目で足し14
そして、年月が過ぎ、類が日本の花沢邸に戻ってきた、、、
勿論、つくしを伴って、、、
だが、つくしの心には、類にも言えない辛い想いが根を生やしていた、、、
静「う~ん、つくしちゃんは、本当に可愛いいわね♪
大好きよ♪
でも、何時までたってもお子ちゃまでは、男性に飽きられるかも、、、
もう少し女性らしくなれば、、、
と言っても、体つきがまだお子ちゃまバージョンでは、仕方が無いわね?
でも、大丈夫よ、その内、ちゃんと出るところは出て、括れるところは括れてくるから♪
類君も満足するような女性になれるからね♪」
静の悪意の無い言葉が、鋭い棘となって、つくしの胸に刺さっていた、、、
《静お姉さま程、綺麗な女性に会ったことが無いわ、、、
綺麗で優しくて、おしとやかで、、、
皆が、憧れ、見とれる女性、、、
私のような、煩くて子供っぽいお転婆なんて、類には相応しく無いわ!
静お姉さまのような人が、類には相応しいんだわ、、、
何時までも、類にまとわりついていてはいけないんだわ、、、》
いえいえ、つくしちゃんの元気で明るい笑顔、華奢で可愛いい容姿に見とれる人々が一杯いますよ♪
誰よりも人を惹き付けて止まない魅力に溢れたつくしちゃん、そんなに自分を卑下しないで、、、
ここは一つ、類君に頑張ってもらいましょう♪
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