奥様は魔女8
進「では、失礼します。
出よ、我が家の扉♪」
空気が振動し集束していくと、扉が現れて開いていきます、、、
進「式神達もおいで♪
類兄さんの忍者屋敷も楽しいけど、俺んちも色々面白いよ♪」
*進、優しい♪
*進、呼んでる♪
*進と一緒に行く♪
*魔法使いの進の家、楽しみ♪
進「父ちゃん母ちゃん、ただいま♪
姉ちゃんのボディーガードの役目、終了したよ!?
それにしても予言通りとは言え、姉ちゃんと類兄さんが、こんなに早く、婚約するなんて!?」
晴男「類さんは、安倍晴明を遥かに凌ぐ歴代最高の陰陽師、、、
つくしも、マーリンなどを遥かに凌ぐ歴代最高の魔力の持ち主、、、
互いが惹き合う力を、何者も妨げることは不可能なんだ♪
唯、これ程の能力の者が同時代に現れて結ばれた例は、勿論無い、、
予言でも何が起こるか告げられていない、、、
二人を会わせることで、何を引き起こしてしまうのか、、、」
進「だから、長老全員で姉ちゃんの魔力を封じて、少しでも惹き合う力を小さくしようとしたんだ、、、」
*つくしの魔力、封印は無理♪
*つくしの魅力は魔力じゃない♪
*つくし自身が素敵♪
*つくしの笑顔、大好き♪
千恵子「あらまあ!
可愛らしい式神さん達だこと♪
式神さん、お饅頭を召し上がれ♪」
*つくしママ、優しい♪
*優しいつくしのママも優しい♪
*進、ママにケーキ渡して♪
進「そうそう、ケーキのお土産を頂いたんだった!
やっぱり、お城にはケーキだよね♪
でも、忍者屋敷にケーキで、お城に饅頭ってのも楽しいな♪」
*進、このお城、楽しい♪
*進、暫くここで遊ぶ?
進「魔法使いの城も、面白いでしょ?
今、城の中を案内してあげるよ♪」
*進のフィアンセ何処?
*類様の言い付け♪
*進のフィアンセも守る♪
千恵子「あら?
茉莉ちゃんは ?
丁度来ていたのに、、、」
晴男「このケーキ、美味しいね♪
茉莉ちゃん、もう1ついかが?」
茉莉「パパ、じゃ、これを頂きます♪
料理って、不思議ね!
同じ材料で作っても、作り手によって味が変わってくるもの!」
晴男「この味を再現するのは、パパでも難しいな♪」
茉莉「!?
魔王のパパでも、難しいの?」
千恵子「それはね、作り手の愛情がこもっている料理だから、、、
茉莉ちゃん、そんなに美味しいの?
じゃ、ママも頂こうっと♪」
進「茉莉、何か忘れて無いか?」
茉莉「あっ、つくしお姉様の婚約、おめでとうございます♪」
進「あっ、ありがとう♪
、、、じゃなくて!」
茉莉「うふふ、進、お帰りなさい♪
寂しかったわ♪ チュッ♪
次は、一緒に連れてって!?
ねっ! このケーキ、最高に美味しいの♪
何処で買ったの?」
進「これは、姉ちゃんのフィアンセのとこのシェフが作ってくれたんだ♪
俺の帰りより、ケーキを喜んでいる気がするけど、、、」
茉莉「そ、そんなこと、、、ある、、、かも、、、♪」
進「こらっ! お仕置きするぞ♪」
茉莉「べ~っだ!」
進「こいつ! あっ、こらっ、待て!」
茉莉「捕まるもんですか!?」
*進のフィアンセ、茉莉♪
*茉莉、可愛いい♪
*進と茉莉、鬼ごっこ♪
*私達も一緒に遊ぶ♪
千恵子「式神さん達、探検がてら一緒に遊んでいらっしゃい♪
私は、ケーキを頂くわ♪」