4姉妹絵巻8
パーティ当日、、、
貴士「今日は、給士に変装しないで、お前達の本来の魅力を発揮しておくれ♪
モハメドやケビン達重鎮もお忍びでいらっしゃるからね♪」
つくし「ケビンおじ様、いらっしゃいませ♪
こちら、花沢物産の社長ご夫婦と御曹子の花沢類さんです♪」
花沢聡「初めまして、花沢聡と申します。
こちらが、妻の瑠璃、息子の類です。
よろしくお付き合い願います♪」
ケビン「花沢社長、奥様、類君、初めまして♪
今後は、良いお付き合いをお願いしますよ♪
ところで、つくし! 一段と綺麗になったね♪
つくしには、息子のジョンと結婚して欲しかったんだが、、、」
類「初めまして、花沢類と申します。
お会い出来て光栄です♪
この度は、つくしと入籍を済ませて、このパーティに参加しております、、、
機会を作って頂けるのであれば、息子さんには、是非つくしと二人でご挨拶したいのですが、、、」
然り気無くもしっかりと、つくしは俺のもの宣言をする類に、ケビンも貴士も苦笑い、、、
モハメド「つくし!
結婚したって、本当だったんだね!?
残念!
息子のアブドラが、ガッカリしているよ、、、」
つくし「モハメドおじ様、お久し振りです♪
アブドラには、カリーナがいらっしゃるでしょ?
冗談でも、そんな事を仰ると、カリーナに叱られますよ♪
親子でカリーナに夢中なくせに~
それより、ご紹介させてくださいな♪
モハメド、こちらが、花沢社長ご夫婦で私の新しいお義父様お義母様、そして、私の旦那様の花沢類♪
王子様みたいで素敵でしょ?」
花沢聡「初めまして、花沢聡と申します。
こちらは、妻の瑠璃、息子の類です♪
そうそうたる方達ばかりで、恐縮しております、、、
ここにいらっしゃる方達の意向で世界が動いている、、と申し上げても過言では無いのですから、、、」
類「モハメドさん、王子などでは無くつくしを愛して止まないただの男、花沢類と申します、初めまして♪」
モハメド「はあ、つくしが選んだだけあって、外見良し、気概良しの男だね♪
能力も貴士によると相当なものだと聞いているし、、、
まあ、これから一緒にプロジェクトをしていくのだから、お手並み拝見ですな!」
貴士「おいおい、まだ類君達にはプロジェクトの話をしていないんだから、、、
今日は顔合わせという事で、お手柔らかにお願いしますよ♪」
一方、料亭に到着した一行、、、
司「この料亭には、以前来たことがあるが、こんなに奥の離れがあるとは知らなかった、、、」
西門慶「ここは、隠し離れだな、、、」
美作稔「高遠専用の離れか、、、」
総二郎「高遠って、ここまで凄いのか!?」
あきら「類は、こんなに凄いところで大丈夫なんだろうか?」
会場で、、、
貴士「やあ、皆さん、いらっしゃい♪
類君達は先に着いていますよ♪」
世界の重鎮が勢揃いしているのに驚きながら、挨拶を済ませた一行の目に、、、
つくしにケーキを食べさせている類の姿が、、、
いや、キスの合間にケーキを食べさせている類、、、
司《可愛いい! 吸い込まれるような黒い瞳、白い肌、キスしたくなる紅い唇、、、 》
あきら《耀く笑顔とは、まさにあの娘のことだな!》
総二郎《可愛らしさと妖艶さを併せ持つ女性だ!
誰もが虜になってしまう幻の4姉妹って評判だが、確かにスゲエ♪》
あきら《類の奴、心配していたが、あんなに幸せそうな顔、初めて見たな♪》
皆が言葉もなく見とれていると、、、
桜子「つくしお姉さま、花沢さんのご友人達がいらしてますわ♪」
類「仕方がない、つくし、おいで♪
悪友を紹介するよ♪
でも、その前に、、、
つくし、クリームが付いてるよ!?
チュッ♪
まだ取れないね!?
チュッ♪ チュッ♪ チュー♪
よし、行くよ♪」
つくし「もう、類ったら~♪
わざとクリームをはみ出るようにしていたでしょ!?〃〃〃」
類「つくしにキスするチャンスは、逃さないよ♪」とニッコリ必殺の笑顔、、、
恥じらって顔を赤く染めるつくしの腰を抱いて、F3の元に歩いていきます、、、
可愛くも妖艶なつくしに釘付けなF3に、類達の後からついていく桜子達、、、
桜子「いつもの事ですが、私達美人3人がいるのに、皆、つくしお姉さまに釘付けになるんですわ♪」
滋「そう言う私達も、何時でもつくしに釘付けだもん♪」
優希「そうですわ、つくしの側に居たい、つくしの笑顔を見ていたいと、、、
でも、花沢さんに、つくしを取られちゃって正直寂しいです、、、」
あきら「よっ! 元気そうだな?
類、連絡くらいしろよ!?」
総二郎「携帯の電源切りやがって、何していたんだ?
心配していたんだぞ!?」
類「何していたって、それを新婚夫婦に聞く?
する事は決まっているでしょ♪
ねっ、つくし♪」
「「「!!!!!」」」
ボンと真っ赤になるつくし、、、
類《その初な様子に、男達は虜になるって!
虫避けしなくちゃ♪》
見せつけるように、つくしにディープキスする類、、、
腰砕けになったつくしを抱き締めて、、、
類「俺の妻のつくし、手を出したら殺すよ♪」
と、ニッコリ、、、
しかし類のその目は3人を射殺す程鋭く、3人の背筋に冷たいものが走る、、、
あきら「ヤベエ、気を付けないと本当に殺られんぞ!」
つくし「初めまして、花沢つくしと申します♪
類のお友達なら、私のお友達にもなってくださいね♪
よろしくお願いいたします♪」
見とれるばかりで口もきけない3人は、コクコク激しく頷きます、、、
類「つくし、つくしは俺だけのものなんだから、そいつらに愛想を振り撒かなくて良いのっ!
無視だよ、無視!」
独占欲と嫉妬とで、3人に酷い扱いをする類、、、
場を取り成すように、つくしが、、、
「私の素敵な姉妹をご紹介します♪
1つ年上の滋お姉さま、同い年の優希、1つ年下の桜子、とっても綺麗でしょ!?
私の自慢の姉妹です♪」
滋「3人の相手は私達に委せて、つくし達は好きなだけイチャイチャしてて良いわよ♪」
桜子「そうですわ、私達にお委せあれ、ねっ、優希♪」
優希「つくし達は新婚ですから、二人にしてあげましょう♪」
つくし「皆さん、次世代を継ぐ者として重荷を背負ってらっしゃいます、、、
今夜は、一時重荷を下ろしてお楽しみください♪」
類がつくしを抱き上げて退室していくのを、あんぐり口を開けたまま見送る3人、、、