俺達が知らなかったこと22
つくし「類、起きて~、類~♪」
類「う~ん、アンジュ、ちょっとここに来て♪」
つくし「え~、またぁ♪
はい、チュッ♪ 起っきして~♪
きゃ~♪」
類「ここが、起っきしたから、ご褒美頂戴♪」
と、固く起きたものを、擦り付ける、、、
つくし「ダメ、皆が、、、あ、あん♪」
類「アンジュ、可愛いい♪
もう1回させて!?」
と、つくしに容赦なく突き立て、啼かせる類、、、
モーニングルームで、、、
類「おはよう♪」
進「おはようございます♪」
瑠璃「おはよう♪
アンジュちゃんは?」
類「意識飛ばして寝てる♪」
進「・・・・・」
聡「おいおい、アンジュちゃんを壊すなよ!?
全く朝からご機嫌だと思ったら、、、」
自分のお皿に、ハムやスクランブルエッグ、苦手だったブロッコリーを盛り付けている類、、、
瑠璃「類、貴方、いつから朝にそんなに沢山食べるようになったのかしら?
それに、いつ、ブロッコリーを食べるようになったの?」
類「ちゃんと朝食べないと、アンジュが口を聞いてくれないからね♪
ブロッコリーを食べると、ご褒美にアンジュがキスしてくれるんだ♪」
瑠璃「ふ~ん、その手があったのね!?
貴方! ピーマンを召し上がったら、ご褒美を差し上げましてよ♪」
聡「そ、そんなぁ、、、
はあ、アンジュちゃんって可愛いい顔して、実は凄腕なんですね♪
瑠璃とアンジュちゃんにタッグを組まれたら、何でも言うことを聞いちゃいますよ♪
花枝、夕食にピーマンを出すようにシェフに伝えてください♪
類に負けずに、愛しい人のキスをゲットしなくては♪」
瑠璃「ま、貴方ったら♪〃〃〃」
ドギマギしている進と、シレッとスルーの類、、、
類「スタン、今日から田村の下で学んでもらうよ♪
スタンにとって、秘書の仕事では物足りないかもだけど、花沢の全体を知る一番の早道だから、よろしくね♪」
進「いえ、俺こそ、よろしくお願いします、、、
夢だったんです!
類さんと姉ちゃ、アンジュが結婚して幸せになってもらうこと、俺が類さんのところに入社して、少しでも類さんとアンジュの力になること、、、
アンジュには、甘えてばかりで、迷惑の掛けっ放っしだったから、、、」
瑠璃「アンジュちゃんの人柄が素晴らしいのは、知っていたけど、弟さんのスタン君も素晴らしい人柄なのね♪
きっと牧野のご両親の育て方が、素晴らしかったんでしょうね♪
出来れば私達のところで、暮らして頂ければ良かったのに、、、」
進「とんでもない!
そんなに甘やかしたら、折角自立して頑張ってるのに、元の木阿弥になりかねません、、、
それに、セキュリティを考えると、本人達にもアンジュの為にも、今の状態が一番良いのです、、、」
類「アンジュやスタン、ノーザン伯爵、牧野じゃない槇田夫婦、全員のセキュリティを考えての現在の状態だよ、、、
父さん達も、会話には気を付けて
父さん達、そろそろ出掛ける時間でしょ?
田村が迎えに来るから、スタンも先に行ってて♪
俺は、インフルエンザ上がりと言うことになっているから、もう少しゆっくり出社するよ♪
ごちそうさま♪
アンジュの様子を見て来るよ♪」
瑠璃「きっと1時間は、部屋から出てきませんわよ!?」
聡「長年の想いが叶ったんだ、大目に見ようじゃないか!?
それに、新婚なんだし、後継ぎが早く産まれれば、万々歳だよ♪」