俺達が知らなかったこと3
つくし「じゃ次は、道明寺ね!
何を持っていく?」
つくしちゃんに無視されたと、臍を曲げていた司、、、
思いがけず、つくしちゃんに質問されて、嬉しくて嬉しくて、、、
司「お、俺は、、、
俺様専用の衛星電話だ!
道明寺でいくつか衛星を打ち上げているから、何時でも何処でも連絡出来るんだぞ♪」
一同、思わず溜め息を、はぁ~
司「何だよ!
何か文句あるのかよ!?」
つくし「う~ん、非常に道明寺らしいと言えるんだけど、、、
確かに現実的であるのだけど、ちょっと趣旨とはズレている、、、かな?」
ズレているって、何処が? と考え込む司、、、
類「じゃ、俺の番だね!?
俺は、何も要らない!
つくしが側に居てくれれば、何も要らないよ♪」
司「類、てめえ、無人島には自分一人何だよ!
つ、つくしを連れて行くんじゃねえ!」
つくし「ちょっと、道明寺!
誰が、つくしって呼んで良いって言った!?
勝手に名前を呼ばないでよね!」
《おいおい、突っ込むとこは、そこなのか!?》
類「司、つくしって呼んでも良いのは、俺だけだよ♪
ねっ! 俺のつくし♪」
つくし「る、類~〃〃〃」
ゴゴゴゴ、、、
雲行きが危うくなってきたので、すかさず方向転換、、、
総二郎「そ、そんな事より、無人島に1つだけの話はどうなってるんだ!?」
類「だって、無人島に一人で行くなんて決まりは、言われて無いじゃん?
皆、勝手に思い込んでるじゃん!
俺は、何時だってつくしと一緒が良いの♪
つくしから離れないし、つくしを離さないよ♪」
つくし「る、類~♪〃〃〃」
又も、青筋を立てている司を押さえ込みながら、顔を見合わせ溜め息をつくあきらと総二郎、、、
《やられたな!
類の策士振りには、敵わねえな!》