愛は惜しみ無く奪い与える35
二人がイチャイチャ歩き去るのを、呆然と見送る三人、、、
「なぁ、あきら、今、子供って言ってたか?」
「ああ、類達二人の子供って言ってたぞ!?」
「ば、馬鹿言うんじゃねぇ!
あんな清純な俺のつくしちゃんが
類の子供を産むはずがねぇ!」
「馬鹿は、司、お前だよ!
1つ、つくしちゃんは類の奥さんで、お前のじゃねぇ!
2つ、つくしちゃんは、類にしっかり毎晩ヤラレてるから、子供が出来たんだ!
3つ、あの様子じゃ、二人目もすぐ出来るぜ!
4つ、だから、お前の付け入る隙はない!
5つ、あきらめろ!
6つ、あきらめろ!
7つ、あきらめろ!!」
「そうだな、司、お前は、あからさま過ぎるぞ!
気をつけて自制しないと、類の逆鱗に触れるぞ!?
今の類なら、道明寺を潰すことも簡単に出来るからな!」
「〃〃〃お、俺様が、そんな縦縞なことを、企むもんかよ!〃〃〃」
「とにもかく縦縞ならぬ邪な横恋慕は、止めろ!」
類の奴、他の奴に奪われないように、さっさと既成事実を作ったな!?
さすが策士の類!
しかし、子供を産んだとは思えないプロポーションだな、つくしちゃん♪
逆に子供を産んで、艶かしくなったよな~♪
はあ、なんで類が先に出会ったんだろう、、
いやいや、例え、俺達が先に出会ったとしても、つくしちゃんは、類を選んだろうな、、、