奥様は魔女17
*類様の大事なつくし、喉乾いた?
*類様の可愛いつくし、お腹空いた?
にっこり嬉しそうに式神に頷くつくし、、、
式神が二人がかりでジュースのグラスを持ち上げると、他の式神がストローを挿す、、、
つくしの口許へグラスを運ぶ式神達、、、
ストローの先をつくしに向ける式神、、、
一連の連携プレーに見とれるF3、、、
すると、次にケーキをキッチンから運んできた式神達が、、、
*お腹ペコペコのつくし、ケーキをどうぞ♪
*つくしのお口は可愛いいお口♪
*可愛いいお口に、可愛いいケーキ♪
式神がケーキを小さく切り取っては、つくしの前に列を作って、その切り取ったケーキをつくしの口へ、、、
*美味しい? 美味しい?
*これ、イチゴのケーキ♪
*次は、チョコレートのケーキ♪
*マンゴーのケーキもどうぞ♪
*美味しい? ねえ、美味しい?
つくし「うふ、貴方達が食べさせてくれるから、何時もの10倍美味しい♪」
*優しいつくし、笑顔が素敵♪
*類様のつくし、たんと召し上がれ♪
*大切なつくし、ジュースもどうぞ♪
総二郎「しかし、旨そうに食うなぁ♪」
あきら「そんなに旨いのか?
どれどれ!?
うん、甘さ控え目で旨いぞ♪」
総二郎「どれ、俺も1つ、、、
うん、旨いなっ♪」
つくしが、ケーキの合間にジュースを飲まされながら、、、
つくし「類、類は食べないの?」
と、たずねながらも口を開けると、式神がケーキをポン♪
類「うん? 食べるよ♪
つくしのケーキを貰うね♪」
と、つくしにディープキス、、、
つくしの口内を荒らして、ケーキを奪い取る類、、、
類「う~ん、旨い♪」
つくし「る、類~♪〃〃〃」
司「お、俺も、、、〃〃〃」
マグマも瞬時に凍る冷たいビームで司を睨みつけ、、、
類「何か言った!?」
司「あ? い、いや、、、〃〃〃」
*類様のつくしは、類様だけを愛してる♪
*類様もつくしだけを愛してる♪
*類様の言い付け通りに♪
*類様の大切なつくし、式神が守る♪
類「司も、早く相手を見つけて、イチャイチャしなよ!
まあ、つくし程良い女は居ないけどね♪」
つくしが、類の袖を可愛くツンツンする、、、
類「ん? どうした、つくし?」
それはそれは、ブリザード吹きまくる常日頃の類からは想像も出来ない甘~い甘~い声♪
F3は、体中がむず痒くなり、掻きむしる始末、、、
そんなF3など眼中に無いつくし、、、
つくし「あのね、類ほど素敵な旦那様も居ないわ♪〃〃〃」
類「ふっ、それ反則♪
そんなに可愛いい事言うと、ベッドに連れ込みたくなるでしょ♪」
と、つくしの膝枕で寝転ぶ類、、、
そんな類のサラサラな髪の毛を撫でながら、、、
つくし「眠れ、我が愛しき御方♪
眠れ、穏やかに健やかに♪
この世を統べて、安らかにすらん♪
眠れ、我が主の同胞よ♪
眠れ、知識と力を蓄えて♪
目覚めし時は、我が主に仕えよ♪」
F3は、つくしの魔法の歌でスヤスヤ、、、
つくし「類、類!
皆、寝ちゃったわ♪」
類「うん、予定通り♪
司もあきらも総二郎も、悪いけど、緊急事態だから勘弁な!」
類が、手早く印を結びます、、、
類「『我、陰陽師花沢類が命ず!
自らの悪を追い払え!
悪に染まりし者を退治せよ!
この世を守る守り人となりて、我に仕えよ!』」
つくし「類、今度の迫り来る悪は、類の言霊で事足りるってこと?
ならば、私は何をすれば?」
類「いいや、こいつらは元々善だから、俺の言霊でなんとかなるけど、、、
欲にまみれた者は、自ら完全に悪に乗っとられてしまうから、、、」
つくし「家族が悪魔に食い付くされたと知ったら、この人は、、、」
類「後のフォローを俺達でしっかりやるれば良い、、、
F4は、そんなに柔じゃないよ♪」
つくし「そうだね♪
世界を背負うF4だもんね♪」