愛は惜しみ無く奪い与える33
いつ見ても、王子様の白亜の城だなぁ、花沢邸って、、、
エントランスで出迎える使用人達、、、
「お帰りなさいませ、類様♪
いらっしゃいませ、道明寺様、西門様、美作様、、、」
「ただいま♪」
挨拶する類に、またもやビックリする3F、、、
スゲェなぁ!
無口無関心無愛想な奴が、人間らしく礼儀正しく挨拶してるぞ!
仕事を始めると、こんなに変わるんだな!
だ・か・ら・! 違うって、、、
つくしちゃんのお陰ですってば!
と、類が満面の笑顔で両手を広げ、飛び込んできた少女を受け止め、抱き上げる、、、
「類~~♪ お帰りなさい~~♪
今日は早かったのね♪
早いのは嬉しいけど、一番にお迎え出来なくてごめんなさい♪」
可愛らしく上目使いで類に微笑みかける少女、、、
〃〃〃うわぁ、つくしちゃん、会わない間に一段と綺麗になったなぁ♪
マジ俺のストライクゾーン!
ヤバイ!〃〃〃
〃〃〃類に愛されて、可愛らしさに色気が加わって、更にいい女になったなぁ♪
あきらもヤバイが、俺もヤバイぜ!〃〃〃
「〃〃〃・・・・・〃〃〃」
固まって言葉もない司、、、
「今朝より、また、綺麗になったね、つくし♪」
チュッ、、
「また、類ったら♪〃〃〃
私を甘やかしてばかりなんだから♪〃〃〃」
「つくしは、世界一可愛いいし、綺麗だよ♪ 」
チュッ、チュッ、、
「も~う♪ 類~~♪」
「早くベットに行きたいな!」とディープキス、、、
「〃〃〃あ~、ゴホンゴホン、、、〃〃〃」
「〃〃〃きゃぁ~、る、類~~〃〃〃」
と、類の胸にしがみついて顔を隠すつくし、、、
「〃〃〃類、俺達がいるんだぞ〃〃〃」
ヤベェ! 類にしがみついて、可愛いい♪
類もニヤケて幸せそうだな♪
「お子様には、刺激が強かったらしく、ほら、司なんて固まったままだぜ!」
あきらも俺もヤバイのに、、、
あ~、あの様子じゃ、司、一目惚れだな、、やれやれ、、、
「あっ、お前達のこと、忘れてた♪
つくし、あきらと総二朗は分かるよね♪
後、あいつは 司、道明寺司、、、
皆、俺の奥さんのつくし♪
可愛いいからって、あんま見つめないでよね♪」
「奥さんって、まだ婚約中だろう?」
「あっ、籍はもう入れたよ!
だから、名実ともに俺の奥さん♪
ねっ、つくし♪」
「〃〃〃あ、あのお久し振りです、西門さん、美作さん〃〃〃
あの時は、ちゃんとご挨拶が出来なくてごめんなさい♪」
「あの時も今も、類が離さないんだから、しょうがないんじゃねぇ、つくしちゃん♪」
「〃〃〃あ、あの、顔が、ち、近い、、、〃〃〃」
「総二朗! 俺のつくしから離れて!」
「ひぇ~、クワバラ、クワバラ!
類の独占欲ってハンパないねぇ~ ♪
つくしちゃん、そんな大変な亭主とは、さっさと別れて、俺と再婚しない?
毎日、美味しいお茶が飲めるぜ♪」
「ちょっと待て!
つくしちゃん、それなら、俺んとこにおいでよ♪
毎日、おふくろの美味しいケーキ付きだぜ♪」
「〃〃〃・・・・・〃〃〃」
「〃〃〃お、お前ら、なんてふしだらなことを言ってんだ!
つ、つくしちゃんを、お前らみたいな淫らな奴に任せられるかよ!〃〃〃」
「おっ! やっとフリーズから復活したか~」
「あっ! はじめまして、道明寺さん♪
ご挨拶が遅れてごめんなさい♪」
「〃〃〃お、おう〃〃〃」