loveofruiのブログ

リダの類が好きで好きで好き過ぎで、とうとう妄想世界の住民になりました。定期的な更新は仕事柄できませんが、お目汚しとスルーして頂けば、幸いです。
R付きの話を全て下げました。話が続かないところは、ごめんなさい。

奥様は魔女18



類「目覚めよ、我が同胞、我が戦友よ♪」




ガバッと起きたのは、司、、、



あきら「うん? 転た寝しちまった?」



総二郎「ふあ~、気持ち良く寝たけど、類、お前やったな!?」



類「ふっ、悪いが、ちょっと仕掛けた♪」



つくし「貴方達って、エロが原因で魔に付け入られてしまうわよ、エロ門さん!」



総二郎「その名前、ちょっと酷くね?」



司「俺様は、エロとは関係ねえぞ!?」



総二郎「司、お前は、相手限定だが、立派にエロの世界に入って来てるぞ♪(つくしちゃん限定な!)」



あきら「まあまあ、寝起きの茶でも飲もうぜ♪」



*類様と類様のつくしに、お茶をどうぞ♪


*司、あきら、総二郎にも、ついでにどうぞ♪


*比叡の秘密の霊所の茶葉で♪


*京都の御所の秘密の蔵で焙煎し♪


*富士の秘密の氷室で氷出し♪


*とろりまったり薫り高く奥深い♪


*歴代最強の陰陽師の極上のお茶♪



司「旨い!」


あきら「すげえ!」


総二郎「 ! 」


類「総二郎には分かるよね?


西門の家元が、皇室に点てる茶葉だよ♪」


総二郎「ああ、一度だけ飲んだ事がある、、、


俺が次期家元を引き受けた時に、家元が点ててくれた、、、」



類「で、次にこっちの茶葉はどう?」



総二郎「!!!」



司「見た目もさっきのと変わらず、とろりまったり度も同じだが、奥深い薫り、特に後に残る鼻に抜ける薫りが違う!」



あきら「何か混ぜてるんじゃないか?」



総二郎「無色無臭の秘中の毒、誰も気が付けない毒、しかし、微妙だが茶葉の薫りに影響が出てしまう、、、


まっ、俺達くらいにしか違いが分からないだろうな、、、」



類「しかも、現在の検査技術では検出も出来ない、、、


肝硬変か肝癌による死亡と見なされる、、、」



あきら「 一体、それが何故この茶葉に!?」



類「今回の魔は、巧妙過ぎる程、巧妙だよ!


まだ他にも色々仕掛けてきているし、、、


俺達は、心して掛からねば、、、」



司「んなもん! 俺様に任せろ!


ちゃっちゃと片付けてやる!」



つくし「司、辛いことが起きても、私達皆があんたを支えるからね♪」



司「お、おう!〃〃〃」



つくし「じゃ、囲炉裏でパーティしよっか♪」



つくしが、可愛いい鼻をピコピコさせると、、、



庭に幾つものパーゴラが現れ、花沢のメイドもシェフも運転手も庭師もSPも全員が、パーゴラの囲炉裏で、ワイワイガヤガヤ、、、



お鍋には、豚汁、けんちん汁、芋煮、ほうとう、きりたんぽ、石狩鍋、etc.



火の回りで、皆、思い思いに串焼も堪能中、、、



つくし「さあ、私達のお鍋は、闇鍋よ♪


たんと召し上がれ♪


あっ! そうそう、式神さん達もどうぞ♪


式神さん達には、この小さく作った五平餅をどうぞ♪」



あきら「式神って、食事するんか?


類、いつも何食わせてるんだ?」



類「いや、そう言えば1度も食べさせたこと無い、、、」



総二郎「俺も聞いたこと無いぞ!


式神が何か食べるって!?」



つくし「誰も、聞いてあげないからでしょ!?


だから、これまで何時も庭のお花の蜜で生きていたのよ、、、


そうそう、ここのお花の蜜は極上の甘さね♪


味見させてもらったわ♪」



*優しいつくし、初めてくれた♪


*初めてのおにぎり、美味し♪


*初めての玉子焼き、美味し♪


*初めてのきんぴら、美味し♪


*初めてのチョコ、びっくり♪



つくし「やっぱり、日本古来の素朴な食べ物が好きみたいよ♪


ねっ! 式神さん!?」



*類様のつくし、優しい♪


*類様のつくし、心まで綺麗♪


*類様のつくし、皆で守る♪


*類様とつくしの子供も、皆で守る♪



総二郎「つくしちゃんって、スゲエな!


式神は仕えるもので、式神を世話するこなんて、今まで誰も思い付きもしなかったぜ、、、」



あきら「類が溺愛する訳だ、、、


こんなに良い女は居ないぞ、類!?」



類「ふん、今頃分かったの?」



つくし「類、鮎が焼けたから、皆も食べよ♪」



司「お、おう!」



司が鮎に食い付きます、、、



司「げっ、これはなんだ!


なんでこんな物が!?」



つくし「あ~、道明寺さんに当たった~♪


一匹だけ、お腹にキャラメルを仕込んだの♪


ちゃんとそれ完食してよ!?


闇鍋のルールなんだから、、、」



類「さっきも言っていたけど、闇鍋って?」



つくし「とんでもない物が入っているお鍋で、自分で取った物は完食するのがルール、、、


でも安心して♪


食べられない物は入っていないから、、、」



司は、キャラメル味の鮎と格闘中、、、



あきらと総二郎は、帰りたくなって思わず腰を浮かすが、、、



類「へえ、面白そ♪


じゃ、俺から取るよ♪」



嬉しそうに鍋から取り分けます、、、



皆が見守る中、油揚げの巾着を、、、



類「うん、旨い!


総二郎、次どうぞ♪」



類《うっ、涙出そう!


山葵を挟んだフワフワした物だった!


フワフワは旨いんだけど、、、》



どうやら、山葵を仕込んだはんぺんだった模様、、、



総二郎「どれどれ、、、


うっ、旨いっ!」



総二郎《か、辛れぇ~!


唐辛子がめちゃめちゃ入った団子だ!》



あきら「次は、俺の番、、、


これにしよう♪」



おっかなびっくり口に入れるあきら、、、



あきら「!!!


うっ、旨い!


旨いから、司、食べろよ♪」



あきら《うぇ、辛子豆腐だけど、和辛子の量が半端ない、、、》



司「うめえな!


このハバネロがさっきのチョコ味を消してくれる、、、


でも、この餃子もどき、ハバネロの量が多すぎないか?


あっ、辛ぇ! 辛ぇ!


水くれ、水!」



総二郎「俺も! お俺にも水!


唐辛子が半端無い!」



あきら「俺にも水くれ!


俺のは、和辛子が半端ねえ!」



3人が大騒ぎしている横で、、、



既にお水で山葵を流した類、、、



類「つくし、このつくね、美味しい♪」



つくし「その鰯団子は、私のお手製だもん♪」



類「道理で美味し過ぎると思ったよ♪


手作りありがと♪ チュッ♪」



司「おい、鰯団子とやらの丸っこいのは、大丈夫だぞ!」



総二郎「じゃ、俺もそれ食おう!」



あきら「俺、スープだけにしようかな、、、


わ、分かってるよ!


食えばいいんだろ! 食えば!」



おっとっと、司達、甘いねえ、、、



鰯団子にも、仕込まれていますよ♪



このあとも、端から見れば和気藹々、当事者達は戦々恐々ながら、鍋物を口に入れた友の百面相に笑い転げておりました、、、