loveofruiのブログ

リダの類が好きで好きで好き過ぎで、とうとう妄想世界の住民になりました。定期的な更新は仕事柄できませんが、お目汚しとスルーして頂けば、幸いです。
R付きの話を全て下げました。話が続かないところは、ごめんなさい。

ヴァレンタインに8

桜子「お待たせしました、滋さん、、、


実は、道明寺さんに会ってきました、、、」



滋「!!!」



桜子「先輩への手紙を預かってきましたの、、、


半分脅して書いて頂いたかもですが、、、


手紙の内容をお教えする前に、誓ってください!


先輩には、あの一夜の出来事を告白しないと!


告白されたら先輩は、きっと苦しみます!


それなのに、先輩は、滋さんと道明寺さんを許すでしょう、、、


先輩に告白して、ご自分が楽になるなんて、この桜子が許しません!


ご自分の罪は、墓場まで持っていってください!


先輩が滋さんに笑いかける度に、滋さんは恥を知り、後悔をするべきです、、、」



滋「・・・・・


分かった、、、


でも、桜子、あんた、本当にキツいね、、、」



桜子「ふっ、道明寺さんも同じ事を仰っていました、、、


私、先輩を傷付ける輩は、許しません!


いつもでしたら徹底的に痛め付けます!


ですが、今回は仲間のよしみで、滋さんにも道明寺さんにも、相当甘くしているつもりですが、、、」



滋「で、司の手紙の内容を聞いて、私は何をすれば良いの?」



桜子「何も、何もしてはいけません!


少なくとも数年は、何もしないでください、、、


宜しいですか?」



滋「分かった、、、


今の私には、何であれ、する資格もないって事ね!?」



桜子「良くお分かりですわ♪


道明寺さんの手紙は、別れの手紙です、、、


先輩が道明寺さんから自由になって、誰憚ること無く、花沢さんの元に行って頂けるように、道明寺さんから別れを告げて頂きました、、、」



滋「桜子、あんたって、、、」



桜子「滋さん、これだけは肝に命じておいてください!


私は、先輩を愛しています!


何度自分が男だったらと、、、


私は生涯をかけて先輩をお守りします!


ですから、次は無いと思ってください!」



滋「桜子、、、」



桜子「そんな驚かないでください、、、


それに、私を哀れまないでください、、、


私が男だったら、想いが通じても、いつか先輩との別れが来るかもしれません、、、


私が、女だからこそ、生涯先輩の側に居ることが出来るんです、、、」



滋「・・・・・


私にも、あんたのような強さがあれば、、、」



桜子「次にお会いする時は、先輩と花沢さんの結婚式になるでしょう♪


それまでは、先輩に接触しないでください、、、


先輩に接触しなければ、NYでも何処でもお好きなところへ行っちゃってください、、、


精々、道明寺さんと傷を舐め合っていらしたらどうですか?


道明寺さんも、滋さんだからこそ、一夜を過ごしたのでしょうから、、、」



滋「・・・・・


桜子、今回のこと、ごめんなさい、、、


そして、ありがとう、、、


桜子の厳しさは優しさと表裏一体なのね♪」



桜子「私に謝罪は必要ないです、、、


先輩に会えない事が一番の罰になっていますから、、、」



滋「桜子の意地っ張り!


あんた程優しい人は、つくし以外いないわ♪」



桜子「私、誉められると気持ち悪くなる体質なので、止めてくださいません?」



滋「ふっ、素直じゃないわね、相変わらず、、、」



桜子「迎えの車が着いたようですわよ♪」