ハロウィンの魔女達1
ここは、魔法の国、、、
魔法の鏡を覗く魔女が、一人、二人、三人、四人、、、
滋「鏡よ、鏡、この世で一番美しいのは、誰?」
桜子「そんなの聞くまでもないですわ!
一番美しいのは、私に決まっていますもの!
ってか、違うでしょ!
人間界を覗くんです!」
優希「今日は、人間界ではハロウィンという楽しいイベントの日、、、」
つくし「ハロウィンって、どんなもの?
美味しいの?」
桜子「どうして、いつも食べることばかりなの?
こんな子が、No.1魔女だなんて!」
つくし「えへ、そんなにいつも怒ってると、シワが出来ちゃうよ♪
笑った桜子は、この世で一番美しいのに♪」
桜子「つくし~♪
貴方は正直者で可愛いいわ♪」
滋「つくしの可愛いさは、犯罪級だもん♪
つくし~♪
チューしよっ♪」
つくし「きゃ~、優希、助けてぇ~」
優希「皆、ハロウィンに行くなら、もう用意しなくちゃ♪
1年で唯一、素のままで人間に混ざることの出来る日よ♪」
滋「おっと!
素のままとはいえ、ドレスアップはしなくちゃね♪」
桜子「滋お姉様、ちょっとセクシー路線で行きましょう♪」
滋「滋ちゃんは、パンダの着ぐるみを着たかったのにぃ~」
優希「・・・・」
桜子「あ~、もう!
私が皆の分もやります!
滋お姉様は、白雪姫の継母の魔女、
優希お姉様は、白雪姫、
つくしお姉様は、黒猫ジジ、」
滋「で、桜子は?」
桜子「え~と、魔女の宅急便のキキ、、、」
滋「狡い、狡い!
滋ちゃんも、つくしとペアになりたい~」
優希「滋お姉様!
それは、滋お姉様は、私ではご不満ということですか?」
滋「! うっ、ちがっ、違いますです!」
実は、一番大人しそうな優希が、一番沸点が低く、怒ると暴走魔法を勝手に発動してしまうのです、、、
優希の地雷を踏むことが多い滋は、優希の暴走魔法で、黒焦げ寸前になったり、ケンタッ○ーのおじさん人形にされて、一晩中店頭に放置されたり、怪獣の出てくるテレビに閉じ込められて、怪獣に追い掛けられたり、散々な目に遭っているのです、、、
つくし「優希の白雪姫って、可憐で可愛いいにゃん♪
滋お姉様の魔女も、王様を虜にしたお色気ムンムン、素敵にゃん♪
桜子お姉様の魔女って、綺麗なだけじゃなく、きゃわいいにゃん♪
だから、早く出発するにゃん♪」