俺の女神2
その頃、ラウンジで、、、
司「遅い! あいつら、何やってんだ!?
ラウンジに集合って言ったのに!」
そうなんです、司は、耳寄りな情報があると、F4に集合をかけていたのです、、、
プルルプルル、、、
司「あきら、何やってんだ!?
あ? 追っかけ?
バカヤロ! 俺様を待たせやがって!
早く戻ってこい!
あ? 無理?
おい、こらっ! 切るなっ!
ちっ、切りやがった!」
プルルプルル、、、
司「俺だ! あきら達を追い掛ける!
あきら達の携帯を追跡しろ!」
SPとリモの待つ校門に急ぐ司です、、、
つくし「ねえ、何処でご馳走してくれるの?
お腹空いちゃった♪」
シャルル「梅にウグイス、猪鹿蝶、月見で一杯、つくしにケーキ♪」
つくし「う~ん、日本語お勉強中って良く分かるけど~」
シャルル「ありがと♪」
桜子「シャルル、『猫にマタタビ、つくしにケーキ♪』が適切かと、、、」
ジョン「其を言うなら『俺達につくし、つくしに俺達』が良いな~」
男性陣が、振り子の人形のようにうんうん頷く、、、
アルマン「着いたよ♪」
つくし「あれ? ここは?」
アルマン「アラビア国の新しい大使館だよ♪
丁度、新種のバラが咲いたから、中庭でランチしようと準備したんだよ♪」
カイ「バラなら、俺達のところも花盛りだけど、今回はアルマンの番だから仕方なくね、、、」
つくし達のリモが大使館の門を通過していきました、、、
あきら「あいつら、大使館に入ったぞ!」
総二郎「ちっ、追跡も此処までか!」
あきら「だな、俺達じゃ、いきなり入れないしな、、、」
総二郎「メープルにでも行こうぜ!」
あきら「じゃ、司に連絡するわ、、、」
メープルに着くと、、、
類「先に行ってて、電話しないといけないのを思い出したから、、、」
電話で次々と指示を出し終えると、運転手に、、、
類「田村が来たらすぐ出掛けるから、そのつもりで、、、」
メープルのいつものスウィートで、、、
総二郎「しかし、さっきの男達、俺達も見とれるほど良い男達だったな!?
三條の先輩、つくしちゃんって娘が、俺達の誘いに見向きもしないのは、あいつらのせいだな、、、」
あきら「あの男達に可愛がられているつくしちゃん、先輩って呼ばれていたけど、三條より幼く見えたな、、、」
総二郎「おっ、類、用事は済んだのか?」
類「ん、多分、、、」
と、ドヤドヤと騒がしく入って来た司とSP、、、
司「なんでラウンジに来ないで、此処なんだよ!?
追っかけしているって、何を?
何故? で、捕まえたのか?」
類「司、いきなり煩い!」
あきら「まあまあ、先ず一杯飲んで落ち着けよ♪」
総二郎「三條って奴が、女狐じゃなかった、3羽のアヒルにいじめられていた時に、颯爽と現れて煩いアヒルを黙らせた娘がいたんだ、、、
そればかりか、いつもの通り無関心を決め込んで傍観していた類にも、何故助けないと容赦なく叱ったんだよ、、、」
あきら「面白い女の子だと思って、ラウンジに連れてこようと誘ったら、、、」
総二郎「あっさり俺達を振りやがった!」
司「ワハハ、スゲエな!
お前らの誘いを断る女がいるのかよ!?」
総二郎「で、そいつの後をついて行ったら、キャラ弁の話が出て、、、」
司「あんだよ!そのキャラ弁って!?」
類「キャラクターをテーマにしたお弁当だよ♪
つくしのお手製のアライグマのキャラ弁、食べたかったな♪」
司「つくしって誰だよ?」
あきら「だから、三條って奴が先輩って呼んでいたつくしちゃんだよ♪」
総二郎「校門までついて行って、もう一度誘おうと思ったら、トンビに油揚になっちまった!」
あきら「そうなんだ!校門で俺達を凌ぐイケメン4人が待っていて、あっと言う間に連れて行っちまった、、、」
司「俺達よりイケメン!?」
その時、プルルプルル、、、
類「はい、俺、、、
分かった、、、」
電話を切ると、、、
類「帰る、、、眠い、、、」
司「あんだよ! 待てよ、類!
寄り目な話が、、、」
類「ぷっ、耳寄りな話でしょ!?
で、何?」