loveofruiのブログ

リダの類が好きで好きで好き過ぎで、とうとう妄想世界の住民になりました。定期的な更新は仕事柄できませんが、お目汚しとスルーして頂けば、幸いです。
R付きの話を全て下げました。話が続かないところは、ごめんなさい。

愛は惜しみ無く奪い与える34


三人とも、黙って聞いていれば、何言ってんだか!


あきらも総二朗も、冗談ぽく言っているけど、内心本気だよね!

全く油断も隙もありゃしない!


けど、一番の要注意は、司、あんただね!

すぐフランスに来て正解だったよ!

日本に居たら、つくしにちょっかい出されて大変だったに違いない!

司の母ちゃんも、マッキーノの名前だけで、つくしを知らないくせに欲しがったそうだし、、、いや、今も欲しがってるんだろうね!


でも、おあいにく様、つくしが余所見する暇なんてないくらい、毎日毎晩可愛がってるからね♪


ニャア、、、


「うわぁ!な、なんだ!?

止めろ! こっち来んな! !」


慌てて、類から離れて、ミィを抱き上げるつくし♪


「道明寺さん、ごめんなさいね、猫ちゃんが苦手でしたのね?」


「〃〃〃、、、い、いや、、、あ~、その、、、〃〃〃」


「ミィたんにこっち来んなって、失礼だね、司!

ミィたんは、俺達夫婦の大事なキューピッドなんだよ♪

ねぇ、ミィたん♪」


すかさずミィごとつくしを腕の中に囲い込む類、、、


類が、ペット?

ミィたんって言ったか?

よりによって、ミィたんって? ミィちゃんじゃなく、ミィたん!?

甘い! 甘過ぎる!

愛妻と猫との甘~い生活?

甘い!甘い!!甘い!!!

甘過ぎて、羨まし過ぎるぞ~~~!!!


「さあて、苦いコーヒーでも頂こうかな!?」と、あきら、、、


「クスクス、、、いつもの紅茶じゃないの、あきら?」


「俺が苦~い茶を点ててやろうか!?」


「クスクス、、、」


「類、何がそんなに可笑しいの?」


「いや、つくしと結婚出来て幸せだなぁって、、、」


「〃〃〃、、、る、類♪、、、〃〃〃」


司は、相変わらず、つくしから目が離せないようで、、、


しっかり腰を抱き寄せて、頭にキスを落としながら歩く類と、ほんのり頬を染めて類を見上げるつくしの二人、、、


そんな二人の後ろを羨望の眼差しで見つめながらも、獲物をつけ狙う獣のようについて歩いていく司、、、


「先にリビングに行ってて!

俺達、駿の様子を見てくるから、、、」


「ん? まだ他にペットがいるのか?」


「犬じゃねえだろうな!」


「クスッ、俺達の子供だよ♪ じゃあ、後でね♪」