つくしちゃんと7人の仲間達4
つくしが、初めて英徳に足を踏み入れると、、、
(英徳には、入学式は無いと言う、類の独占欲による嘘を信じて、入学式は欠席していた、、、
つくしの両親は、英徳の入学式に出席することなど身分不相応だと考えていたので、この幼い嘘を歓迎した、、、)
周囲に沸き起こる類への憧れの声、、、
そして、どうやらつくし自身に向けられているらしい、侮りの声、、、
類と一緒の登校にウキウキしていた気分が、自分は場違いと思い知らされ、思わず俯いてしまうつくし、、、
そんな時、、、
類「誰? 俺のつくしを蔑むのは!?
つくしを侮ったり、苛めたりしたら、
花沢を敵に回すことになるよ!
俺の両親も、つくしを娘のように可愛がっているから、社会から抹殺されよ!」
周囲を鋭く睨み付けて、類が吐き出す言葉に、辺りは鎮まりかえり、、、
そこへ、F3が近付いて来て、、、
《スゲエ! 類がこんなに大きな声で、こんなに長く話すなんて!?》
《いつも無関心無感動無言の類が、こんなに感情を顕にしているなんて!?》
《近くで見ると、更に小っこくて可愛いいな♥》
F3が、とびきりの笑顔で話し掛けても、つくしちゃんは、類一筋、、、
司も体よく、あしらわれて、、、
しかし、この3人の良い?ところは、自分の我を通すのに、躊躇わないこと、、、
類達の後をゆるゆると付いて、Ωクラスに行きます、、、