俺達が知らなかったこと5
類の愛の告白に、顔を紅く染めて、、、
つくし「最後の質問です!
もし、自分の命が、あと1週間だとしらどうしたい?
ねえ、どうしたい?」
司「どうして、そんな質問ばかりするんだ?」
つくし「う~ん、たまたま雑誌を見ていたら、こんな質問コーナーがあったの♪
貴方達だったら、どんな答を出すのかな~って思ったから!」
総二郎「へ~、それって、いつも俺達を意識しちゃってるってことじゃね?」
つくし「え~!?
そうなの?
そうなのかな~?」
あきら「そうなんだよ!
なんのかんの言っても、牧野の心の中に俺達が住み着いてんだな!?」
つくし「う~ん、あまり嬉しく無い見解だけど、まあ、そういうことにしておいてもいいよ!?」
類「つくしの心に居るのは、俺だけでいいんだけど、、、」
つくし「る、類、、、〃〃〃」
類「つくしは、俺のこと嫌い?」
つくし「ま、まさか!」
類「じゃ、俺のことなんて、なんとも思ってない?」
つくしは、ブンブン首を横に振ります!
ニッコリ笑った類、、、
類「じゃあ、俺のこと好きなんだ♪
嫌いじゃないし、なんとも思ってないでもないし、、、
だったら、好きってことだよね♪
俺としたら、『好き』より『愛してる』が良いんだけど、今は『好き』でもいいや♪
そのうち、『愛してる』って言わせて見せるから♪」
《類、やりやがったな!
しかも、俺達の目の前で!
宣戦布告しやがった!
まあ、俺達も黙って見ちゃいないぜ!
覚悟しろよ!
だが、悔しいが今のところ、類が100歩ほど先行しているがな、、、》
pupupupupupu、、、
つくしの携帯が、、、
つくし「あっ、私、えっ?
はい、分かった!」
つくし「私、行かなくちゃ!
あっ、最後の質問は、よ~く考えて、1週間後に答えて頂きます!
オチャラケは無しよ!」
類「俺も行く!
車で送って行くから♪」
つくし「う~ん、じゃあ、お願いします?〃〃〃
親戚のお客様で、かなり変わり者らしいから、あまりお待たせしてはいけないかも、、、
じゃあ、またね♪」
「「「おう!」」」
つくし「あっ、類、ここで降ろして!?」
類「あい」
いつものように、降りて家の前まで歩いて送ろうとする類、、、
つくし「あっ、類、今日はこのまま降りないでね」と、さっさと降りてしまうつくし、、、
ちょっとがっかりした類でしたが、、、
閉じたドアの窓ガラスを、つくしが軽くコンコン叩くので、類は体を伸ばしてウィンドウを下げると、、、
つくし「送ってくれて、ありがとう♪
類、大好きだよ♪〃〃〃」
駆けていくつくしを 見送る類、、、
顔を紅く染めて、ドキドキニヤニヤ、、、
「俺、ものすごく嬉しい、、、かも、、、」
「類様、良うございましたね♪
つくし様のように素晴らしい女性に思われて、、、
あんなにお優しい方は滅多にいらっしゃいません!
本当に良うございました♪」
《帰ったら、花枝さん達に教えてあげないと、、、
花枝さんから類様のご両親に伝えるでしょう、、、
ご両親もさぞかしお喜びになるでしょう♪》