loveofruiのブログ

リダの類が好きで好きで好き過ぎで、とうとう妄想世界の住民になりました。定期的な更新は仕事柄できませんが、お目汚しとスルーして頂けば、幸いです。
R付きの話を全て下げました。話が続かないところは、ごめんなさい。

その歌声で22




「うん!?


つくし、おはよう♪


チュッ♪


起きていたなら、俺を起こしてくれれば良かったのに、、、


チュッ♪」


「だってぇ、類、疲れてるようだったし、、、」


「それ、何? 見せて♪」


「あん、恥ずかしいからダメ~」


「妻が夫に隠し事をしてはいけないよ♪


お仕置きものだね♪」


「あっ、あん♪」



朝から、つくしをたっぷり堪能して、ご機嫌な類、、、


ぐったりしたつくしを満足げに見ていたが、鼻唄混じりに、つくしの書いた詩を手に取ると、、、



「つくし、起きて♪ チュッ♪」


朝の儀式(?)の身支度を済ませ、スタジオに籠る二人、、、



「乾杯の歌は、明日から録音に入るよ♪


で、このつくしの詩だけど、二人で唄いたいんだ♪


こんな風な曲想でね♪」


類が、ピアノで奏でる曲に合わせ、自然に歌い出すつくし、、、


いつの間にか、二人で唄い、見詰め合う、、、


「わあ! 類、素敵な曲をありがとう♪」


「俺こそ、ありがとう♪


素晴らしい歌詞で、俺、ドラゴンになった気分♪


つくしが側に居てくれると、俺、何でも出来る気がする!


いや、本当に何でも出来ちゃう!


だから、俺から離れないで、いつも側に居て♪


チュッ♪」


「はい、類こそ私を離さないでね♪」


「ん! 俺達、互いにベタ惚れだね♪


チュッ♪」




遅めのランチをとっていると、、、


「類様、つくし若奥様、若奥様のご両親様達が、しばらくフランスに滞在なさるそうです。


花沢邸がお気に召したようでございますよ♪


確かに、あちらの方が、湿度も低く、お祖父様にはより快適でいらっしゃいますでしょうね♪


そのお祖父様から、伝言をお預かりしております。」


「おっしゃることは、分かっているよ♪


《曾孫はまだか?》でしょ?」


「・・・お祖父様ったら〃〃〃」


「じゃ、ベッドに行こうか!」


「えっ、類~〃〃〃」


「昼寝だよ、昼寝♪」


《その前に、つくしを可愛がるけどね♪》


《スタミナドリンクをお部屋の冷蔵庫に冷やしてございますよ♪


今晩は、お部屋にお食事を運ばせましょう♪》


つくしちゃん、いえ、つくし若奥様、今晩も喉のお手当てに蜂蜜が必要になるようです、、、

その歌声で21


「O.K. やっぱつくしの歌声は最高だよ♪


あとは、編集して、、、」


「はあ、本当に私の歌で大丈夫?


私の歌のせいでワインが売れなかったらと、心配で、、、」


「逆に売れ過ぎて、困ると思うよ♪


ワインのボトルは、このつくしの手の写真を使うよ♪


つくしの手が、ワインボトルを持っているかのようなデザインにして、、、


いかにも《どうぞ》って感じに仕上げるんだ♪」


「わあ♪ 素敵~♪」



「そろそろ、見本が届いて来る筈、、、


上に上がろ♪」





「類様、田村が、広告代理店の者を連れて、控えております。


それから、婚約のお祝いが続々と届いております。」


「ん、つくし、俺達の部屋で待ってて♪


打ち合わせは、すぐ済むから、、、」


「では、つくし若奥様、お茶をお持ち致しますね、、、」



「若奥様って〃〃〃


ふふ、くすぐったい♪」




「つくし、お待たせ♪


あれ? 寝ちゃった?


クスッ、可愛い過ぎ、、、


俺も眠たい、、、Zzzzzzz、、、」




あれ? 類~♪


私達のことや、プロジェクトのことで、お疲れなのね♪


そっと、寝かせておいて、、、





《私のドラゴン》


天駆ける 私のドラゴン♪


歌ってよ、


リボン銀河の星の詩♪



私を乗せて 羽ばたいて♪


連れてってよ、


宇宙(そら)の彼方 永遠(とわ)の園♪



目を閉じて シルバードラゴン♪


風に乗って、


何処までも 二人一緒に♪




どこまでも 羽ばたくよ♪


君を乗せ


リボン銀河の星の海♪



君に唄うよ 永遠(とわ)の愛


二人で眠る


リボン銀河の果ての果て




二人で眠る


リボン銀河の果ての果て

その歌声で20



「じゃレコーディングに向けて、通しで歌って♪」





「O.K. ♪ じゃ、休憩してて♪


俺のヴァイオリンを先に仕上げるから」




う~ん、、、


何度聞いても、類のヴァイオリンって、素敵~♪♪♪




さて、そろそろ田村が持ってくる頃、、、


「つくし、上がるよ♪」




「類様、書類をお届けにあがりました♪


ご署名頂いたら、すぐ提出するようにと、命を受けております♪」


「そっ♪


じゃ、つくし、書いて♪」


「ひえ~、


本当にお父様達、書いちゃってる!?」


「ほら、田村が待ってるから、早く!」


「えっ! あっ、はい、、、」


「ハンコ忘れないで!」


「えっ!あれ?


このハンコ!?」


「千恵子ママから預かった、あんたの実印だよ♪」


「え~、もう、皆、用意周到!」


「違うでしょ♪


用意万全でしょ♪」


類が、サラサラ署名押印する、、、


田村が漆塗りの箱に納め、花沢の家紋の刺繍が施された絹布で包み、恭しく掲げた、、、


「それでは、田村が責任を持って届け出て参ります♪」


「ん!よろしく♪」





無事入籍の手続きが済んだと、田村から連絡が入り、、、


「つくし、これ着けてて♪」


「類、これは?」


「うん、俺のベビーリングを鎖に通したもの♪


結婚指輪は間に合わないから、それまで、これ着けてて♪


つくし、俺の妻になってくれてありがとう♪」


「類~、ずっと離さないでね♪」


「馬鹿だな♪」


「「「「俺が(類が)、つくし(ちゃん)を離す訳がない!!!!」」」」


「・・・・・〃〃〃」




「昨日、来るなって言ったのに、やっぱ、来ちゃったか!」


「当たり前だろ!」


「入籍祝いしないとな♪」


「「「つくしちゃん、今日は入籍おめでとう♪」」」


「ありがとうございます!


昨日も今日も、お祝いして頂いて♪」


「俺ら、基本、お祭り好きだから、


何時でも呼ばれるよ♪」


「呼ばれなくても来るよね!」


「類、お前なっ!」


「おいおい、お静かに♪


類、今晩だろ? 婚約発表は」


「うん、日本で夜中の0時に発表する、、、」


「それまで、飲み明かそうぜ♪」


「え~、ヤダ! 皆帰りなよ」


「おまっ! 相変わらずの愛想の無さだな!」


「それが類だろ♪」


「だな♪」


F3は、類の無愛想など、平気でスルー、、、




「じゃあ、婚約に続き、入籍おめでとう♪ そして、正式婚約発表おめでとう、、だな♪」



「次は、婚約披露パーティ、結婚式、結婚披露パーティ、、、だな」


「忙しいな♪」


「なんで、あんた達が忙しいのさ!


忙しいのは、俺とつくしだよ♪


プロジェクトも抱えているし、、、」


「婚約のニュースが流れれば、外出も儘ならないだろうから、プロジェクトに専念出来んじゃね?」



「そうだね♪

今回のプロジェクトは、かなり自信があるんだ♪


楽しみにしててよ♪」