プロジェクトも負けられませんな♪」
類《いや、プロジェクトが本題でしょ!?
桔梗達のことは、静かにしておいて、、、くれ、、、ないか、、、》
モハメド「とにかく今日はゆっくりしてくれ♪
プロジェクト開始は、明日、美作や西門が到着してからということで、、、
桔梗、紅、紫苑、藍、いらっしゃい♪
子供達は、一緒にあちらでお茶しておいで♪
うちの子達に会うのは、初めてでしょう?
これから、ずっと仲良くしておくれね♪」
ピエール、ヘンリー、ケビン「お前達、戦いは始まっている!
意味は分かるな!?
行ってこい♪」
つくし「わあ、このプロジェクトに対して意気込みが凄いのね♪」
類《いや、別のプロジェクト?だよ、、、》
つくし「美作さん、西門さんがいらしたら、このパワーに圧倒されちゃうかも!?」
類「そだね、俺も頑張らないと♪
つくしと子供達が側に居てくれれば、何時でもフルパワーだけどね♪」
類《桔梗達には、自分達で相手を見つけて幸せになって欲しい、、、
その為にも、俺が力をつけなければ、、、》
モハメド「類、つくし、私達もお茶にしましょう♪」
つくし「まあ、美味しそうなケーキ♪
うっ!
ご、ごめんなさい、、、
気分が、、、」
類「つくし!?」
全員「つくし!?」