宮(真っ平ごめん)10
シン好きな方はUターンお願いいたします~
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ユル「チェギョン、お願いがある!」
チェギョン「どうしたの、恐い顔をして!?」
ユル「今週末、宮に挨拶に行くことになったんだ、、、」
チェギョン「そうよね、無視していては、失礼ですものね♪」
ユル「それで、チェギョンに一緒に行って欲しい、僕の婚約者として、、、」
チェギョン「・・・!!!」
ユル「最後まで話を聞いてくれ!
チェギョンが、宮にとって、現世継ぎの皇子の許嫁、つまり、シン皇太子の許嫁として認識されている事は、以前話した通りだ、、、
チェギョンは、シン皇太子の許嫁として正式に発表されても構わない?」
チェギョンは、頭をブンブン横に振ります、、、
ユル「良かった~♪
シン皇太子が良いと言われたら、僕、シン皇太子を殺してしまうところだった、、、
チェギョン、僕が宮に招待されたと言う事は、陛下達が、僕の下野に後ろめたさを持っていて、僕の身の振り方に気を配る、いや、僕の人生に口を出すと言う事でもあるんだ、、、
ひいては、僕の結婚相手を宛がってくる可能性がある、、、
いつも伝えているけど、僕は、チェギョンを愛してる♪
チェギョンは僕の事、愛してる?
僕が、側に居なくなっても平気?
僕以外が、チェギョンに触れたり、キスしたり、それ以上の事をしても平気?」
チェギョン「嫌よ! 嫌!
ユル以外なんて!
ユルじゃなきゃ、嫌なの!
ユルじゃなきゃ、ダメなの!」
ユル「ああ、チェギョン、愛してる!
愛してるんだ!
早く僕のものになっておくれ!?」
ユルは、これまでの挨拶のキスではない深いキスをチェギョンにおくります、、、
そして、チェギョンの前に跪くと、、、
ユル「チェギョン、愛しています。
初めてお会いした時から、貴女の笑顔に私のハートは撃ち抜かれたまま、、、
この身は、一生、貴女への愛の奴隷です、、、
このまま貴女の側に居させて、貴女を守る権利を与えてください、、、
そして貴女の総てを私に委ねてください♪
チェギョン、どうか私と結婚してください♪」
チェギョン「ユル、、、〃〃〃」
ユル「NOの返事は受け付けないよ♪
チェギョンのお父様と僕の両親には、既に許しを頂いているし、、、
皆笑って、チェギョンの気持ち次第だから、当人同志に任せるって♪」
チェギョン「一体いつの間に?」
ユル「チェギョンがシン皇太子の為に帰国すると知った時に、僕は僕の気持ちをシン氏にぶつけて、答えを貰ったんだよ♪
僕のチェギョンを愛する気持ちなんて、皆が知っていたけどね♪
シン氏も、だからこそ、僕にチェギョンの帰国目的を教えてくださったんだ!」
チェギョン「シン皇太子の為に帰国?
どういう事?」
ユル「この1年間で互いを知り合って、チェギョンとシン皇太子との間に愛が生まれれば即正式に婚約、、というのが、宮の目論見、いや、宮の切なる願いなんだ、、、
チェギョンほど国母に相応しい女性は居ないからね、、、
で、チェギョン、僕はいつまで跪いていれば良いのかな?」
チェギョン「あっ! ごめんなさい!
びっくりする話ばかりで、、、
立って、私を抱き締めて♪
私、シン皇太子との婚約なんて考えられないわ!
ユル、ずっと私の側にいて!?
私を離さないで!?
私もユルを離さない!」
ユル「チェギョン、お手をどうぞ♪」
チェギョンが右手をユルの手に重ねようとすると、ユルが優しく頚を横に振って、チェギョンの左手を自ら取り、恭しくキスをする、、、
そして、立ち上がると、ポケットから指輪を取り出し、、、
ユル「この指輪にて、汝を生涯愛し慈しみ守る事を誓います♪」
と、チェギョンの薬指にそっと指輪をはめます、、、
チェギョン「ユル・・・〃〃〃」
ユル「相手が宮だろうが、シン皇太子だろうが、僕は、負けないよ♪
チェギョン、愛してる♪
早速、シン氏と僕の両親に知らせよう♪」