(続3)この子猫の子子猫のつくし
花壇のコーナーに行くと
僕とつくしがお花を植える花壇は、ハートの形♪
後藤、ボーナス上乗せ決定♪
イチゴの苗を植える為に、棚も作ってあって、、、
ハーブコーナー、野菜コーナーも、、、
つくし「類~、ピーマンとトマト植えよ♪
ちゃんと実ると良いねぇ!?」
僕は、内心ゲッとなったけど、余裕の顔して、
類「つくし、そんなにピーマンが好きなら、ここのピーマン全部食べて良いよ♪」
つくし「わあ、ありがとう♪
類って優しい♪
大好き♪」
嫌いなピーマンを避ける事が出来て、更に、つくしから嬉しい言葉を貰えて、一石二鳥とニヤケていたら爆弾を落とされた!
つくし「ピーマンの肉詰めって、と~っても美味しいんだよ♪
シェフのお手伝いして類に作ってあげるから、類、残さず食べてね♪」
向こうを向いたまま肩を震わせている花枝と後藤を睨みながら、、、
類「僕だけご馳走になるのは勿体無いから、その時は、つくしの家族も呼んで、皆で食べよ♪」
つくし「わあ、呼んでも良いの?
ありがとう、類って本当に優しい♪」
類「じゃあ、ご褒美にチュッして♪」
つくしに関しては、転んでもただでは起きない僕は、真っ赤になったつくしから、かすめるようなキスを頬に貰った♪
花枝と後藤は、僕の策士振りに、白眼を剥いて空を見ていたよ♪
数日後に、この花壇コーナーはレンガの壁で仕切られて、、、
壁の周囲には、林檎の木、桃の木、サクランボの木、柿の木、枇杷の木、杏の木、プルーンの木、ブルーベリーにブドウetc.も植えられて、、、
アーチ型に作られた入口には、『類君とつくしちゃんの果樹園』とプレートが貼ってあったんだ♪
流石に後藤も見抜いたんだね!
つくしは、『花より男子』、いや、違った、『花より団子』だって♪
結局、つくしが植えたのは、ピーマンとトマトとたくさんのイチゴ♪
僕はハートの花壇を花時計にしようと、、、
時計の周りに、ツゲの木の小苗を使って、WELCOMEと描き、、、
後はスモーキィグリーン、ライムグリーン、シルバーの葉とピンクと白の花で全体を囲むように、、、
、、、と、後藤に指示した、、、
そう、指示しただけだよ♪
なんか文句ある?
だって、つくしと一緒にイチゴを植えるのに忙しかったんだから、、、
種蒔きも、全部野菜の種ばかり蒔いたし、、、
でも、収穫の時には、様々なグリーンがお花畑に負けないくらい綺麗で、、、
ハーブのどちらかと言うと地味な花も以外と綺麗で、、、
目で楽しんで、食べる事も出来て一石二鳥、つくしのよく言う『お得』って訳♪
つくしの花沢家の第一日目は、イチゴの植え付けで盛り上がって終わったんだ、、、
僕もつくしも、お風呂に入って夕食を済ませたら、バタンキューだったんだ、、、
えっ? つくしと一緒にお風呂も入ったよ♪
羨ましいでしょ!?
花枝が、つくしの体を洗っている間、つくしったら、体中泡だらけにして、きゃっきゃと可愛く笑っていたよ♪
僕は、自分で体を洗いながら、僕の妻になるつくしの体を、じっくり検分したよ♪
つくしの肌って、すんごくキメが細かくて、真っ白で底光りしてんだ♪
花枝「さあ、つくしお嬢様、頭からシャワーを掛けますから、眼を閉じていてくださいね♪」
と言って、僕のほうにわざとつくしを向けて、シャワーを出したんだ、、、
シャワーで泡が流れされていくと、つくしの可愛いい淡いピンクの蕾が2つ、、、
思わず、使っていたタオルを取り落とした程、綺麗だったんだ♪
花枝「さっ、先にあがりますよ、つくしお嬢様♪
類様、直ぐに背中を洗って差し上げますからね♪」
と、ウィンクしてつくしと出ていった、、、
はあ、とため息の僕、、、
つくしは、モコモコのピンクのパジャマを着て、ピンクのリボンがゆらゆら可愛いかったよ♪
ま、つくしは何を着ても、何も着てなくても(←オイ)、可愛いいんだけどね♪
夕食も、眼を擦りながらもデザートまで完食して、シェフにご馳走さまでしたと言った途端、テーブルに突っ伏したのには、皆大笑い♪
直ぐに、歯を磨いてあげて、僕のベッドにイン♪
ルゥルゥも、お風呂に入れてもらって、ご飯も済ませて、もう寝ていたよ♪
僕は、ルゥルゥをソッとルゥルゥ専用ベッドに移して、つくしを独り占め♪
僕、今までで一番幸せだぁ♪