宮(真っ平ごめん)2
シン好きな方はUターンお願いいたします~
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何故、お父様は、私を美術科に?
どうせなら音楽科の方が良かったのに、、、
けれど、教室に着いて、お父様の気持ちが分かった気がしたわ、、、
そこには、ユル君も編入していて、いつもの優しい笑顔で挨拶してきたの♪
チェギョン「ユル君! ユル君も!?
そんなこと一言も言って無かったじゃない!?
私の送別会の時、ユル君と離れるんだと思って、寂しかったんだから!
ユル君の意地悪♪」
ユル「ごめんよ、チェギョン♪
チェギョンをびっくりさせたかったんだ♪
それに、チェギョンが僕に会えなくなる事を寂しがってくれた事が、僕にとって重要なんだ♪
僕に会えて嬉しい?」
チェギョン「勿論よ♪
また、一緒に学べるなんて、嫌な一日が素敵な一日になったわ♪
何故、美術科なのかしらと疑問だったけれど、ユル君が居るからなのね♪」
ユル「うん、チェギョンのお父様に、チェギョンのお守りを頼まれたよ♪
頼まれなくても、チェギョンを守る役目は、誰にも譲らないけどね♪
1年間はここの美術科で一緒に頑張ろう!?」
ユル《美術科が映像科から一番遠くに在って、在学生も安全な人物達でもあったから、美術科に編入になったんだよ、、、
チェギョンのお父様も君が音楽科を希望していたのは知っていらしたけど、、、
君の安全が第一だからね♪
チェギョンのSPも、あちらこちらに潜入しているよ♪
勿論、僕のSPもね♪
チェギョン、君は本来、僕の許嫁だったんだよ♪
君のお父様シン氏にも、はっきり宣言したよ♪
僕は、チェギョンを離さない、チェギョンは僕のものと、、、
シン氏は、お手並み拝見って笑っていたけど、僕は全力でいくよ♪
何しろ、それでなくてもライバルが多過ぎるんだから、、、》
ユル「それより嫌な一日がって、何か嫌な目に会ったの?」
チェギョン「うん、そうなの、あのね、、、」
ユル《はあ、初日にいきなり遭遇するとは!
けど、恋人のヒョリンの存在に最初から気が付いたのは、ラッキーだったな、、、
皇太子シンがチェギョンの許嫁だと知らされた後で、シンの恋人のことを知るより、傷つく事もないし、断り易いだろうから、、、
それにしても、宮は一体シンの恋人の事をどうするつもりなのか、、、
一時の遊びと見逃しているのか?
だが、シンが本気の場合はどうするのか?
そんなシンに、いくら先帝の遺言とは言え、チェギョンとの縁談を進めようとは!
シン氏もチェギョンの幸せを考えて、宮と交渉の末、1年間だけこちらに編入する事で折り合いをつけたらしいが、、、
自由で活発なチェギョンを皇太子妃になんて、大空を滑空するハヤブサを籠に閉じ込めるようなもの、、、
チェギョンを知って、宮から出された事を初めて感謝したよ、、、
チェギョンと自由に生きていく事が出来るってね♪
だから、チェギョンが未来の皇太子妃と知った時は、心の底から宮が憎いと思った!
そして、チェギョンは本来僕の許嫁だったとも知って、この世の皮肉に思わず笑ってしまったよ、、、
それからは、僕のチェギョンを取り戻す為に、あらゆる手段で方法を調べあげた、、、
母の息が掛かったイギサの力も、母の再婚相手の力もフルに活用したよ、、、
いや、今も活用しているよ♪》
チェギョン「ユル君、ユル君!
ねえ、聞いてる!?
私は物心ついた頃から、お父様の仕事の関係で各国に移り住んでいたから、韓国の事には疎いのよ、、、
私が幼い頃に仲良しだった女の子を捜したいの♪
ユル君、手伝ってくれる?」
ユル「うん、勿論!
チェギョンの為ならどんな事でも!
あっ! これが男を捜すんだったら、手伝いたくないけどね♪
で、その子の名前は?」
チェギョン「う~ん、ヒョンって呼んでたけど、、、
同い年で、よく一緒に絵を書いたり、ピアノを弾いたり、、、」
ユル「お転婆チェギョンが、そんなおとなしい遊びだけ?」
チェギョン「うんもう!
後は、、泥んこ遊びして叱られたり、、、」
ユル「ハハハ、そうこなくちゃ!
僕のお転婆チェギョン♪
正直に話してくれたご褒美に、今日はもっと素敵な日にしてあげるよ♪」