2016年9月のブログ記事
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俺達はずっとラブラブ♪、、、 今だって、一緒に4度目の悪阻になっているんだもん♪、、、(ってもう4人目かい~!) F3の奴らも、俺の悪阻は毎回毎回のことと、俺には何の見舞いもありゃしない、、、 つくしには、お見舞品だ、御祝いだと、しょっちゅう何かしら送り付けてくるくせに! 司なんて、未だにつくしに... 続きをみる
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花沢家には、口伝の家訓がある、、、 それは、あの少女の絵にまつわるもの、、、 俺は、そんな家訓を教えられる前に、絵の少女に恋をしていた、、、 厳しい英才教育も、彼女の為と聞けば、頑張れた、、、 彼女の為にバイオリンを奏で、彼女に捧げる曲も創った、、、 だが、時が経つにつれ、待ち望む彼女は現れず、滑... 続きをみる
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つくしが、駿の世話のため、席を外した時、、、 「なぁ、類、1つ聞いていいか? 世間からひた隠しにしてまで、大切に守っていたつくしちゃんを、なんで あの時、しかも英徳だったんだ? それも変装までさせて、、」 「あきら、それは、マッキーノ家と花沢家に伝わる秘密の家訓だとしか答えられない、、悪いけど、こ... 続きをみる
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「うん! あきら持参の茶葉は、さすがに美味いね♪」 「だろ! 俺が苦労してブレンドしたんだから、不味い訳がないだろ!? これから、定期的に贈るね、つくしちゃん♪」 「明日は俺が茶を点てるから、楽しみにしてね、つくしちゃん♪」 「美作さんのお母様のお手製のケーキも、とっても美味しいです♪ 後でお礼状... 続きをみる
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二人がイチャイチャ歩き去るのを、呆然と見送る三人、、、 「なぁ、あきら、今、子供って言ってたか?」 「ああ、類達二人の子供って言ってたぞ!?」 「ば、馬鹿言うんじゃねぇ! あんな清純な俺のつくしちゃんが 類の子供を産むはずがねぇ!」 「馬鹿は、司、お前だよ! 1つ、つくしちゃんは類の奥さんで、お前... 続きをみる
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三人とも、黙って聞いていれば、何言ってんだか! あきらも総二朗も、冗談ぽく言っているけど、内心本気だよね! 全く油断も隙もありゃしない! けど、一番の要注意は、司、あんただね! すぐフランスに来て正解だったよ! 日本に居たら、つくしにちょっかい出されて大変だったに違いない! 司の母ちゃんも、マッキ... 続きをみる
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いつ見ても、王子様の白亜の城だなぁ、花沢邸って、、、 エントランスで出迎える使用人達、、、 「お帰りなさいませ、類様♪ いらっしゃいませ、道明寺様、西門様、美作様、、、」 「ただいま♪」 挨拶する類に、またもやビックリする3F、、、 スゲェなぁ! 無口無関心無愛想な奴が、人間らしく礼儀正しく挨拶し... 続きをみる
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「類~俺様が来てやったぞ~」 「よっ♪」 「よっ♪ 顔色も良くて、元気そうだな!?」 「、、あ~本当に来ちゃったんだ♪」 「おまっ! 態々来てやった俺様に、なんて態度だよっ!」 「、、、ふ~仕方ないな、、、 田村、今日はこの後どうなってる?」 「はい、専務、この書類を決済して頂けましたら、今日は急... 続きをみる
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類達がフランスから帰国しないまま、時は過ぎ、、、 「なあ、総二朗、類は大学卒業まで帰って来ないらしいぞ」 「ああ、司も既にNYだし、俺も1年間休学して京都で修行だわ、あきらもだろ?」 「俺もイギリスに行くよ。」 「ソウナルト、、、」 「、、、だなっ!」 「あ~もしもし、司、俺! 皆で類のところに押... 続きをみる
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「で、あきら、本当のところ、婚約相手ってどんな奴なんだ? 噂じゃ、同じ部屋にいるのもごめん蒙りたい女みたいじゃねぇか?」 うっ、類の相手が、司の理想そのものの女だなんて言えねぇし、、、 「あ~、そのうち嫌でも会うチャンスがくるさ!」 「司、そん時は、ぜってぇ暴れるなよ!!」 「ふん! 俺様にすり寄... 続きをみる
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「おいっ! 類の奴、大丈夫だったか? 無理矢理婚約させられて、押し込めてないのか?」 ・・・!?・・・ ああ、引きこもりな! 、、類の奴、あの調子じゃ1週間はつくしちゃんをベットから出さないつもりだな、、、 「そうだなぁ、ある意味、引きこもり状態になっているなぁ!」 クスクス笑う総二朗、、、 「ぷ... 続きをみる
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「なあ、あきら、マッキーノ公爵の娘って、確か病弱でデビューどころか、世間に姿を見せていない、、、否、見せられないって噂、、、」 「ああ、病弱とは体のいい嘘で、姿を見せられないほど醜いとか、幼い頃にかかった熱病で脳に障がいがあるとか、そんな噂ばかり広まっていたが、全部カモフラージュだな、、、」 「や... 続きをみる
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「で、つくしちゃんは、どこに隠れていたのかなぁ♪」 「そっ、どうして俺達の美人サーチレーダーに、一年間も引っ掛からずにいられたのかな?」 まったく類の奴、こんなに可愛いナイスバディの美人を、、、 しかも、マッキーノ公爵令嬢だとは、、、 類の両親が、結婚を急ぐ訳だな~ 所作は完璧、何より笑顔が可愛い... 続きをみる
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まるで愛撫するかのように丁寧に丁寧にブラッシングを終えると、、、 「あっ、幸枝、つくしにホットミルク持って来て♪ 紅茶も冷めたから、入れ直して♪ パンはシナモントースト、デザートも、もう何種類か、、、」 他人に無関心な類が、甲斐甲斐しく人の世話をするなんて! しかも女性という女性に対し、いつもは群... 続きをみる
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ブルブル、ブルブル、、、 煩いなぁー ブチッ zzzzzzzzz...... dondondon 、、、 「オーイ、類! いい加減起きてこいっ! もう昼過ぎだぞ!? 出て来ないと 叩き起こしに入るぞー」 「起きて、ちゃんと説明しろー いきなり婚約って、どうなってんだー お前、大丈夫なのかー!?」 ... 続きをみる
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つくしが、お姫様抱っこでゆらゆら心地良く運ばれて行く間、 ダイニングでは、、、 「ああ、木崎、急に呼び出ししてすまなかったね」 「社長、奥様、類様のご婚約、おめでとうございます‼ 木嶋先生、こんばんは、お久し振りでございます。 類様のお気に召すお相手とは、さぞかし素晴らしいかたなのでしょうね!? ... 続きをみる
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「花沢様、ハンサムで凛々しい類様とこんなに可愛らしくて素直なつくしちゃん、二人は、実にお似合いですな~」 「ああ、こんなに可愛らしい子が、こんなに早くお嫁に来てくれるとは♪♪」 「あなた、婚約発表は打ち合わせ通りで良いわよね? お式も早くしないと、、、 この類の様子では、早々にベビーが、、、」 〃... 続きをみる
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「うわぁ、花沢類! いつもこんなに美味しいものを食べてるの~!? 」 「・・・類・・・」 ??? 「花沢類って呼ばれるのも特別な感じでいいけど、これからは、類って言って♪ そうじゃないと返事しないからね♪」 また、この我儘王子は、皆の前で何言ってくれちゃってんの!? 「あのね、は、花沢類、、、 恥... 続きをみる
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「何言ってんの、つくし!? ミィたんは、まだあんまり動かしたらダメでしょっ! それに俺達のリビングは、もうミィたんのお部屋にもなっているし、、、 ほらっ、ミィたんはここに寝かせて、、 木嶋先生との食事の接待は、ホストの俺達夫婦の役目でしょっ! まさか責任放棄しないよね♪」 と、つくしの腰をがっちり... 続きをみる
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「レントゲンやエコーでも、今のところ異常がございませんので、あとは血液検査の結果が出次第お知らせします。」 凄っ! 車が移動動物病院みたいっ! 「はい、花沢様のご厚意で寄付して頂きまして、沢山の動物を助けることができています。花沢様、改めて、お礼申し上げます。」 「木嶋先生、こちらこそ、今回は無理... 続きをみる
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追いたてられるように、クローゼットから出てきたつくし、、、 お尻がスースーするのを気にして、類が撫で回した時も抵抗出来ないまま、、、 またしても、見計らったかのように、、 「失礼いたします。 猫ちゃんのお医者様がいらっしゃいました。どちらにご案内いたしましょうか?」 「俺達のリビングにして」とクロ... 続きをみる
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「さっ、ミィたん、シャンプーするからね♪ つくしも、早く来て手伝って!」 「・・・ねぇ、いまさらだけど、なんでミィたん? いつミィたんって決まったの?」 「あんたが、ミィたんって呼んでたじゃん。 俺、可愛い妻の希望は どんな事をしても叶えるよ♪ だから、願い事する時は、気を付けてよね♪」 〃〃〃〃... 続きをみる
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「あっ、幸枝、俺の部屋、いや、俺達の部屋に子猫の食事を用意して」 ・・・うん? どさくさに紛れて、俺達って言いましたか!? 「はい、子猫用のミルクと離乳食用ササミをご用意しましょうね♪ 寝床やトイレなども準備いたしましょうね♪ 可愛いらしい白猫ちゃんですね♪ 先に猫ちゃんをシャワーしましょうか?」... 続きをみる
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・・・こうなったら、頼みの綱は、翔お父様、あなた様の出番です♪ しっかり言い聞かせて暴走を止めてくださいな~♪ 「うむ。牧野さん、いや、つくしちゃん♪ 親が言うのもなんですが、無愛想で、無口で、何ごとにも無関心な気難しい息子です。(←うん、うん、分かる、分かるわぁ) 今まで一人も女性を近づけなかっ... 続きをみる
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「父さん、母さん、紹介します。 俺の彼女。牧野つくし。」 うう~、俺の奥さんだとか、とんでもないことを言い出さないうちに、、、 36計逃げるが勝ちっ!、、てねっ!? さっさと 挨拶だけ済ませて帰ろうっ♪ 「はじめまして、こんにちは。 牧野つくしと申します。 いきなりお邪魔いたしまして、御迷惑をお掛... 続きをみる
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「さっ、降りるよ、つくし♪」 え~と、ここは何処!? 私は誰!? 「ここは俺達の家。 あんたは俺の奥さんのつくし♪」 「〃〃〃お、奥さん~!?〃〃〃」 はい、チュッ、、 「は、花沢類~~!!」 大声だね、チュ~~、、 「・・・・・」 「ふっ、だんまり作戦か、、、 いつまでもつかな♪、、、」 「おか... 続きをみる
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青くなったと思ったら、すぐに赤くなって、金魚のように口をパクパクさせるつくし、、、 それを見て、我慢できずに笑い出す類。 一度笑い出すと止まらない笑い上戸らしく、しまいには、体を折り曲げ、お腹を抱えて涙まで浮かべて笑い続けている。 そんな初めて見る類の笑い顔に、ポカンと見とれていたつくしも、笑い止... 続きをみる
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今なんて言った!? キス!?いきなりキス!? このビー玉の王子め~ ! 無口、無関心、無愛想、無気力、冷淡、(←何気にレベルアップした表現力)だと思っていたけど、むっつりスケベだったんだ~~ ひぇ~~! あっ! ダメダメ、叫んだらダメ! 叫んだら、キスされて、むっつりスケベの思う壺、、、 「な・ま... 続きをみる
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「ねぇ、どうするのって聞いてるんだけど?」 「!? ・・・ど、どうって? つ、連れて帰ります、、、 迷子で、弱ってるみたいなので、お世話してあげないと♪ ねっ、もう大丈夫だからね~、ミィたん♪(←もう、ミィたんに決まり???) ママが ちゃ~んと面倒見ますからねぇ~(←いつ産んだのかしら?)」 と... 続きをみる
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退散、退散、、、 そうする事で、姿が見えなくなるとでも思っているのか背中を丸め、抜き足差し足、、、 「誰!?」 ひゃあ、マズッ! 謝らなくちゃ! とたんに背筋がピンと伸びたまま、一瞬固まるが、しぶしぶと身体の向きを変える少女、、、 一陣の風に煽られ舞い散る桜の花びらの中、、、 振り向いた少女は、黒... 続きをみる
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変装を解いてしまった事も忘れ、ひたすら子猫を追いかけ、いつか、白樺の林の中へ、、、 !? 素敵なバイオリンの音色♪ 何処から? 捕まえた子猫を抱いたまま、そっと音をたどって行くと、、、 あっ、こんなところに桜の木♪ うわぁ! ちょうど満開、綺麗♪ 此処で御弁当広げたら、一層美味しいかも~♪ (さす... 続きをみる
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あ~、何が好きで こんな高校に来ちゃったかなぁ~ 皆が着飾ることばっかり、中身のない薄っぺらな紙人形みたい! それにしても今日はビスチェをきつく絞め過ぎた~ ウィッグも伊達眼鏡も重苦しくてかったるいし、、、 しかし、この変装のお陰で、、、 目立たず、ひっそり、1年をやり過ごして、、 やっと2年生~... 続きをみる
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今日も幼子のヒタヒタとひめやかな足音が、一枚の絵の前で立ち止まる。 幼子のビー玉のような瞳に映るのは、観る者を惹き付けてやまない太陽のような微笑みを浮かべた一人の少女。 裾を大きく広げ、幾重にも重ねた繊細なレースのドレスを身に纏い、猫の脚を模した優美な椅子に身を委ねたその人の、透き通るように白くほ... 続きをみる