loveofruiのブログ

リダの類が好きで好きで好き過ぎで、とうとう妄想世界の住民になりました。定期的な更新は仕事柄できませんが、お目汚しとスルーして頂けば、幸いです。
R付きの話を全て下げました。話が続かないところは、ごめんなさい。

つくしちゃんと7人の仲間達21



2階のボス、、、


「おや?


来ちゃったの?


めんどくさ!


まあ、良いわ!


ちゃっちゃと片付けちゃうわね!


はあい、ここでは、スイーツ対決よ♪


お菓子を作って勝負よ♪」





「どれどれ、θさんのは、完璧ねっ♪


飴細工でバラやリボンまで作るとは、畏れ入りました!


でも、味は教科書通りの味でしかないのね!」


θ、撃沈!



「ζさんのは、ダイナミックなケーキで、フルーツてんこ盛りねっ♪


うん、美味しい♪


でも、見た目も大事よ!」


ζ、撃沈!



「νさんのは、可愛らしいカップケーキね♪


う~ん、味も素晴らしい♪


けど、ごめんなさ~い、3人目となると胸焼けしてきたわ!」


ν、撃沈!


「μさんのは、、


キャー、何このクッキー!


きゃわいい~♪


ピンクのスライム、味はストロベリーねっ♪


こっちは、ゾーフィゴのアカチャン、メレンゲ仕立てねっ♪


次は、これこれ、キャー楽しい~♪


メンバーにそっくりじゃない?


キャハハ、このクルクル頭に怒った顔!


同じ顔で、ストレートな髪!


これは、δ君ね!


ププ、バラを頭に着けたハンサム君!


ん? これって緑色の顔の光源氏!?


ヒィー、笑い過ぎてお腹痛っ♪


あららァ、これは王子様かなぁ!?


良くできてるわあ♪


ん~、どれも甘さ控え目で、コーヒー味、紅茶味、抹茶味、ジンジャー味、ストロベリー味とバラエティーに富んでいて、いくらでも食べられちゃうわね♪


見た目も楽しく、味も素晴らしい♪


合格!


先に進んで良いわ!」



ζ「ねえねえ、μ、クルクルクッキー頂戴~」


θ「私は、バラの花付きのを、、、


νは、もちろん、お抹茶味ですわね♪」


φ「ねえ、王子様って、俺のこと!?


俺、μの王子様になりたいって思っているから、嬉しいよ♪


チュッ♪」


χ「ハイハイ、ラブシーンはそこら辺にして、先に進もうぜ!」

俺達が知らなかったこと15

穏やかな食後のティータイムが終わり、俺は、つくしを連れて、用意されたヘリで東京の花沢邸に戻った、、、



俺のセキュリティレベルをつくしと同様の最高度に上げ、警備の練り直しを、つくし付きのSPと俺のSPとで密に行った、、、



先ずは、崇さんがスイスに帰国して落ち着いてから、つくしを俺の婚約者アンジュ・ノーザン伯爵令嬢として公表し、深窓の令嬢のためと理由付けして露出は避ける、、、



ノーザン伯爵のダミーは、病弱でスイスで療養中とする、、、



身分に齟齬の無いように、細かく煮詰めていると、俺の秘書の田村が戻ってきた、、、



田村「類様、つくし若奥様、いえ、アンジュ若奥様、ご結婚、おめでとうございます♪


スイス大使館では、相当な便宜を図って頂きまして、入籍手続きが、本日付で完了いたしました♪


心よりおめでとうございます♪」



類「ありがとう♪


じゃ、俺達、新婚タイムに入るから、後は任せたよ♪


つくし、行くよ♪」



つくし「あ、皆さん、ありがとうございます♪


皆さんのおかげで、、、きゃっ!


類~! ちょっと、まだお礼が、、、」



類「うるさいよ、奥さん♪


今は夫の言う事を聞くの!」



つくし「きゃっ! やだ! ちょっと! 類~!」



つくしを肩に担ぐと、さっさと寝室に向かう類~



田村「コホン!


類様、若奥様は、しばらくお部屋から出ていらっしゃらないでしょうから、それを踏まえて順次休息をお取りください、、、」



ジョン「では、この5日間で連携の欠陥を炙り出しましょう!


Aシフトで展開!」


《はあ、この5日間は、お部屋から一歩たりとも出てらっしゃらないと、お考えですね~


あの類様のご様子では、5日間でも足りなさそうですが、、、》



案の定、つくしは5日間部屋から出ることは叶わず、6日目に意識を飛ばしたまま類に大切に横抱きに抱えられて、ヘリで京都へ、、、



つくしを抱き潰したと 崇に睨まれても、何のその、、、


上機嫌な類の幸せ全開な締まりの無い笑顔に、崇達は、苦笑いするばかり、、、


そこへ、蒼い瞳の金髪の青年が現れて、、、


「類さん、お久しぶりです、、、」

つくしちゃんと7人の仲間達20



1階のボス、、、


「あら、いらしゃい~


あたくしとは、お花を生ける勝負よ!


いざ!」



「う~ん、νさんのは、可憐さを狙っていて、えげつないわねぇ」


θ《うわあ、そこまで、ほんとの事を言っちゃう!?


確かに、ほんとは一番キツイ性格なのに、可憐さを装って男はコロリよね》


ν、撃沈!



「θさんのは、お手本のような仕上がりが、作り物のようで、面白くないわねぇ」


ζ《え~!? 作り物って、本人もなんですけど、そこまで見破っちゃう!?》


θ、撃沈!



「ζさんのは、個性豊かだけど、ここまで規格外ではねぇ」


ζ、撃沈!



μ《え~!? 後は、私だけじゃん!


めんどくさいから、花の首を全部切り落としちゃったし(『貴方に首ったけ♪』なんちゃって〃〃〃)、葉っぱも、勝負に掛けて菖蒲しか使ってないし、、、》



「μさんのは、、、


こ、これは!


なんと素晴らしい♪」


μ「へっ?」


「『愛の告白で、勝負』とは、畏れ入りました!


皆さま、ご覧なさい!?


菖蒲の葉のみを真っ直ぐ衝立のように剣山に立てて、可愛らしいポンポン小菊の花を、花首だけにして、彩り良く水面に浮かべてらっしゃる♪


貴方に首ったけ! と言うメッセージで勝負に出たのね♪


見た目も、鮮烈斬新かつ可愛らしく、何よりメッセージが良いですわ♪


参りました!


先にお進みなさい♪」



φ「μ、ありがと♪


嬉しいよ♪


俺に首ったけだなんて、皆の前で告白してくれて♪


俺は、μにますます首ったけだよ♪


チュッ♪」


μ「〃〃〃〃〃」




ρ「δ! 口が開いたままだぞ!


あのバカップルに早く慣れろよ!」


χ「ハイハイ、先に進もうぜ!?」