宮(真っ平ごめん)7
シン好きな方はUターンお願いいたします~
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ユル「皆、遠慮無く追加注文してよ♪」
ガンヒョン「では、本当に遠慮無く頂きます♪
それから、チェギョンの事でお礼を言わせてください、、、
ユル君、チェギョンを庇ってくださり、ありがとうございます♪
ユル君の配慮が無ければ、チェギョンが笑い者扱いされたままだったわ!?」
チェギョン「ユル君、ありがとう♪
この素敵なドレスと花飾り、靴まで!
其にしても、一体いつ用意したの?
どうして必要だと思ったの?」
ユル「先ず、チェギョンを天敵と見なしているヒョリンやイン達が、親睦会だなんて、絶対裏があるよね!?
しかも、美術科全員を招待する程の大掛かりな悪巧みだよ!?
ちょっと探ったら、お茶会ではなく、ダンスパーティを目論んでいるし、、、
なのに、招待状にはドレスコードの案内が無い!
ダンスパーティである事を意図的に隠し、唯のお茶会であるかのように偽装していた、、、
悪意の他のなにものでもないよね!?
ただ、今回の事で、チェギョンや僕の素性がばれてしまうかも!?
お追従な奴が現れるだろうね!?」
ガンヒョン「ユル君の素性って?」
ユル「ハハハ、流石、鋭い突っ込みだね!?
チェギョン、本当はもっと早く話すべきだったかもしれない、、、
でも、僕は、既にその身分では無いし、その身分に戻りたいなどとは、これっぽっちも思っていない、、、
そこのところを、チェギョンや皆にしっかり理解して聞いて欲しいんだ、、、
実は、僕は、この国の先帝の息子で、皇太子だった、、、」
一同、驚きに息をのむ、、、
ユル「チェギョンや皆にお願いがある!
元皇太子であるけど、今は宮とは縁が切れている、、、
宮とは全く無関係な唯の一人の男だよ♪
だから、今まで通りに友達でいてくれないか?
心からお願いする!」
ガンヒョン「勿論よ、ねえ、皆?
チェギョンを大切にしてくれる人は、私達も大切にするし、大事なお友達よ♪
あ~、だから、ユル君は宮廷ダンスも踊れたのね!?
でも、チェギョンはどうして踊れたの?」
ユル「ダンスは僕が教えたよ、他の男に触れさせるのも嫌だったし、、、
ガンヒョンは知っているけど、チェギョンは、シン財閥のお嬢様だよ、、、
そして、僕が愛して止まない大切な女性なんだ♪
だけど、チェギョン本人も知らない事がある、、、
チェギョンは、先先帝、僕のお祖父様の遺言により、世継ぎの太子の許嫁に指命されていたんだ!
だから、チェギョンは、僕の許嫁だったんだよ♪
その事を知る以前から、僕は、チェギョンを愛していたけどね♪
僕がチェギョンを愛していることを知った義父が、チェギョンの事を調べて、許嫁だったと知ったんだ、、、
僕は、運命の女性だと確信したよ♪
チェギョンの事は、僕が一生守るよ♪」
ガンヒョン「でも、ちょっと待って!
世継ぎの太子の許嫁ってことは、今は?」
ユル「ガンヒョンは、答えにくいことを、ズバッと聞くね!?
そうだよ、ガンヒョンが思った通り、今は、チェギョンはシン皇太子の許嫁ということだ、、、
でも、僕は、シン皇太子にも誰にも、チェギョンを譲るつもりは無いよ!
シン皇太子とでは、チェギョンは幸せになれない!
チェギョンを幸せに出来るのは、この僕だけだ!」
チェギョン「ユル~♪〃〃〃
私も、シン皇太子は、真っ平ごめんよ!」
ユル「ハハハ、僕の大事なチェギョンが、そう言ってくれて安心したよ♪
シン皇太子との件は心配しなくても大丈夫だよ♪
許嫁と言っても、互いに愛情が生まれなければ、破談にして良いと言う但し書きがあるからね♪」
ガンヒョン「あ~、良かったね、チェギョン♪
じゃあ、安心して食べまくるぞ~
美術科は、健啖家ばかりよ♪
ユル君、後で後悔しないでよ?」
ユル「チェギョンが、シンとの縁談を断ってくれるだろうから、シンには申し訳ないけど、僕にとってはお祝いだよ♪
どんどん注文して♪」