つくしちゃんと7人の仲間達23
4階のボス、、、
μ「あら裃の礼装♪ 素敵~♪♪」
「ほほう♪ このお嬢ちゃんは、男を見る目があるのう♪」
φ「μ! 余所見しちゃダメ!
μは、俺だけを見ていればいいの!」
μ「ん? キャー、φ、素敵~♪
φって、和服も似合ってる~♪
いつの間に着替えたの?」
φ「そう言うμの振袖姿も最高だよ♪」
μ「あれあれ? 私、いつの間に着物姿に?」
φ「後は、はい、これ、襷だよ♪」
μ「じゃ、やっぱり?」
φ「だね♪ 百人一首のようだ、、、」
μ「わあ、ζもθもνも綺麗~♪」
ρ「おいおい、俺達は誉めてくんないのかよ!?」
μ「うん、素敵、、、かな、、、」
χ「φの時と、すげえ温度差じゃねぇ?」
θ「ρ達は、私達が誉めて差し上げますわ!
ホント!何をお召しになっても憎いほど様になって らしゃいますわ♪
ねっ、ν♪」
ν「・・・〃〃〃」
ζ「τ、素敵~、惚れ直しちゃう~♪」
τ「・・・〃〃〃」
χ「君達も、素敵だよ♪」
「こらこら、仲間同志、仲が良いのはわかったから、早く持ち場に着きなさい!」
μ「キャー、コワコワ♪
あっ、φ、例のもの、お願い♪」
φ「ん、はい、ハチマキ♪」
μ「これこれ、これを絞めると力が湧いてくるの♪」
τ「お、俺も、μと同じのを寄越せ!」
μ「和服礼装を身に付けているのに、礼儀がなってません!
寄越せじゃなくて、くださいでしょ!?」
τ「う~、く、ください!」
φ「クスッ、良くできました!
はい、ハチマキ!」
τ「これ、μと同じじゃねえぞ!」
φ「μとお揃いの白は、俺に決まってるでしょ!」
ζ「τは、私とお揃の赤だよ~ん♪」
「始めますよ!
出でよ、我が僕(しもべ)達!
僕達よ、持ち場に着くのじゃ!
よし! では、読むぞ、、、」
ρ「ちょっと待ったあ!」
「なんです?
まだ イチャイチャしたりんのかね?」
ρ「じゃなくて、ボスが詠み手では、俺達に不利益かも、、、
俺とボスとが交互に詠むのが公平でしょうね!?
8人対8妖魔の対戦でどうですか?」
「よろしいですよ、じゃ、今度こそ始めますよ♪
『む、、、』」
μ「ハイッ!」
ρ「さすが、μ、早いな!
次は俺が詠むぞ! 『せ、、、』」
φ「ハイッ!」
しもべ「なんかズルしてんじゃないか?
一文字だけで札を取れるなんて!?」
χ「おめえら、レベル低いな!
一文字で決まる札を知らないなんて!」
ボス「さあ、次!
『あ、、、』」
μ「ハイッ!」
ρ「これは、決まり手の札じゃないぞ!
山勘か、μ?」
μ「うふふ、、、」
φ《山勘じゃ無いんだな~
μも俺も聴覚が鋭いから、次の音の前触れを聞き分けることができるんだよ♪》
(←これホントの話! )
この調子で、圧倒的に勝ったφチーム、、、
ボス「はあ、おい、しもべ達!
お前らは、鍛え直しだ!」
ρ「じゃ、俺達、進んで良いですか?」
ボス「フム、アッパレじゃ!
先に進むが良かろう♪」