花嫁は誰?11
類が、運転手に入籍の手続き命じて、、、
類「じゃ、運転手が戻ってくるまで、つくしの部屋を見たいな♪」
つくし「へ? 変なことしないでよ!?」
類「変なことって?
愛する妻を可愛がるのは、夫の権利だよ♪」
つくし「キャー、親が居るのに止めてよね!?」
類「煩いよ、つくし!
つくしが声を我慢すれば良いだけでしょ♪」
つくし「な、何言っちゃってんの、、、
あっ、止めて~~」
つくしを抱き上げて、、、
類「じゃ、しばらくつくしの部屋で寛がせていただきます♪」
千恵子「ホホホホ、若いって良いわねぇ♪
可愛いい赤ちゃんをお願いしますよ♪」
類「お任せください♪」
つくし「ちょっと、何すんの~?
下ろして、おろせ~~」
類「煩い!
これ以上騒ぐと、ここで抱くよ!」
ピタッと黙って、真っ赤になるつくし、、、
類「良い子だね♪
ご褒美、たくさんあげようね♪」
類がつくしの部屋に入っていきます、、、
千恵子「貴方、花沢さんにお電話しないと、、、」
晴男「そうだね!
先程、態々フランスからいらしてくださったんだ、、、
泊まってくだされば、今のシーンを見て頂けたのに、、、
兎に角、早く入籍のお知らせをしないと♪」
「旦那様、花沢様から御電話が、、、」
千恵子「まあ、なんと良いタイミング♪」
晴男「お電話代わりました、牧野晴男です。
先程は、態々お訪ねくださり、ありがとうございました、、、
花沢さんからお聞きしておりましたが、若者達の突っ走りに、些か驚かされました!
打ち合わせ通り無事入籍いたしました事、ご報告申し上げます、、、
じゃじゃ馬なつくしが、あっと言う間に調教されたようで、流石 、花沢瑠偉様です!
少し早い気もしますが、二人の様子では、直ぐにでも子供が産まれてきそうで、、、
つくしのこと、呉々もよろしくお願いいたします♪」
花沢の運転手が戻ってきても、部屋に籠ったまま、またも亜空間で、つくしを啼かせ続けながら、、、
類「つくし、明日は学園に行くよ♪」
つくし「あん♪ いぃぃ~!!!」
類《数日分は、ここで可愛がってからだけどね♪》
*****
類「おはようございます♪
昨日は泊めて頂き、ありがとうございました♪」
千恵子「そんな他人行儀はダメですよ♪
二人は結婚したんですから、何時でも泊まってくださいな♪
なんなら、こちらで暮らします?」
晴男「おお、良い考えだ♪」
進「いや、花沢邸の防音の部屋に帰ったほうが良いと思うよ♪」
類「あれ? 聞こえてたんだ!?」
進「帰って来てみれば、いきなり入籍しちゃったとか、花沢の運転手が戻ってきても部屋から出てこないとか、、、、
可哀想に、運転手は夜遅くまで待った揚げ句、空振りでスゴスゴ帰っていったよ、、、
おまけに、向かいの部屋からは猫の鳴き声みたいなのを、一晩中聞かされ放し、、、」
類《ふふ、わざと声を聞かせるようにしたんだ♪
大成功♪
だって、あの声が聞こえたら、邪魔出来ないでしょ?》
つくし「・・・〃〃〃」
類「あれ? なんで防音工事のこと知って んの?」
千恵子「花枝さんから、工事終了のお知らせを頂いてたのですが、お邪魔してはいけないと思って♪」
類の膝の上で、朝からクッタリしているつくしに、類が甲斐甲斐しく朝食を食べさせます♪
つくし《あれが、たった一晩のことだったなんて!?
何日も続いてたような、、、》
類「つくしは、感度が良いから、啼き疲れちゃってるんだね♪
つくし、あ~んして♪
次は、ホットミルクだよ♪
ちゃんと栄養摂って、夜に備えてよ♪」
逆らう気力もなく、類の成すがままのつくしに、進も両親も呆れるやら、ニヤニヤ笑いするやら、、、
類「今日は、学園でつくしの名前変更します、、、
俺も、瑠偉から類に変更します♪
で、今日から花沢邸で暮らしますので、いつでも遊びにいらしてください♪」
千恵子「そうだわ! 荷物が届いていたんだわ!
貴方達が起きてきたので、部屋に運ばせておいたわよ♪」
類「ありがとうございます♪
じゃ、着替えてこようね♪」
つくしを抱き上げて部屋に戻る類、、、
進「なんか凄いの一言だね!?
花沢瑠偉さんいや、類さんって、なんの情報も出て無かったよね!?
あんな王子様みたいな人が、今まで話題にならなかったなんて、余程情報操作を上手くしていたんだね!?
その王子様が、姉ちゃんにゾッコンだなんて!」
晴男「うちのつくしは、世界一可愛いいぞ!
瑠偉君、いや、類君が、ゾッコンになるのに、なんの不思議があるもんかい!」
千恵子「そうよ! つくしは私に似ているの♪
私の若い頃は、モテてモテて大変だったんだから♪」
進「ヘイヘイ、俺、先に学校に行くよ、、、
姉ちゃん達と一緒の車は勘弁~♪
いってきまあす~♪」
類「つくし両手を上げて?
うん、このワンピース、良く似合うね♪」
つくし「類~、なんで?
制服は?」
類「ん? 俺とペアのデザインだよ♪
今日は、学園にも俺達の結婚報告をするから、これでね♪
ほら、俺達、新婚さんだよ♪」
つくし「うわあ、類、王子様みたい♪」
類「つくしは、お姫様、俺だけのお姫様だよ♪」
白いスーツの類と白の総レースのワンピースのつくし、、、
結婚式の二人を想像させるペアルック♪
チョーカーのレッドダイヤとお揃いの指輪がつくしの指に♪
類「つくしは肌が白いから、このレッドが良く似合うね♪」
類《今晩は、赤いシーツの上で啼いてもらうよ♪》
花沢の白いリモが校門に着き、類が降りると、黄色い声が、、、
類「煩いよ!
さっ、おいで、つくし♪」
つくしが、類のエスコートでリモから降りると、類を待っていた3人の男達が、、、