loveofruiのブログ

リダの類が好きで好きで好き過ぎで、とうとう妄想世界の住民になりました。定期的な更新は仕事柄できませんが、お目汚しとスルーして頂けば、幸いです。
R付きの話を全て下げました。話が続かないところは、ごめんなさい。

つくしちゃんと7人の仲間達18



翌朝、、、


μ「φ、起きて~♪」


φ「う~ん、まだ眠い、、、」


μ「起きて~、お腹空いた~」


φ「クスッ、あい、チュッ♪」




ζ「起きろ! 起きろ! τ!!」


と、ハリセンでバコーン!


τ「テメエ、もっと静かに起こせねえのか!」



θ「ρお兄さま、朝ですよ♪」


ρ「う~ん、もう朝か! はよ♪」



ν「χさん、起きてください~♪」


χ「・・・・・」


ζ「みんな起きた~?


何? こやつが、まだ起きない?


起きぬなら起こしてみせよう、このハリセンで~」


バッコーン!


χ「痛ってえ! あにすんだよ!」


ζ「νが優しく起こしている間に起きないと、バッコーンだよ~!!」



やっと揃って朝食タイム、、、


τ「しかし、μは旨そうに食うな~」


μ「だって、美味しいんだもの♪


ねっ、φ?


あっ! φ、ニンジンを、お残ししちゃダメでしょ~?」


φ「だって、嫌いだもん♪


μが、食べさせてくれるなら食べる、、、


あ~~ん♪」


μ「もう、甘えん坊さん♪〃〃〃」




τ「ケッ、お前ら、朝からいい加減にしろよ!


もう出発だ!」


ζ「あ~あっ! ヤキモチ~♪」


ρ「コーヒーくらい飲ませろよ!」



χ「じゃ、お薄を点ててやろうか!?」


ζ「和菓子が欲しい♪」


νμ「私も♪」


φ「俺のはミルク入れて♪」


χ「お前ら!」




τ「おい、誰かなにか取り寄せしたか?」


φ「あっ、俺が頼んだ!


スイートに運んでおいてもらって!」


μ「φ、何頼んだの?」


φ「後で、皆にも参加してもらうから、今は、、、


ねえ、χ、抹茶ミルクまだ?」


χ「お前ら、いい加減にしろよ!」


μ「私、χの点てるお茶が、好き~


暖かくて優しい味がするの~」


χ「お、おう〃〃〃


μには、いつでも点ててやるぞ♪」


《χにとっても、μは特別なんだ~》


《μって、無意識無自覚な人たらし~》


ρ「μは、おふくろのケーキが好きだろ?


いつでもご馳走してやるぞ♪」


《ρ、お前もか!》


μ「わあ、ありがとう♪


ρって、お兄さんみたい~」


《ぷっ、お兄さんどまりとは、お気の毒~》


τ「このクエストは、一体いつになったら、出発できるんだ~!!(怒)」


φ「τ、ウルサ!


ものには、準備ってものがあるの!


τのように、突っ走ってから考えるのは、失敗のもと!」


《確かに、突っ走って玉砕していたな~》



μ「ごちそうさまでした♪」


φ「じゃ、皆、スイートで!


行くよ、μ♪」


μ「ねえ、お取り寄せって何?


何するの?」


μの方に屈んで、わざとμの耳許で小さく答えるφ、、、


μが嬉しそうに、クスクス、、、



τ「おい、俺様を置いていくな!」


ρ「トラブルはごめんだぞ!


χ、行くぞ!」


θ「私達も行きましょう、、、って、ζ、いつまで食べているんですか?


太りますよ!」


ν「ζさん、お代わりをお部屋に運ぶようにしましょう!?」




部屋にて、、、


τ「うへぇ、なんだこの木靴の山は!?」


μ「分かった♪


魔女のエサねっ♪


でも、木靴って!?」


φ「ふふ、変わってて、逆に気に入るかもよ♪」


θ「こちらの、スワンスキーのクリスタルやリボンを飾りに使うんですね!?」


φ「うん、先ず、必ず木靴に縞模様を描いてからだよ♪


縞の木靴、、、これが、必須アイテムだから、、、」


μ「νは、ブルー系でアレンジね、、、


私は、虹色の縞模様にしよっと♪


足首でリボンを結ぶようにして、、、」


θ「私はピンクで、ζさんはパープルですわね♪」


μ「φは真っ白ね♪


χはグリーン、ρはブラウン、」


τ「俺様は?」


μνζθ「レッド!」




各々、意匠を凝らした木靴の出来上がり~♪



ζ「スワロフスキーがキラキラして、中々良い出来上がり~♪


ところで、お腹空いた~♪」


μ「私も~♪」


τ「また食うのかよ!?」


θ「ζさん、脳内変換、、、


(スワロフスキーではなくスワンスキーです、、、)


まあ、『腹が減っては戦が出来ない』ですわね♪」




たっぷり食べて、いざ出発~♪



しかぁし、一筋縄ではいかない人が、、、



φ「眠い、、、


お昼寝したい、、、


μ、一緒に寝よ♪」



τ「テメエ、いい加減にしろ!


出発だ!!」



φ「え~!? お昼寝の時間、、、」



χ「φ、俺も怒るぞ!


行くぞ!」


χとρに両腕を捕られて、引き摺られていくφ、、、


μ「待ってぇ~」追いかけていくμ、、、



θ「やっと出発に漕ぎ着けましたわね♪」


ζ「でも、このクエストツアー、楽しめそうじゃない?」


ν「お二人とも、獲物を狙う目付きですわね!?」


θ「νもね♪」

俺達が知らなかったこと12

車は京都郊外へ、、、



つくしの車は、前後を守られて走る、、、



車内では、類の膝に乗せられて、チュッ♪チュッ♪チュッ♪の嵐、、、



ジョン達は、見ない振りして視界にはしっかりキープ、、、



つくし「待って、待って、類~♪


私に説明させて?」



類「う~ん、SPの前じゃ、これ以上は目の毒かぁ~


じゃ、聞かせて?」



そうは言っても、類の手は、つくしの髪の毛をすいたり撫でたり、肩から背中を撫で擦ったりと、つくしの存在を確認するのに夢中です、、、



つくし「私が、ラウンジで類達に質問した日を覚えてる?」



類「忘れる訳が無い!


つくしに関することは、全て覚えているよ♪


チュッ♪」



途端に、ボボボッと紅くなるつくし、、、



類「可愛いい、つくし♪ チュッ♪」



つくし「は、話を聞いて?」



類「一字一句聞き漏らさないよ♪


で?」



つくし「その日の夜に、父と会ったの、、、


父の研究に光が見えてきたと、迎えに来たの、、、


ところが、私、父の目の前で倒れてしまったの、、、


この時一度私、死んだの、、、


ただし、脳出血は引き金で遺伝子の異常が原因よ、、、


進やパパママが、私が脳出血で死んだと嘆き悲しんでいる最中、父は、私にこっそり遺伝子治療の注射を打ったの、、、


そう、父の研究は、母を救う為の、母の死後は、私を救う為の遺伝子研究だったの、、、


父が話してくれたんだけど、母を失って、私まで失ってしまったら、気が狂ってしまうと、がむしゃらに研究に没頭していたんですって、、、


だから、あの日まで会いに来ることが出来なかったと、、、


父の注射のおかげで命をとりとめたけど、一見死亡したように見える私を、父はスイスに運んだの、、、」



類「じゃあ、あのお寺のお墓は?」



つくし「私を救えない場合、恩あるパパ達を2度も悲しませたくないと、私が死んだとパパ達が思い込んでいるままに、父はスイスに帰ったの、、、


あのお寺のお墓には、私の黒い髪の毛が入っているんですって、、、」



類「俺達、どんなに忙しくても、つくしの誕生日には、F4揃ってあそこに行って、お祝いしていたんだ♪


俺は、春と秋にも、つくしの夢を見たくて来ていたよ♪


なのに、あんたは夢にも現れてくれなかった!」



つくし「父を通してご住職から類達の事を2年前に聞いたわ、、、


スイスに運ばれた私に、3年間、父は有りとあらゆる手段で治療を重ねてくれて、やっと意識を取り戻してベッドから起きることができたの、、、


でも、まだ完治した訳ではなかったの、、、


この2年間は、リハビリと更なる遺伝子治療に明け暮れていたわ、、、


辛い治療とリハビリに泣いていた私に、父がご住職から聞いたと教えてくれたの、、、


類が、私を忘れずにいてくれるって、、、


私、類の側に帰りたい、、、


類の側に帰る為に、私はまだ頑張れるって、、、


この2年間、類、貴方が私の心の支えだった、、、


そして、父の研究の遺伝子治療のおかげで、私、完治したの♪


でも、遺伝子操作で髪の毛や瞳の色が変わってしまったわ、、、」



類「俺は、つくしがつくしである限り、愛さずにはいられないよ♪


それに、そのシルバーブロンド髪の毛と紫の瞳、素敵だよ♪


黒い髪の毛も黒い瞳も大好きだったけど、、、


なんか俺、つくしの言う『お得』を体感しているみたいだよ♪


日本人形バージョンのつくしと西洋人形バージョンのつくし、一粒で2度美味しいって、この事だよね♪」



つくし「お得って、、、〃〃〃


う~ん、ビミョーに違う気がするけど、、、


でも、今の私を受け入れてくれてありがとう♪


類、一杯心配かけて、一杯悲しませちゃって、ごめんなさい、、、」



類「俺こそ、戻ってくれて、ありがとう♪


つくしが倒れる前に気が付いてあげられなくて、ごめん、、、」



つくし「うふふ、大好き、類♪」



類「俺は、愛してるよ、つくし♪


つくしは、愛してくれないの?」



つくし「あ、愛してる、類!」



類「あい、良くできました♪


じゃ、結婚式をいつにしようか?」



つくし「ええっ!?


いきなり何を!?」



類「ちょっと煩いよ!


5年間以上待たされたんだから、もう待たないよ!


つくし、お手!」



つくしが、思わず手を差し出すと、、、



類「違うでしょ!?


左手でしょ!」



ポケットから、指輪を出して、つくしの薬指にはめます、、、



類「あの時の答えを言うよ♪


残りの人生が、1週間だろうが、100年だろうが、俺の望みは、つくし、あんたと一緒にいること、、


だから、俺と今日結婚してください♪」



つくし「類、、、〃〃〃」



類「返事は? 聞いてる?」



つくし「は、はい! 」



類「ありがとう♪


この指輪は あの時1週間バイトして買ったプラチナのシンプルなリングを土台に作ったんだ♪


毎年つくしの誕生日に花弁を1枚はめ込んで、5年で完成したんだ、、」



つくし「それって!?」



類「うん、不思議だね!?


満開の桜の木の下で出会って、完成したばかりのこの桜の花の指輪を、渡せたなんて、、、」



つくし「うん、不思議♪


だって、今日会えるなんて知らなかったのに、類が指輪を持っていたなんて、、、」



ちょっと紅くなった類、、、



類「それは、この指輪を手離せなくて、いつも持ち歩いていたからだよ!、、、〃〃〃」



つくし「る、類、、、〃〃〃」



類「これを手にすると、落ち着くんだ、、、


この指輪があれば、いつかつくしに会えるって、漫画チックだけど、信じてた、、、


つくしがいなくなったことを、受け入れることが出来なかったんだ、、、


いつか、ひょっこり『類~♪』って笑って現れるって、信じてた、、、


そうじゃないと、生きていられなかった、、、〃〃〃」



つくし「類、類、類、、、」



類「つくし、泣くな!


泣かないで!?


笑って『類~♪』って言ってよ!?」



つくしは、必死に涙を押し止め、にっこり笑って、、、



つくし「類~♪ ただいま♪」



類「お帰り、つくし♪」

つくしちゃんと7人の仲間達17





τ「お~い、今帰ったぞ~」



θ「ただいま戻りました♪


って、そんなに食べたら、太ってしまいますよ!」



μ「お帰りなさい、お疲れ様です~♪」



τρχ「お、おう〃〃〃」



ζ「キャー、スライお帰り~


可愛さ倍増したんじゃない?」



ν「χさん達が、面白がってお酒を飲ませたんです、、」



θ「そうしたら、この通り!


ピンク度5割増し、プクプク度倍増!


可愛いいでしょう!?」



ρ「おかげで、酒場の連中、警戒心が薄れたらしく、いろいろ情報を洩らしてくれたぞ♪」



φ「狙い通りだね♪


で?」



スライとキキララと女性達が、食べ物に群がっているのを尻目に、男性達は情報交換に勤しみ、、、



φ「成る程、魔女は靴収集が趣味と、、、


特別な靴を捜していると、、、


その特別な靴が、バリアを突き破る鍵になると、、、」



ζ「ねえ、魔女って、もしかしたらイメルダ?」



θ「ζって、食べ物に夢中かと思っていたら、地獄耳なのよね!」



ν「でも、脳内変換がちょっと残念~♪」



ζ「相変わらず、νは大人しげな顔して、言ってくれるじゃん!


ちょっと、その山彦の帽子を貸しなさいよ!


パルプンテのダブルをお見舞いしてあげる~♪」



νθμ「キャー、コワコワ♪」



θ「ζのパルプンテって、本人同様ぶっ飛びだから、ご容赦~♪」



μ「何何?


そのぶっ飛びって?」



θ「一番面白いのは、敵の嫌いなものが、ウジャウジャどさどさ降ってきたのかしら!?」



ν「そうそう、ハリポタロンの嫌いな蜘蛛がどさどさ落ちてきて、ロンの体中を這い回った時のロンの絶叫!


あれは、可哀想かもだったけど、、、」



νθ「大笑い!!!」



μ「貴女達って、、、」



θ「我ら、乙女3人を怒らせたら、大変ですよっ、、てことを肝に命じといてくだされば、いいだけですのよ、、、」



ちょっとビビリなF3、、、



ρ「τ、お前、気を付けろよ!


犬が降ってくるようなことは避けろよ」



τ「・・・・・」



χ「おい、ちょっとその帽子を見せろ!」



χが品定めします、、、



χ「こ、これは!!」



φ「何?」



χ「これは、大山彦の帽子!


とんでもない物を貰ったな♪」



ζ「大が付くと、そんなに違うの?」



χ「ああ、普通の山彦の帽子は、山彦が1回、つまり、呪文のダブル掛けになるんだが、大山彦の帽子は、次から次へと山彦が返る、つまり、呪文が何回も掛けられるんだよ!


唱える者の魔力次第では、無限に掛けられるっていう、とんでもない代物だ!」



θ「じゃあ、ホイミで全員回復も夢じゃない?」



ζ「わあ! メテオやパルプンテの無限呪文!?


やりたい、やりたい!!」



θ「ν、その帽子は、ζだけには渡さないでよ!?」



ν「はい、世界が崩壊しかねませんものね!?」



τ「おい! φ!


そっちでイチャイチャしてないで、この帽子を見ろよ!」



φ「うるさいよ、τ!


明日は朝早く出発だよ!


眠いからもう寝る♪


μ、おいで♪


キキララも♪」


さっさと、別室に行ってしまいます、、、


φ「あっ、τ!


キキララが 番犬代わりしてくれるから、俺達の部屋に忍び込もうとしても、無駄だよ!」



μ「それって、ジョジョバージョンで言ってみて~♪」



φ「τ! ムダムダムダムダムダ!!


念のため5回言ってみたけど、どう?」



μ「クスクス、何をしても何を言っても、φって素敵~♪」



φ「じゃあ、ご褒美頂戴、チュッ♪」



μ「もう、φったらぁ♪〃〃〃」



χ「ゲェ! 甘い、甘い、甘い!!」



θ「本当に甘過ぎですわね♪」



νζ「今更なんじゃない?」



ρ「早く慣れろってか?」



τ「・・・・・」