(続18)この子猫の子子猫のつくし
牧野一家が、花沢邸に、、、
千恵子「お言葉に甘えて、お邪魔します♪
つくしが、何から何までお世話になりまして、お礼の言葉もございません♪」
晴男「今日も一家で来てしまいました!
つくしばかりか私達まで、いつもお世話になりまして、、、」
瑠璃「ようこそいらっしゃいました♪
いえ、お帰りなさいですわ♪
ご自宅と思って、おくつろぎくださいな♪」
聡「ようこそ、いらっしゃい、いえ、お帰りなさい♪
私達の留守の間に、類達の世話までしていただきまして、ありがとうございます♪」
晴男「いえいえ、類君達と一緒に遊んでいるだけで、、、」
進「類兄さん達に遊んでもらってるって言うのが正しいと思うよ♪」
千恵子「ま、確かにそうとも言います、、、
ホホホ、、、〃〃〃
類君は素晴らしい息子さんですわ♪
一緒にゲームをして楽しませていただいてますの♪」
晴男「特に、迷路は毎回チャレンジしているんですよ♪」
進「毎回、救出フラッグ立てているけどね♪」
晴男「いやあ、迷路の中に、カフェコーナーが新たに出来ていたり、先日は、ハンモックを見つけちゃいまして、、、
迷路に居付pいてしまい、帰る時間ギリギリになって、ついフラッグを立てる事になり、面目ない、、、」
聡「そんなに気に入ってくださったとは、庭師の後藤達も、益々気合が入るでしょう♪
ところで、今日は類からお願いがあるそうなので、聞いて頂けますか?」
ノックノック、、、
類「おくつろぎ中、失礼いたします、、、
今、お時間よろしいでしょうか?」
聡「ああ、今、丁度お前の話をしていたところだよ♪」
類「牧野パパママ、こんにちは♪
今日は、牧野パパママに改めてお願いがあります!
牧野つくしさんを、僕にください!
つくしさんと結婚したいのです!
先日のように、心無い輩がつくしさんを傷付ける事の無いように、つくしさんを守る権利をください!
入学前に婚約したいのです!」
千恵子「まあ、なんて嬉しいお申し出なんでしょう♪
けれど、類君もつくしもまだまだ幼いですし、将来、類君は、つくしより好きな娘が現れるかも知れないし、、、」
瑠璃「牧野様、聞いて頂けますか?
類は、今までどんな事にも、無関心、無感動で引き籠りでしたが、つくしちゃんと知り合って、無関心でもなく無感動でもなく、積極的に行動するようになりました、、、
勿論、つくしちゃん限定ですが、、、」
聡「花沢の男は、生涯一人の女性しか愛せないように出来ているようです、、、
類の場合は、その出会いが早かったと言うだけで、、、」
瑠璃「是非、類につくしちゃんをください!
類ばかりではなく、花沢の総力あげてつくしちゃんをお守りいたしますので♪」
晴男「では、公の婚約ではなく、内々の婚約、許嫁と言う立場でどうでしょうか?
二人の成長を待って、追々公の婚約にいたしましょう♪」
類「僕は、まだ結婚出来る歳ではないので、婚約で我慢しますが、内々ではなく公にしたいです!
でも、牧野パパのご心配も理解出来ます、、、
公の婚約にするのには、時間が必要って事ですね♪
僕の心変わりはご心配なく!
つくしさんには、僕以外考えられなくしますので、そちらもご心配なく、大丈夫です!
いえ、大丈夫にします!」
瑠璃「類、、、カッコイイ♪〃〃〃」
聡「ハハハ、こんなに良く喋る類を初めて見ました♪
つくしちゃんと知り合う前は、無言か喋っても単語だけという状態でしたから、、、
類の気持ちに揺らぎはありませんので、安心してつくしちゃんを類に、、、
どうかお願いいたします♪」
瑠璃「類は、つくしちゃんが居ないと、途端に殻に閉じ籠ってしまいます!
どうか、つくしちゃんを類にください!」
晴男「つくしも、類君が側に居ないと、泣いて食事もしませんでしたから、こちらからもお願いいたします♪
つくしを類君の許嫁に、よろしくお願いいたします♪」
類「ありがとうございます♪」
類の部屋で、、、
類「つくし、起きてたの?」
つくし「一緒にお昼寝してたのに、起きたら類が居なかった、、、グスン、、、」
類「ごめんよ、不安にさせちゃって♪
でも、僕達の大事な用事を済ませていたんだよ♪」
つくし「なあに?」
類「牧野パパママと僕の両親に、僕達の結婚のお願いをしてきたんだよ♪
まだ、僕達が小さいから、内々の婚約と言うことで、つくしは僕の許嫁になったんだよ♪」
つくし「許嫁って?」
類「未来の僕の奥さんってこと♪
これからずっとずっと一緒に暮らしていくんだよ♪
つくしは、僕のもの♪ チュッ♪
はい、手を出して♪
僕のベビーリング、つくしのお手々は小さいから、今はこれで良いね♪
今に僕がデザインした世界に1つだけのリングを作ってあげるからね♪ チュッ♪」
類《先日の僕のお誕生日のお祝いに来たあいつら、本当はつくしにチョッカイを出しに来たんだよ!
油断も隙もありゃしない!》