「うん!?
つくし、おはよう♪
チュッ♪
起きていたなら、俺を起こしてくれれば良かったのに、、、
チュッ♪」
「だってぇ、類、疲れてるようだったし、、、」
「それ、何? 見せて♪」
「あん、恥ずかしいからダメ~」
「妻が夫に隠し事をしてはいけないよ♪
お仕置きものだね♪」
「あっ、あん♪」
朝から、つくしをたっぷり堪能して、ご機嫌な類、、、
ぐったりしたつくしを満足げに見ていたが、鼻唄混じりに、つくしの書いた詩を手に取ると、、、
「つくし、起きて♪ チュッ♪」
朝の儀式(?)の身支度を済ませ、スタジオに籠る二人、、、
「乾杯の歌は、明日から録音に入るよ♪
で、このつくしの詩だけど、二人で唄いたいんだ♪
こんな風な曲想でね♪」
類が、ピアノで奏でる曲に合わせ、自然に歌い出すつくし、、、
いつの間にか、二人で唄い、見詰め合う、、、
「わあ! 類、素敵な曲をありがとう♪」
「俺こそ、ありがとう♪
素晴らしい歌詞で、俺、ドラゴンになった気分♪
つくしが側に居てくれると、俺、何でも出来る気がする!
いや、本当に何でも出来ちゃう!
だから、俺から離れないで、いつも側に居て♪
チュッ♪」
「はい、類こそ私を離さないでね♪」
「ん! 俺達、互いにベタ惚れだね♪
チュッ♪」
遅めのランチをとっていると、、、
「類様、つくし若奥様、若奥様のご両親様達が、しばらくフランスに滞在なさるそうです。
花沢邸がお気に召したようでございますよ♪
確かに、あちらの方が、湿度も低く、お祖父様にはより快適でいらっしゃいますでしょうね♪
そのお祖父様から、伝言をお預かりしております。」
「おっしゃることは、分かっているよ♪
《曾孫はまだか?》でしょ?」
「・・・お祖父様ったら〃〃〃」
「じゃ、ベッドに行こうか!」
「えっ、類~〃〃〃」
「昼寝だよ、昼寝♪」
《その前に、つくしを可愛がるけどね♪》
《スタミナドリンクをお部屋の冷蔵庫に冷やしてございますよ♪
今晩は、お部屋にお食事を運ばせましょう♪》
つくしちゃん、いえ、つくし若奥様、今晩も喉のお手当てに蜂蜜が必要になるようです、、、