loveofruiのブログ

リダの類が好きで好きで好き過ぎで、とうとう妄想世界の住民になりました。定期的な更新は仕事柄できませんが、お目汚しとスルーして頂けば、幸いです。
R付きの話を全て下げました。話が続かないところは、ごめんなさい。

愛は惜しみ無く奪い与える51



類とつくしが本来の時代に戻り、


駿がすやすや寝ているのを確かめて、二人はシャワーすることに、、、



案の定、暴走する類、、、



つくし「る、類~


アン♪ ダメ~


あっ♪ イヤ、、ぁぁぁああっ!!」



類「ダメダメ、まだ全然足りない!



ベッドに行くよ♪」



《ほんと! 俺って盛ってるな!


つくし限定だけどね♪


今回のタイムトラベルの冒険で、何時もより興奮しちゃってるし、、、


三日間の休暇も丸々残っているし、、、


こちらの時間は一時間も経ってなかったなんて、ラッキー♪


邪魔されずに、つくしを堪能するには、タイムトラベルが良い、、、かも、、、!?》




三日三晩、つくしを堪能して、ちょびっと満足した類、、、


《丸々1週間は欲しかったな♪》




お騒がせF3が、やって来て、駿を構い倒しても、そこそこの機嫌でいる類、、、



つくしはミィたんをダッコし、類はそのつくしを膝に横ダッコ、、、



時たまじゃなく、類がつくしに、しょっちゅうチュッ♪チュッ♪チュッ♪している風景?にも慣れたF3、、、



類「もうじき、俺達悪阻になるから、お前らの相手出来なくなるよ♪」



総二郎「あんだよ!?


もう、二人目を仕込んだのかよ!?」



あきら「俺達って、悪阻になるのはつくしちゃんだけだろ?」



類「駿の時もそうだったけど、俺も一緒に悪阻になるんだよ!


俺がつくしを愛し過ぎてる証拠だね♪」



司「・・・・・」



総二郎「ちっ! またノロケだよ!


つくしちゃん、少しは拒む事を覚えないと、年がら年中妊娠している事になるぞ♪」



つくし「・・・〃〃〃」



類「ふっ、つくしが俺を拒む訳がないでしょ♪


つくしと俺は、心も体もピッタリ相性が良いんだから♪」



あきら「類~、お前、つくしちゃんに関連することは、よく喋るな♪」



総二郎「ほ~んとっ! 変わったぜ、類!


それも、良い方向にな!」



司「類、お前、幸せそうだな♪」




類「幸せそうだじゃなく、幸せなんだ♪


ただ悪阻が、駿の時のように、7ヶ月位まで続くと、流石につくしが可哀想で、、、」



《類の奴、自分も辛いだろうけど、先ず、つくしちゃんなんだな!


ほんとに惚れきってるな♪》



あきら「はいはい、このハーブティは、悪阻に効く特別製だ!


1度試して良かったら、また持ってきてやるよ♪


しかし、駿は類にそっくりだな♪


でも、人懐っこいところとか、満面の笑みは、つくしちゃん似だ♪


駿の将来が末恐ろしいぞ、女が群がって来そうで、、、」



類「駿にも、俺達のような幸せな結婚をして欲しいよ♪」



一同しみじみしていると、、、



つくし「ねえ、道明寺の遥か昔のご先祖に、何処かの世継ぎの王子らしき人が居ないかしら?」

愛は惜しみ無く奪い与える50



ショーン医師に付き添われ、rui侯爵邸に戻った二人、、、



メイド頭サリナ「お帰りなさいませ♪」



類「奥方が具合が悪いので、ショーン医師が付き添ってくださった!


今夜はお泊まり頂くから、部屋の用意を!


あと、お茶を頼む!」



メイド頭「畏まりました、、、


奥様は如何なさいました?」



ショーン医師「妊娠中の奥方にモランボン公爵が仇を為したんだ!


私が付き添うので、お湯とタオルをお願いしたい!」



メイド頭「は、はい! ただいま!」



類「奥方、直ぐベッドに運ぶよ♪」



つくし「・・・・・」



類「そのぐったりした様子、なんかそそられる♪」



つくし「類ったら♪〃〃〃」



ショーン医師「顔色が良過ぎます!


メイドが戻ってくる前に、化粧で青白くしますよ!」



つくし「お医者様が、お化粧道具を持ってらっしゃるとは!?」



ショーン医師「フフ、変装道具です、、、


私、手先が器用なもので、変装して忍び込み盗むのが得意なのですよ♪


さあ、できた!


苦しそうに寝ていてください!」



やがて、アッキーラ子爵夫人サクラーナが駆け付けてきて、パニエの下に隠した袋を、ショーン医師に渡します、、、



サクラーナ「主人から、預かって参りました動物の血液です、、、」



ショーン医師「ありがとうございます!


メイドからタオルを受け取って、付き添いをお願いします!」



メイド頭サリナ「rui侯爵様、お湯とタオルをお持ちしました!」



類「お湯はそこに!


タオルは、アッキーラ子爵夫人に!


お前は、下がって良い!」



《私も奥様に付き添いたかったのに、、、


奥様が妊娠なさっていたなんて、気が付かなかったなんて!


はあ、メイド失格です!


妊娠中なのに、昼も夜もお出掛けなさって、無理をなさるなんて!》



そうこうしていると、サクラーナ子爵夫人が、部屋から飛び出してきて、叫びます、、、



サクラーナ子爵夫人「ああっ! なんてこと!


侯爵夫人が! 侯爵夫人が、流産の憂き目に!


モランボン公爵め!


許しません!


例え、陛下や皇后様がお許しになっても、私は許しません!


侯爵夫人に代わり、モランボン公爵の責任をとことん追求します!」



ショーン医師が、血に染まったタオルを部屋から持ち出し、肩を落として首を振ります、、、



屋敷中が悲哀に染まり、静まり返ります、、、



そこへ、アッキーラ子爵も駆け付けてきて、悲嘆の表情を浮かべます、、、



アッキーラ子爵「ショーン先生、協力ありがとうございます。


今日はもうお休みください。」



ショーン医師「では、後はお任せしますよ♪」



タオルを始末し、控えていたメイド頭サリナに、、、



アッキーラ子爵「私達が付き添うので、ショーン先生には、お休み頂く。


お部屋にご案内してさしあげろ。」



メイド頭サリナ「はい、それでは、ショーン先生、こちらへどうぞ、、、」



ショーン医師「奥方は若いから、また直ぐ授かるだろうて、、、


気落するあまり、邸を暗くするでないぞ!?」



メイド頭サリナ「そ、そうでございますね!


私共が気丈に振る舞わねば、、、」






アッキーラ子爵「そろそろrui達が、秘密の通路を使って帰って来るぞ!


君達は、姿を消さないと不味い事になる!」



類「心配ないよ!?


直ぐ退散するから♪


侯爵夫婦に手紙を書いたので、渡して頂けるかな?」



サクラーナ子爵夫人「拝見すればする程、本当にソックリですのね♪


貴方達が、何処からいらして何処へお帰りになるのか、興味は尽きませんが、詮索無用の指令が出ておりますので、お尋ね致しませんわ♪


ただ、お礼だけは言わせてくださいな♪


貴方達の協力で、紅孔雀の正体がバレずに、仲間を救出出来ました!


しかも、貴方達の策で、あのモランボン公爵を葬る事まで出来ました!


何度お礼を申し上げても足りませんが、本当にありがとうございました!」



アッキーラ子爵「全く本物のrui侯爵も顔負けの策士で、畏れ入ったよ!


ありがとよ♪」



類「いや、俺達も得難い経験が出来て、楽しかったよ♪


じゃ、失礼するとしよう♪


つくし、行くよ♪」



つくし「では、皆さん、お元気で♪


さようなら♪」



サクラーナ子爵夫人「いいえ、また是非お会いしたいので、さようならは申しません!


いつか、また!」



つくし「いつか、また!」



類「俺達は、隣の部屋に行くけど、しばらくは入って来ないでよ!?


じゃ、また♪」



アッキーラ子爵「ああ、またな♪」



類とつくしは、再び絵の前に立ち、時の旅人に、、、



アッキーラ子爵夫婦が、しばらくして部屋に入ると、二人の影も形も無く、、、



サクラーナ子爵夫人「はあ、どうやって姿を消したのか!?


何とも不思議なお二人でしたわ♪」



アッキーラ子爵「ああ、差詰め、我等の非常事態に神がお使わしになった天の助け、、、」



サクラーナ子爵夫人「また、お会いしたいですわ♪


次にお会いしたら、ゆっくりお話ししたいです、、、」



アッキーラ子爵「ああ、会えるさ、きっと♪」

愛は惜しみ無く奪い与える48



モランボン「いやあ、眼福、眼福!


では、別室にて、先程お話しした取って置きのワインをご賞味頂きましょう♪



こちらへどうぞ♪」



ショーン医師「あつかましいお願いですが、私にも、是非そのワインを一口振る舞って頂ければ幸いです♪


私も、ワインには目が無くて、、、」


《ふん、余計者が!


だが、この医師の弱みを握る良いチャンスだな!


もう一人、女を用意すれば済むこと、、、》



モランボン「おい、ショーン先生にもご一緒して頂くから、先生の分の(女)用意をな!」



ショーン医師「いえいえ、私の為の用意など、お構い無く♪


ほんの一口頂ければ、すぐ失礼いたしますので、、、」



モランボン「まあ、そう仰らずに、これを機会にお近付きに、、、」




ワイン係り「いらっしゃいませ、お待ちしておりました!


デキャンタに移しまして、ちょうど飲み頃になっております♪」



ワイン係りが、グラスにワインを注ぎます、、、


テーブルの上のグラスは、一つだけ離れて置かれていた、、、




申し合わせたように、サクラーナ子爵夫人が、ワインの瓶を手に、モランボン公爵に、このワインについて質問し、、、


ショーン医師が、デキャンタがいたく気に入ったようで、ワイン係りを掴まえて、かなり込み入った質問をした、、、


その隙に、アッキーラ子爵が、グラスを入れ替えて、、、



アッキーラ子爵「それでは、モランボン公爵に敬意を表して♪」


類「ちょっと待って!


妻は妊娠中なので、残念ですが、ご遠慮いたします、、、」


つくし「あら、それでは、グラスに注いだワインが可哀想♪


そうだわ!


折角ですもの、こんな素晴らしいワインを飲むチャンスを逃してはいけないわ!


私のグラスは、ワイン係りの貴方に進呈します♪


一緒に乾杯してくださいね♪


公爵様、宜しいでしょ!?」


モランボン公爵「奥方に免じて、折角だから、お前も頂きなさい!


但し、一杯飲んだら直ぐ下がりなさい!」



《仕方がない、rui侯爵夫人は、諦めざるを得ないか、、、


妊娠しているとは、弄んで流産でもされては、大事になってしまう!


ワイン係りは、直ぐ下がらせれば、自分で何とかするだろう、、、》



アッキーラ子爵「では、改めて、モランボン公爵に!」



モランボン公爵「うん?


皆様、何故お飲みにならない!?


まさか、毒が入っているとお疑いか!?


ならば、私が先に飲んでしんぜよう♪」



アッキーラ子爵「お前も、飲むんだ!」


ワイン係りは、諦めて飲み干します、、、



モランボン公爵「どうしましたかな?


まだお飲みにならないとは!?」



サクラーナ子爵夫人「もう少し、ワインの色と香りを楽しませてくださいな♪


本当に素晴らしいワイン、なのに媚薬を入れてしまうなんて、ワイン愛好家として失格ですわ♪」


モランボン公爵「な、何を、、、


!?」



類「そろそろじゃない?」



サクラーナ子爵夫人が頷くと、部屋を飛び出し、広間へ、、、



サクラーナ子爵夫人「大変!


rui侯爵夫人が、、、


モランボン公爵が仕込んだ毒薬入りのワインを飲まされて!


夫人は妊娠中なのに!!」



広間の客が、別室に駆け付けると、、、



アッキーラ子爵「そのワイングラスを調べてくれ!


薬が仕込まれている筈だ!」


《俺とruiとショーン医師のグラスには、俺達が持参した毒薬を足したから、モランボン公爵は殺人の罪で一貫の終わりだな♪》



モランボン公爵「ま、待て、待ってくれ!」



サクラーナ子爵夫人「今更ですわよ、モランボン公爵!


怪しげな薬を使って人を陥れ、その弱みを握り、ご自分の利益のために利用していたことは、調べがついておりますのよ!


媚薬を盛られた男性は、貴方が用意した女と淫行した弱みを握られ、貴方の意のままに操られていますね!


一方、媚薬を盛られた女性は、貴方に散々凌辱され、何人も自殺している始末!


しかも、今晩は、rui侯爵夫人と私に媚薬を盛り、弄ぼうとした!


それだけでも、重すぎる罪状なのに、

今回は殺人を企むなんて!


rui侯爵夫人への貴方の執着は、周知の事実!


その執着のせいで、rui侯爵に手を掛けようだなんて!


妊娠しているrui侯爵夫人に、なにも無ければ良いのですが、、、」






「その通り!


貴方の悪事は、既に明らかにされている!」


モランボン公爵「だ、誰だ!?」


世継ぎの王子「私だ!


私を蔑ろにしているあまり、私のことを忘れてしまったか!?」



一同、膝まづき、、、


「ご機嫌よろしゅう、世継ぎの王子ツカーサル様!」



世継ぎの王子「苦しゅうない、立たれよ♪


rui侯爵、奥方を早く介抱してあげなさい!


私の信用できる部下に邸まで送らせよう♪」



類「ありがとう存じます!


ショーン医師に付き添いをお願いして宜しいでしょうか?」



世継ぎの王子「私からも、ショーン医師にお願いしようと思っていたところだ♪


ショーン先生、お願いします♪」


ショーン医師「世継ぎの王子様直々のご用命、しかと拝命いたします、、、」


類「では、失礼いたします♪


さっ、抱き上げるよ、奥方♪」


つくし「る、類♪〃〃〃」


類とつくしが、ショーン医師と共に、護衛に守られて帰宅します、、、



アッキーラ子爵「おや!?


モランボン公爵、どうなされたかな?」



サクラーナ子爵夫人「先程、私がすり替えた媚薬入りのワインを、お飲みになったから、媚薬の効き目が現れてきたのね!?」


世継ぎの王子「そちらの召し使いもか?」



サクラーナ子爵夫人「ええ、ワインの勉強になるからと、rui侯爵夫人のワインを飲ませてあげたんですの♪」



世継ぎの王子「二人とも、出すものを出さねば、ズボンの前が破れそうだな♪」



アッキーラ子爵「どうやら、いつものように、女を用意してあるようですから、役に立ってもらいましょうか!?」



世継ぎの王子「相変わらず優しいの、アッキーラ子爵♪」



アッキーラ子爵「モランボン公爵達を、用意してあるだろう部屋へ!」



世継ぎの王子「モランボン公爵、ご自分の用意した女にしっかり働いてもらいなさい♪


落ち着いてから、処分を言い渡す!


rui侯爵夫人達を陥れようとしたこと、


軽い罪ではないぞ!


ご健康が優れぬ陛下も、あの夫人のことは、常に気にかけていらっしゃる、お気に入りだからな!」



アッキーラ子爵「公爵も、rui侯爵夫人や我が妻を狙うとは、ヤキが回ったな!


例え、万が一、陛下や世継ぎの王子が許しても、rui侯爵が許さないだろうに!


勿論、私も世界の果てまで追いかけて、命を頂くところですが、、、」



世継ぎの王子「今度ばかりは、カエーデシアン皇后にすがっても無駄だぞ!


rui侯爵夫人は、皇后の一のお気に入りでもあるからな♪


愛人が浮気し放題で、しかも、今回は、自分のお気に入りのrui侯爵夫人を、手込めにするところだったなんて!


いくら、皇后でも、庇ってはくれないぞ!」



アッキーラ子爵「モランボン公爵は、限界のようです、、、


ここで出されては、掃除する召し使いが気の毒ですな!


早く、女の所へお連れして、目を離すな!」



世継ぎの王子「ついでに、この媚薬の効き目を調べたいから、何回放ったら落ち着くのか、数えてこい♪」



その場の一同、大笑い、、、



その笑いに紛れさせて、小さな声で、、、



世継ぎの王子「そうそう、我等の仲間ケビン公爵の娘マリー嬢は、無事、ジロー子爵が救出したぞ♪


紅孔雀の策は、いつもながら素晴らしいな♪」


サクラーナ子爵夫人「世継ぎの王子様も素晴らしいですわ♪


計ったようなタイミングで、ここにいらっしゃるとは、、、」



世継ぎの王子「相変わらずの美しさに、男を掌で転がす達者な口、、、


アッキーラ子爵も骨抜きになる筈だ♪」