loveofruiのブログ

リダの類が好きで好きで好き過ぎで、とうとう妄想世界の住民になりました。定期的な更新は仕事柄できませんが、お目汚しとスルーして頂けば、幸いです。
R付きの話を全て下げました。話が続かないところは、ごめんなさい。

慟哭16

つくし「類~♪ ランチにしましょう♪


桔梗、紅、紫苑、藍、お食事ですよ~♪」




類が伸びをしてPCから離れる、、、



桔梗「パパ、明日は、お花見に行くんですから、お仕事はお休みですよ♪」



類「あい、丁度一区切り付くから、明日は早起きして出掛けよう♪」



紅「わあ~い、皆も一緒ね!?」



この島に桜や紅葉などを移植して、四季折々の自然の恵みをつくしや子供達と楽しんでいる、、、



あきらや総二郎に会わなくなって何年になるのだろうか、、、



あいつらの消息は、ネットで見る事が出来る、、、



あきらは不倫相手と結ばれ、双子の父親に、、、



総二郎は、政略結婚と言いながらも、相手が素晴らしいのだろう、落ち着いて3児の父親になっている、、、



司も、そうそう結婚から逃げる事も出来ないだろう、、、



俺は、つくしの二度目の手術の後であきら達が会いに来た時に、トラウマでつくしが壊れそうになったのを機に、周りの協力を得てこの島に移住した、、、



この世で一番大切なつくしを守る為に、

花沢と縁を切る覚悟でいたが、つくしファンクラブの面々は、それを許さず、この島で生計が立つように仕事を振ってきた、、、



俺とつくしは固辞したが、相手は世界を牛耳る百戦錬磨な戦士達、、、



見事言いくるめられて、今がある、、、



正直、子供が産まれた時には、彼らの好意に感謝しきりだった、、、



この島でののんびりした生活は、人混みが嫌いな俺にとっても最高の環境で、、、



まあ、つくしがそばに居てくれるなら、何処で暮らそうと俺は世界一の幸せものってこと♪



そのつくしが、どうも満開の桜を見て、英徳の非常階段から見た桜を思い出したらしく、、、



「ねえ、類、非常階段で類と一緒に見た桜も綺麗だったわねえ♪


類と過ごしたあの時間は、私の一生の宝物だよ♪」



徐々に、英徳高校での出来事を思い出しているようだ、、、




明くる日のお花見で、、、



つくし「ねえ、類♪


英徳で類と出会えて、私、とっても幸せ♪


思い出せない記憶は、とても辛いものかもしれないけど、私、類と過ごした時間を全部思い出したいの♪


類と過ごした1分1秒が大切だから、、、


それに、こんなに幸せなのは、今までの時間が積み重なっての事でしょう?


幸せな今があるから、安心して思い出せると思うの、、、」



いつか、この日が来るとは覚悟していた、、、



つくし、あんたは、真っ直ぐで清らかで、どんな酷い奴でも受け入れて、その腕に抱き止める強さと包容力を持っている、、、



1度その腕で抱き止められた者は、そこから出たくなくなる、、、



今まで、俺が独占していたつくしに、あいつらもきっと群がるだろう、、、



類「つくしが俺との全てを思い出したいって言ってくれた事はすごく嬉しい、、、


でも俺って、凄く嫉妬深いんだって今更ながら実感した、、、


つくしが、俺以外の奴も受け入れて、つくしを独占出来なくなっちゃうとか、俺の腕の中から飛び立ってしまうんじゃないかとか、、、


ホント、自分が情けないほど不安なんだ、、、」



つくし「ねえ、類ったら、案外自分のことを知らないのね♪


類の腕の中って、と~っても大きくて広いのよ♪


私は類の腕の中でこそ安心して飛び回れるの♪


類が私と子供達をその腕でいつも守ってくれているから、私達が安心して生きていけるの♪


私もと~っても焼きもち焼きよ♪


類が他の女性に笑顔を向けるだけで、私、黒焦げになっちゃうくらい焼きもちを焼くわ♪」



類「ふ~ん、じゃ、愛しい奥様が黒焦げになったら困るから、いつも俺の愛の深さ、大きさを知ってもらうようにしないとね♪」


と、さっとつくしを抱き上げると、、、



類「ちょっと昼寝してくるから、お前達、、、」



桔梗、紅、紫苑、藍「お爺様達と良い子にしてまあ~す、いつものようにね♪」



聡「ディナーには、顔を出せよ♪」



つくし「・・・〃〃〃」



つくしを抱いたまま、類が、鼻唄交じりに邸に戻っていきます、、、



瑠璃「まあ、嬉しいこと♪


桔梗ちゃん達を独占出来るなんて♪」



ケビン「瑠璃さん、俺達も仲間に入れてくださいよ♪」



モハメド「そうですとも!


この隙に、、、


桔梗ちゃん、紅ちゃん、もう少し大きくなったら、我が息子のお嫁に来てくださいね♪」



ヘンリー「モハメド、抜け駆けはいけませんね~!


桔梗ちゃん、紅ちゃん、うちの息子のお嫁に是非きておくれよ♪」



ピエール「ノンノン!


桔梗ちゃん、紅ちゃん、花沢の本拠地フランスで暮らせる我が家にお嫁に来てください~♪


ほら、フランシス、ジャン!


桔梗ちゃん、紅ちゃんをエスコートして、お花を摘んでおいで♪」



モハメド「くそっ、次は遠慮しないで、我が家の子供達全員連れてきます!


紫苑、藍、貴方達には、我が家の孫娘をお嫁ちゃんにあげますからね♪」



ケビン「モハメド、ズルい!


我が家に、娘が居ないのが残念!」



ヘンリー「今から、孫娘を産んでもらうのもありですね♪」



ピエール「我が家に隙は無いですよ


ちゃんと孫娘娘が居ますからね♪」



瑠璃「まあ、賑やかですこと!


じゃあ、私達は、お花の冠を作りましょう、紫苑君も藍君もいらっしゃい♪♪」



その晩のディナーには、花冠の姿の大人達が勢揃い♪



子供達は、遊び疲れて夢の中、、、