2017類Birthday6
滋「司~♪
チャンと見てた~?」
司「ああ、バカップル振りを嫌って言うほど、しっかり見せてもらったよ、、、」
あきら「司、お前、本当に大人になったな~♪」
総二郎「お前、辛くないか?
大丈夫か?」
司「ふん! その言葉、お前らにそっくり返すわ!」
和也「え~! それって!」
桜子「はい、和也さんと同じで、このお二人もつくし先輩にぞっこんなんです♪」
滋「全く、こんなに良い女が3人も側に居るっちゅうのに!」
優希「でも、世界中継されていたんだって、つくし知らないままですよね?」
桜子「まあ、それすら花沢さんは利用していましたけどね♪
確信犯のディープキスでしたわ♪
虫避けに役立ったでしょうから、花沢さんは文句無い筈ですよ♪」
優希「まあ、敢えてつくしに教えなければ、バレるまではつくしも知らぬが仏、、、」
桜子「いいえ、世界中継の事を花沢さんは、つくし先輩に意図的にバラすと思います♪
入籍を急がせる理由になりますし、恥ずかしがる先輩を部屋から出さない理由にもなりますもの♪
世界中継の話を聞かされて呆けている間に、洋服を脱がされちゃうでしょうね♪」
優希「・・・〃〃〃」
滋「そこの二人と和也! それに司も!
今、つくしの裸体を妄想したでしょ!
へへんだっ!
滋ちゃん達は、何度も一緒にお風呂に入っているんだから~♪
羨ましいでしょう~!?
つくしったら、着痩せするタイプなんだよ~♪
桜子の指導もあって、スレンダーながら、ボンキュッボンなんだから~♪」
桜子「それだけじゃあ、ありませんよ♪
お手入れをサボっているくせに、綺麗な吸い付くような肌!
触り心地抜群♪
乳首も綺麗なピンクで、温泉で黒髪のあ女神に出会った気分でしたわ♪」
優希「ちょっと、二人共、その辺で止めないと、、、」
滋「あっ、司~!
鼻血出してんじゃ無いわよ~♪」
桜子「こちらの3人は、前を押さえた方が、宜しいのでは?
痴漢行為で逮捕されますわよ!?
さて、私達は、花沢さんのご両親に挨拶に行きましょう♪」
桜子「花沢さんのご両親でいらっしゃいますね♪
初めまして、お騒がせいたしております、、、
私、三條桜子、こちらは、大河原滋さん、松岡優希さんです♪
勝手に世界中継してしまいましたが、宜しかったでしょうか?」
瑠璃「まあまあ、類とつくしちゃんの為に、皆さんがここまでしてくださるとは!
ありがとうございました♪
あのままでは、類は生きる事を諦めてしまったでしょう、、、
本当にありがとうございます♪
つくしちゃんは、モテるから世界中継は、ありがたかったですわ♪
それに、司君との婚約解消も円満だったとアピール出来ましたし、、、
ねえ、貴方?」
聡「そうですとも!
つくしちゃんの為に、ひいては類の為に、皆さんがしてくださった事、一生忘れません♪
私達は、類が幼少の頃、私達が未熟なせいで精神的に類を失いました、、、
そして、今回、類の命すら失うところでした、、、
つくしちゃんが、類を人間らしく変えて下さったのに、失ってしまうところでした、、、
類は、つくしちゃんが居ないと笑えない、食べる事も眠ることも出来ない、、、、
類には、つくしちゃんが必要だと分かっていても、何も出来ませんでした、、、
つくしちゃんの気持ちが、類を想ってくれているのか、、、
司君と婚約の事もありましたから、、、」
滋「私達、つくしの気持ちには、疾うに気が付いていました!
つくしさえ、自分の気持ちをきちんと言ってくれれば、私達は、何時でも行動する用意は出来ていました、、、
つくしの為なら、何だってしてあげちゃいます♪
そのつくしが、やっと本心を言ってくれたんです!」
桜子「道明寺さんの尽力が有ってこそでした、、、」
優希「全員が、つくしと花沢さんのの幸せを願ってしたことです、、、
つくしの幸せは、花沢さんが幸せである事ですから、、、」
瑠璃「類は、幸せ者ね♪
つくしちゃんに想われて、皆さんからも良くして頂いて♪」
あきら「ところで、類は何処へ?」
聡「誰にも邪魔されない所、類の隠れ家でしょうな、、、」
滋「う~ん、1週間はつくしに会えないな~
そうだっ! その間に、結婚お祝いパーティの準備をしようよ♪
類君の事だから、今日明日にでも婚姻届けを出すでしょう?」
聡「実は、つくしちゃんの父上と私がサイン済みで、後は類達二人がサインするだけのものを用意して、秘書の田村に預けてあるんです♪」
プルルルプルルル、、、
聡「田村か?
そうかそうか!
つくしちゃんが書いてくれたか!
良かった!
じゃ、すぐ届けておくれ♪
皆さん、類が車の中で、つくしちゃんに迫りに迫ってサインしてもらったそうです♪」
総二郎「おーし! じゃ、パーティの準備だっ♪
皆にも俺の渾身の茶を点ててやるから、俺と優希ちゃんとで会場に茶室を作るよ♪」
滋「じゃ、食べ物飲み物は、滋ちゃんが!」
桜子「お茶室と調和した会場設定は、私がいたします♪」
あきら「警備と花の調達は任せろ♪」
和也「じゃ、俺は、つくしちゃんのドレスを、、、」
総二郎「バーカ、類が許す筈が無いだろ!?
牧野が身に付ける物は、類が用意するんだよ♪」
瑠璃「貴方! 早く帰って、リフォームしないと!
類がつくしちゃんを隔離しちゃうかも!?」
聡「そうですね!
リフォームが終れば、つくしちゃんに泣きついて、一緒に住んでもらいましょ♪
娘と暮らす楽しい日々が目の前ですね♪
わくわくしますね♪
早く帰りましょう♪
では、皆さん、本当にありがとう♪
パーティにも呼んでくださいよ♪
じゃ、急ぎますので、失礼しますよ♪」
和也「つくしちゃんは、花沢家で大歓迎されているんだね♪
もう僕が付け入る隙もないね、、、」
桜子「そんなもの、最初からありませんよ!
じゃ、和也さんには、つくし先輩のご両親と弟の進君のお世話をお願いします♪
きっと花沢家で、きちんと考えていらっしゃるでしょうけど、花沢家とのお付き合いが、スムースに受け入れられるように、精神的にバックアップしてくださいね♪
和也さんの天然振りは、つくし先輩程では無いですが、清涼剤程度には役立つでしょうから♪」
和也「うん、誉められた気がしないけど、一応誉め言葉として受け取って、頑張るよ♪」
優希「流石、和也君、私も頑張るわ♪」