4姉妹絵巻3
滋「優希、どうしたの? 顔が紅いよ?」
優希「いえ、何でもないわ、、、」
優希《あの人、西門総二郎さんだわ♪
現代の光源氏、女たらし、カサノバ、、、
だけど、だけど、素敵♪、、、》
滋《優希、あの女たらしに惚れたね!?
あの男だけは駄目よ、優希を不幸にするわ、、、》
滋「帰るわよ、優希!
桜子が成功の合図をしているから、、、」
優希「それって!?」
滋「そう、二人がやっと出会ったの♪
だから、桜子一押しのマダムキラーと優希のお気に入りのカサノバにさよならよ♪」
優希「・・・〃〃〃」
滋《あのクルクル頭の道明寺司、実物は写真よりオーラが半端なく魅力的ね♪
さっきから、誰かを探しているようだけど、、、
今日のところは私達は失礼するわね、、、》
給仕に扮した滋達は、もの慣れた様子で然り気無く調理場へと会場を去ります、、、
司「うん?
あの給仕達、あの身のこなし、只者じゃないな!
流石、このパーティの給仕だ!
此処を使うときは、必ずあの給仕達をセットにしよう、、、」
あきら「司、どうやら類曰くのガセネタだったな!」
総二郎「もう、引き上げようぜ!
あれ? 類は?」
司「あいつ、先に帰ったんか!?
ちぇっ、この後口直しに飲みに行こうと思っていたのによぅ!」
あきらが、類の携帯に掛けても、、、
あきら「駄目だ、類の奴、電源切ってる、、、」
総二郎「もう、ベッドの中じゃねえ?」
あきら「そうなったら、梃子でも起きないな、、、」
総二郎「起こそうなんてしようものなら、ブリザードだぞ、、、」
あきら「後の仕返しが怖ええから、類抜きだな!」
総二郎「だな!」
司「ちっ! じゃ、俺んちで飲もうぜ♪」
その頃、類は確かにベッドの中、、、
ただし、F3には秘密の類のマンションのベッドで、つくしの初めてを頂いておりました!