(続10)この子猫の子子猫のつくし
滋「つくし~~♪」
つくしめがけて突進してくる滋の前に立ちはだかったのは、子猫のルゥルゥ、、、、、を 盾のように両腕で突き出している類!
キキキッーとブレーキが掛かり、ルゥルゥの前で止まる滋、、、
滋「あ~、ルゥルゥ♪
会いたかったよ、ルゥルゥ♪
おいで♪」
「にゃあん」と滋に甘えるルゥルゥ、、、
桜子「つくし先輩~
何故、こちらにずっと?」
優希「ご両親も進君も、昨日からこちらにお泊まりしていらっしゃるとか!?」
滋「滋ちゃんもお泊まりしたい!
ううん、泊まるからね!
お泊まりセットも持ってきたし♪」
桜子「え~!」
滋「大丈夫♪
桜子の分もちゃんと準備してあるよ♪」
花枝「まあ、類様、賑やかになって宜しゅうございますね♪」
類「ウザ!」
花枝「つくし様が、あんなに喜んでらっしゃいますよ!?
つくし様のお友達に無愛想になさると、つくし様が悲しまれますよ!?」
類「牧野パパ、ママ、進は、一緒にいると楽しいけど、こいつらは煩くて、邪魔!」
つくし「類~♪ 今日、パジャマパーティしても良い?」
必殺の上目使いで可愛くお願いするつくし、、、
類「もう、つくしってば可愛い過ぎ~♪
しょうがないなあ、チュッ♪してくれたら良いよ!?」
つくし「類、大好き~、チュッ♪」
優希《ふ~ん、つくしったら、しっかり類さんの操縦法をGETしているんだぁ♪》
類「今晩は、ルゥルゥと一緒に寝るから、夜、ルゥルゥの様子を見にきてよ♪」
つくし「はあい♪」
桜子《ああ、ルゥルゥに託つけて、つくし先輩を捕まえるつもりですね!?》
滋「着ぐるみパジャマを持ってきたよ♪
勿論、つくしのも♪
つくしは、今回はバンビね♪
桜子はハリネズミ、優希はカエル、滋ちゃんはカッパだよん♪」
桜子「なんか、つくし先輩ばかり、可愛いいのって!?
それに、どうして私がハリネズミなんですか~!?」
滋《今の桜子が、めちゃトゲトゲのハリネズミとは、口が裂けても言えないわ!》
つくし「わあ、桜子、このハリネズミ、可愛いい~♪
ドレッドヘアみたいで、カッコいいし♪」
桜子「えっ、そ、そうですか♪
可愛いくてカッコいい!?
まさに私にピッタリですわね♪」
つくし「滋さん、次は私もハリネズミをお願い~♪」
桜子「まっ! つくし先輩とお揃いになるんですね♪
じゃ、大事に着なくては♪」
優希《つくし、ナイス♪
と言っても、本気で思っている事を喋っているだけでしょうけど!?
だからこそ、つくしは最強で最高♪》