loveofruiのブログ

リダの類が好きで好きで好き過ぎで、とうとう妄想世界の住民になりました。定期的な更新は仕事柄できませんが、お目汚しとスルーして頂けば、幸いです。
R付きの話を全て下げました。話が続かないところは、ごめんなさい。

つくしちゃんと7人の仲間達12




χとνの二人が井戸の底に降りると、、、


こんこんと湧く泉の側に、お婆さんのブローチが落ちていました、、、


νが拾って、大切に袋にしまいます、、、


その間、辺りを警戒して見回していたχ、、、


χ「おい、泉の向こう側に宝箱があるぞ!」


χが宝箱を透視すると、レアメタルのオリハルコンが入っていました、、、


χ「オリハルコンの糸を織ってドレスを作ってやるよ♪


その前に、あいつを片付けよう♪」



躊躇無く、宝箱を開くχ、、、


「俺様の宝を狙う奴は、どこのどいつだぁ~!」


と、出てきたのは、ピンクのスライム!



ν「わあ、可愛いい♪


私、νって言います。


貴方は?」



「お、俺様はスライだ!」



ν「スライ君、こんにちは♪


ねえ、抱っこさせて!?」



返事も待たずに、ひょいと抱き上げスリスリするν、、、



ν「う~ん、ふわふわもちもちで気持ちいい♪


ずっと抱っこしてたいわ~♪」



スリスリされて、真っ赤になっているスライ、、、



χ「お婆さんのブローチも見つかったし、戻らないと、、、」



ν「う~ん、残念~」



スライ「お前、もう帰るのかよ?


俺、お前が気に入った!


一緒に行ってやってもいいぞ!


このオリハルコンもお前にやる!」



ν「えっ、一緒にきてくれるの!?


わあ、ありがとう♪


上にまだ、仲間が一杯いるのよ♪


紹介するわね♪」



スライ「お前みたいに綺麗な子がいるのか?」



ν「私より綺麗な子が一杯いるわ♪」





地上に戻ると、女性達は大騒ぎ!



キャー、可愛いいだの、ふわふわもちもち~だの、真っ赤になって余計に可愛いいだの、、、



νがお婆さんにブローチを返します、、、



「ありがとよ♪


お礼に、この山彦の帽子をあげよう♪


なに、お爺さんも賢者だったでの!


この山彦の帽子は重宝したもんじゃ♪


あんたが、使ってくれれば、帽子も嬉しがるじゃろて♪」



ν「ありがとう、お婆さん♪


大切に使いますね♪」



お婆さんは、ブローチを取り戻して嬉しそうに帰っていきます、、、



スライの人気の凄さに、呆然と見ている男達、、、



そのなかでも独占欲の塊のφ、、、



φ「μ、こっちにおいで♪


俺から離れちゃダメでしょ♪」



μ「は~い、スライって可愛いいね、φ♪」



φ「う~ん、μの方が、ずっと可愛いいよ♪」



μ「φ♪、、、〃〃〃」



スライ「あいつら、バカップルだな♪」



ζ「そうそう!


いつもイチャイチャだから、早く慣れてね♪


う~ん、もちもち~、可愛いい~」



θ「ちょっと、ζばっかり、狡い!


私にも抱っこさせてぇ~♪」



《こりゃ、我が人生最大のモテ期だな♪


ハーレムだよ♪ ウシシ、、、》



ρ「なんだよ、あいつ!」



χ「腕の見せどころって、やっつけようと腕捲りしてたのに、νにやたら懐きやがって!」



ρ「ほう、で、χが焼きもち妬いていると、、、」



χ「ば、ばっか言うな!」

俺達が知らなかったこと6

翌日、非常階段で、、、



つくし「あっ、類、寝てるの?


お弁当作ってきたのに、、、


でも、類って本当に綺麗♪


実は、どこかの国の王子様だったりして?


王子様のお相手には、お姫様じゃないと、、、


私なんかじゃ、釣り合わないよね、、、」



類「俺は王子様じゃないし、俺の相手は つくしじゃなきゃダメだから♪」



つくし「きゃっ、類~


起きてたの?」



類「お弁当の匂いで起きたよ♪


早く食べさせて♪」



つくし「こんなボンビー食が、類のお口に合うのかな?


ラウンジに行った方が良いんじゃない?」



類「ダ~メ!


あいつらが、寄って集ってお弁当食べちゃうもん!


つくしの手料理を食べられるのは、俺だけでいいの!」



つくし「3つ星シェフの料理をいくらでも食べられるのに、私の料理を食べたいだなんて、、、


私は、食べて貰って嬉しいけど、、、


類って、変わってるよね♪」



類「つくしのことなら、何でも知りたいし、何でも受け入れるよ♪


つくしにも、俺のことをもっと知って貰って、受け入れて欲しい、、、」



つくし「る、類、、、〃〃〃」



類「この間の3番目の質問だけど、俺の答えは、、」



つくし「ダメ!


あの時、1週間後に答えを聞くからって言ったでしょ?


今言ってはダメ!


私もその時に、話したい大事なことがあるの、、、」



俺にダメ出しするつくしの顔が、必死過ぎて、、、



類「ふっ、分かったよ、、、」と、悲しげな顔をしてみせる、、、



つくし「あっ、あの、る、類?


あのね、私、嬉しかったんだよ♪


『無人島で1つ』の類の答、、、


それに『明日世界が』の答も、、、


私の家族を好きでいてくれて、ありがとう♪」



類「うん、俺、つくしの家族が大好きなんだ♪


楽しくて暖かくて、、、好きだよ♪


そして、つくしのことは、愛してる♪」



つくし「・・・〃〃〃」



類「チュッ♪


ふふ、チュッ♪


つくしが止めてくれないと、俺、止められないよ♪


チュッ♪ チュッ♪ チュッ♪」



真っ赤になって、固まっていたつくしが、慌てて類から離れます、、、



類「チェッ!


仕方ない、今は逃がしてあげるよ♪


じゃ、来週ラウンジでね♪」



コクコク頷いて、後退りしていくつくし、、、



何を思ったのか、戻ってきて、類の頬にチュッ♪



顔を赤くして固まった類に、つくしが背中を向けて去り際に、、、



つくし「私も、類が好き♪ 愛してる♪」



一人残された類は、ニヤニヤしまりの無い顔に、、、

つくしちゃんと7人の仲間達11




μ「φ~、お腹空いた~」



φ「O.K.


そこの宿屋のレストランで食事がてら、情報をまとめよう」



τ「μは何食いたいんだ?


何でも奢ってやる!」



φ「μの好きなものは、俺が知ってるから、俺のと一緒に注文するよ!」



τを睨み付けて、φが宣言します、、、



ζθν《これはこれは、、今回は楽しい旅になりそうですわね♪》と顔を見合わせる3人、、、



ρ「落ち着け、τ!」



χ「おまっ、ププッ、諦める事を知らない奴だな♪


そのネチッこさを、情報集めに役立ててくれよ♪」




レストランで食事が終わり、女性達はスイーツを堪能する、、



ρ「集めた情報だが、、、


総合すると、団子屋の女将が敵の連絡係りらしい、、、」



τ「なら、行って、チャッチャと締め上げようぜ!」



χ「ところが、ことは複雑で、その女将は二重スパイで潜入捜査官らしいんだ!」



μ「お団子食べたい!」



τ「まだ、食うのかよ!?」



ζ「うん、まだ余裕だよ! ネッ♪」



μ「φ、お団子買ってぇ~♪」



φ「そだね♪


敵の正体も分からず、敵と見なす理由も分かっていない状態で、ただ情報を集めろって、あり得ない課題だから、団子屋に向かいながら、町の人が困っている事を収集しよう!」




途中で、泣いている子供が、、、


ν「坊や、どうしたの?


迷子になっちゃったの?」



「バーカ、俺が迷子になる訳がない!」



ζ「じゃ、虐められたんだ!?」



「バーカ、俺を虐めることが出来る奴なんていねえよ!」



θ「わかった! お母さんに叱られたんでしょ!?」



「うちの母ちゃんは優しいから、叱られたことなんて無いやい! バーカバーカ!」



μ「クスッ、君はガキ大将だけど、良い子なんだね♪


じゃあ、お姉さんが、解決してあげましょう♪


君の大事な犬が行方不明になって見付からないんでしょ?」



「スゲエ! お姉ちゃん、なんで分かったの?」


目をハートにして、μを見上げる、、、



μ「君の洋服に、犬の毛が付いてるし、そのポケットから犬のガムが顔を覗かせているし、何より君が手に持っている袋はお散歩用具でしょ!?」



話を終えたμが微笑みかけると、真っ赤な顔で ウンウン頷く子供、、、



μ「安心して! お姉さんの仲間が一緒に捜しに行ってくれるからね♪」



「うん! ありがとう♪」



μ「と言うことで、τ!」



τ「な、なんだよ!」



μ「この子と一緒に捜しに行ってね♪」


可愛くお願いされて、鼻の下が伸びているτ、、、


μ「この一見無愛想だけど、本当はめちゃめちゃ優しいお兄さんが、一緒に捜しに行ってくれるからね♪」



「うん、ありがとう!


綺麗で頭の良いお姉ちゃん♪」



μ「ちょっと待って、τ!」



μが 踊るように軽く手を振ると、きらきらの蝶が現れ、、、



μ「はい、探索蝶♪


この蝶を追いかけて行けば、ワンちゃんが見付かるからねっ♪」


τと子供は、μの優雅な手振りに見とれてポカーン、、、


φ「ほら、早く追いかけないと見失うよ!」


τをシッシッと追い払うφ、、、


ρとχは、やれやれと飽きれ顔、ζθνは肩を震わせ楽しそう♪



少し進むと、お婆さんが困り顔で井戸を覗いていました、、、



μ「どうしました? お困りですか?」



「あ~、お爺さんにもらったブローチが、水汲みの時に井戸に落ちてしまってね、、、」



μ「大丈夫ですよ、お婆さん♪


すぐに取ってきてあげますから♪」



「いや、悪いねえ、今会ったばかりの人に、、、」



μ「井戸の底に魔物がいる可能性があるから、χにお願いします!


魔物ハンターでもあったχなら、魔物を捕まえて仲間にすることも出来るでしょ!?


じゃあ、行ってらっしゃい♪」



ν「私も行きます!


強い魔物の場合、回復魔法が必要になるかも、、、〃〃〃」



ζ「あ~ら、νはχのことが心配なんだ~♪」



θ「ζ、そこ、からかってはダメですよ!?


νの仕返しが怖くないんですか?」



ζ「ああ、そうでした!


普段大人しいだけに、νが怒ると、一番厄介でした!」



μ「待ってるから、二人で行ってきて♪」



χ「おしっ! じゃ、行きますか!」



ν「はい、、、〃〃〃」