奥様は魔女10
つくし「類~♪
やん、もう駄目だってばぁ~♪」
類「仕方ないな~
じゃ、シャワーして食事にしよっか♪」
つくし「類、お先にどうぞ♪」
類「一緒に、、、」
つくし「、、、入りません!
類ったら、体力底無しなんだもの、、、」
類「つくしのケチ!
いいよ、今晩たっぷり可愛いがるから♪」
鼻唄交じりにシャワーに行く類、、、
つくし「・・・〃〃〃
???!!!
あれ? なんだか魔力が?」
*可愛いいつくし、魔力が戻った♪
*素敵な進が、封印の珠を持ってきた♪
*珠の封印、長老解いた♪
*進、類様の父上母上を連れて♪
*進、お城に戻って行った♪
*類様の父上母上の伝言♪
*『しばらく二人で楽しんで』『類君、子作り頑張って』♪
*だから、類様、頑張って♪
類「ふ~ん、つくしのご両親への挨拶よりも、子作りを頑張れ、、、ってか♪
流石、俺の両親♪
では、遠慮なく♪」
つくし「類! 遠慮したことなんて無かったくせにぃ♪」
類「つくしは、俺に愛されるの、嫌?」
つくし「〃〃〃嫌じゃ、、ない、、、」
類「じゃ、問題無いね!?
頂きます~♪」
つくし「類~~〃〃〃」
一方、魔王の城に到着した、類父と類母、、、
晴男「ようこそ、いらっしゃいませ♪」
千恵子「つくしがお世話になっております♪
どうぞ、お掛けください♪」
案内されたリビングの、目の前に広がる異様な光景に、固まる類父母、、、
晴男「どうぞ、中に入って♪」
晴男が、掘り炬燵の掛布団を捲って、誘います、、、
類父母は、おっかなびっくり掘り炬燵に腰を落ち着けます、、、
聡「おお! なんて暖かくて気持ちが良いのでしょう♪」
瑠璃「私達、ほとんどフランス住まいで、洋風の生活なのです、、、
この掘り炬燵って初めてです!
とても落ち着けますわ♪」
と、改めて部屋を見回すと、、、
暖炉やシャンデリア、猫足のカウチなどロココ調の部屋の真ん中に、、、
敷き畳と掘り炬燵!!!
そして、炬燵の上には、お約束の籠一杯のみかん♪
とんでもないミスマッチな部屋なのに、何故か居心地良く、勧められるまま、みかんを剥いている類父母、、、
メルヘンだわ~~(←オイ)
瑠璃「貴方、我が家にも、この掘り炬燵を作りたいわ♪」
聡「そうですね、全ての邸に作りましょう♪」
瑠璃「日本の邸も外見は武家屋敷ですが、内装は洋式なのです、、、
類も炬燵は未経験ですわ♪
きっと喜びますわ♪」
聡「Zzzzzz.....」
瑠璃「貴方ったら♪
私も眠く、、、
Zzzzzz......」
進「フランスから帰国して間もないから、お疲れなんだね♪」
千恵子「じゃ、今のうちに晩御飯の準備をしましょうか?」