loveofruiのブログ

リダの類が好きで好きで好き過ぎで、とうとう妄想世界の住民になりました。定期的な更新は仕事柄できませんが、お目汚しとスルーして頂けば、幸いです。
R付きの話を全て下げました。話が続かないところは、ごめんなさい。

宮(真っ平ごめん)12

シン好きな方はUターンお願いいたします~


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陛下「皇太子よ、何を言うのだ!?


先程話したであろう!?


もう許嫁の話はのうなったと、、、」



ユル「何を馬鹿な!


チェギョンは私のフィアンセだ!


殿下には、永年の恋人ヒョリンがいらっしゃるではないですか!」



シンは、ユルなど居ないかのように、、、



シン「陛下、お願いです!


宮には、チェギョン嬢のような素晴らしい女性が必要です!


宮の為にも、チェギョン嬢との縁をもう一度繋げて頂けないでしょうか?」



陛下「宮の為にか、、、」



ユル「陛下!」



憤るユルを手を上げて制し、陛下が、、、



陛下「我等も宮にチェギョン嬢が必要であると考えていたからこそ、シン氏に無理を承知でお願いしたのじゃ、、、


チェギョン嬢にイギリスから戻って頂き、この1年間は韓国に滞在する事を合意したのじゃ、、、


後は、シンがチェギョンと愛情を育てられた場合に限って、入宮を進めると言う先先帝の遺言通りの筈じゃった、、、」



シン「ならば、まだ1年経っておりません!


今、縁が無かった事にせずに、1年間の終わりまで私達を見ていてください!」



皇后「・・・・・」



ユル「なんて勝手な事ばかり!」



チェギョン「あの、発言しても宜しいでしょうか?」



陛下「チェギョン嬢、構わぬぞ、チェギョン嬢こそ渦中の人で、意見があろう!?」



チェギョン「はい、陛下、、、


ただご無礼を承知で申し上げることになりますので、お許しを頂ければ、、、」



陛下「構わぬ!


今回の主役のそなたの忌憚の無い意見を聞かせよ♪」



チェギョン「陛下、ありがとうございます♪


では、陛下のお言葉に勇を得まして申し上げます、、、


私は、ユル君とイギリスで幸せな学生生活を送っておりました、、、


ユル君が元皇太子であったという身分のことは、知りませんでした、、、


ユル君の身分については、ほんの数日前にユル君から打ち明けられました、、、


私はそのお話に少々驚きはしましたが、ユル君自身を愛している私の気持ちには、何の影響もございませんでした、、、


今回の大学編入につきましては、1年間だけという条件で、渋々帰国いたしました、、、


その際、父の口から宮の話は一切出ませんでした、、、


きっとまっさらな気持ちで帰国して欲しいと、父は考えてくれたのだと思います、、、


編入初日に嬉しいサプライズが、、、


ユル君が私に内緒に同じ美術科に編入していたのです♪


幼友達も美術科に在籍していて、楽しい学生生活が始まりました、、、


が、間もなく恐ろしい目に合ったのです!」



と、チェギョンはシンに向かい合い、睨み付ける、、、



皇后「恐ろしいこととは?」



チェギョン「陛下、皇后陛下、私は通りすがりに、殿下がヒョリン嬢にプロポーズなさっているのを小耳に挟みました、、、


殿下が、私に気が付き、誰かに話したら一族郎党殺すと脅迫なさいました!」



陛下「なんと、馬鹿な!」



チェギョン「私もシン家の一員ですので、一対一の会話を見知らぬ人と交わす際、用心のため録音し同時にSPや弁護士に送信することになっております、、、


証拠の録音もございましたので、怒っていた私は、逆に脅し返ししてしまいましたが、、、」



シンは、ばつが悪いらしく、そっぽを向いて知らん顔、、、



皇后「皇太子シン、後で話がありますから、残るように!」



チェギョン「その後も、ヒョリンさんが悪さを仕掛けてきましたが、ユル君に助けられました、、、


殿下、殿下はそんなヒョリンさんを諌める事もなく、容認しておいででしたね!?


きっとヒョリンさんを心から愛してらっしゃるからでしょう?


そうでなければ、周囲に置く人物を慎重に選ばなくてはならない立場の皇太子が、ヒョリンさんを永年に渡りお側に置く筈がありませんもの、、、


ましてや、傍若無人な振る舞いを許している筈がありません!


そんな愛する女性がいらっしゃるのに、先程のお言葉にとは!


いくら宮の為とは言え、ヒョリンさんにも私にも誠実ではありませんね!


私は、私だけを愛してくださる誠実な男性と生涯を共にしたいのです♪


そして、その男性は、ユル君です♪


ですから、殿下、先程のお言葉は無かったものと、、、


陛下、皇后陛下におかれましても、殿下の先程のお言葉は、お心に留めることの無いようにお願いいたします♪」



陛下「見事な言い分じゃ!


あい分かった!


そなたとユルの気持ちに揺るぎ無き事、しかと見届けた!


チェギョン嬢や、許しておくれ、、、


皇太子と宮の将来の事ばかり心配して、チェギョン嬢のユルへの気持ちを無視しておった!


済まんことをした、、、


この1年の残りの大学生活を、心置きなく楽しんでくれるよう願う♪


たまには、ユルと宮を訪ねておくれ♪」



皇后「陛下、お二人の婚約のお祝いを用意いたしましょう♪」



陛下「素晴らしい二人には、素晴らしい祝いの品を用意しておくれ♪」