2017類Birthday5
滋「O.K.♪
滋ちゃんに任せなさい~♪
ついでに、司の幸せも滋ちゃんにお任せだよ~♪」
優希「桜子、つくしが到着しました!
合図して頂ければ、つくしを送り出します!」
桜子「合図は、『愛のパワー、恐るべし!』です」
ジェットを降りてきたつくし、、、
つくし「優希! 来てくれたの!?
ありがとう!」
優希「さあ、早くリモに乗って♪
親友が半年振りに帰国してくるのだから、お迎えは当然でしょ!?
あっ、つくし、髪の毛を少し直すね♪
ちょっとパウダーも!
よし! つくし、とっても綺麗よ♪
自信を持って、類さんに会いに行ってね♪」
つくし「優希、本当にありがとう♪
大好き、優希♪」
優希「私もつくしが大好き♪
類さんと結婚しても、たまには一緒にお出掛けしてね♪」
あきら「ほら、類、着いたぞ♪」
総二郎「滋が待ってるぞ!
そこのカートに載って皆で、、、って!?」
類「ちょっと、邪魔! 退いて!」
滋「あれ~!?
SPを降ろして自分で運転して行っちゃったよ~」
あきら「俺達も行くぞ!」
総二郎「俺も自分で運転する!」
滋「じゃ、滋ちゃんも運転して行こうっと♪
和也君は、SPと歩いて来てね~♪」
桜子「どうやら、逸る気持ちのまま、花沢類さんはご自分で運転していらっしゃるようです!
って、もう着いちゃいましたね、早っ♪」
類「つくしは?
つくしはまだ?
って、なんであんたが先に着いているの!?」
桜子「そんな怖い顔で睨んだら、お教えしませんことよ!?
それに、いつになったら、桜子と言う名前を覚えて頂けるのですか?」
あきら「桜子、諦めろ!
類にとって、女性は、牧野つくしと牧野つくし以外の2種類しか居ないんだから!
それにしても、類、満足に食って無かった筈なのに、どこからそんなパワーが出てくんだ?」
総二郎「牧野に関する時は、3年寝太郎も特別なパワーを出すんだな!?」
桜子「愛のパワー、恐るべし!」
類「煩いよ、皆!
あっちに行ってよ!」
総二郎「やだね! 最後まで見届けさせてもらうよ♪
最後と言っても、ベッドまでは付いていかないから、安心、、、」
類「つくし! つくしだっ!」
つくし「類~♪」
白のハイウエストのシフォンのワンピース、切り替えにはサテンのリボンがあしらわれ、背中に長く流されている、、、
髪の毛には共のリボンが編み込まれていて、つくしが歩くとヒラヒラとリボンと裾が翻って、まるで妖精のよう、、、
ロビーにいる全員が、つくしに見とれる中、類がつくしに駆け寄ります♪
この世に二人しか存在しないかのように、抱き合う二人♪
類「つくし、つくし、愛してる!
ずっと俺の側に居て!?
いや、ダメと言っても離さない!
覚悟して!!」
つくし「類、類、愛してる!
類を愛してるの♪
類の側に居たい!
類の側が良いの♪」
類「すぐ、結婚しよ♪
つくしを俺のものにしたい♪
良いよね!?」
つくしが、紅く頬を染めて頷きます、、、
とたんに沸き起こる喚声とおめでとうの嵐!
びっくりして周りを見回し、初めてギャラリーに気が付くつくし、、、
体中を真っ赤にして、恥ずかしがって類の胸に顔を埋めるつくし、、、
そんなつくしを大切に抱き締めて、周囲にニッコリしてみせる類、、、
ギャラリーから悲鳴が上がり、空港はそれはもうお祭り騒ぎ、、、
騒ぎも何処吹く風と、類はつくしの顎にそっと手を添えて、仰向けさせると、愛しさを込めたキスを贈ります、、、
段々深くなるキスに翻弄され腰砕けになったつくしをさっと抱き上げると、SPの運転するカートに乗って、待機中のリモに向かいます、、、
桜子「ふ~、百聞は一見に如かず、、、まさにこの言葉通り、、、
世紀の恋の成就にもう語る言葉はございません、、、
此にて中継を終わります♪」